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JAL 国際線に含まれる日本国内区間のFLY ON ポイント積算ルール変更で海外発券は有利になるか

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JAL A359

JALでは2022年7月1日より国際線航空券に含まれる日本国内区間のFLY ON ポイント積算ルールが変更となっており、海外発券でのお得度をチェックしてみました。

国際線航空券に含まれる日本国内区間のFOP積算ルール変更

JAL国際線予約クラス

JALでは2022年7月1日より、国際線航空券に含まれる日本国内区間のマイルの積算ルールが変更となっています。

それ以前は国内線に設定されているクラス(ファースト=150%、クラスJ=110%、普通席=100%,75%,50%,30%)に基づいて積算されていましたが、7月1日からは国際線の予約クラスに平仄を合わせるようになりました。

数年前にANAが同様なことを実施した際には騒ぎとなりました。

国際線FOPボーナス

また、フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間の搭乗ボーナスFLY ON ポイントは予約クラスに応じて400FOPが付与されますが、このクラスも7月1日より変更となっており、クラスが拡大しています。

今回の積算率の変更と搭乗ボーナスFLY ON ポイントの対象となる予約クラス見直しにより、アッパークラス(ビジネスクラス)を海外発券で利用した場合にはFOPの積算が有利となる可能性が高いと言えます。

ソウル発券ビジネスクラス沖縄往復でチェック

JALソウル発券ビジネスクラス沖縄往復

ソウル発は8月29日、沖縄発は9月3日のストップオーバーを関係なく旅程を出してみました。

偶然にも7月1日より、韓国当局は日本と台湾とマカオの人向けにマルチビザ(観光の場合はC-3-9)を発給しており、1年間有効となっています。申請は領事館に出向いてすることに変わりはないため、発給制限は続きますが、頻繁に韓国に行けることも可能になり、ソウル発券ループができそうであります。

さて、ソウルから沖縄の予約クラスはCクラス、沖縄からソウルのクラスはJクラスとなっています。機材は国際線はB787、国際線はA359となかなかの機材です。

国内線はC、Jクラスですが、座席はクラスJではなく、普通席がシートマップで表示されていました。なお、アップグレードの取り扱いは以下の通り、記載されていました。

国内線区間を料金のお支払いによってアップグレートをした場合、国際線区間同様積算マイル数は元々ご購入いただいていた航空券の運賃(予約クラス)に基づきます。

ANAのように+50%アップとはならないようです。

そして、運賃は日本で約116,382円となります。FOP単価は以下のとおりです。

出発 到着 クラス FOP CP追加分
GMP HND C 1,821 1,821
HND OKA C 2,860 2,860
OKA HND J 2,860 2,860
HND GMP J 1,821 1,821
小計① 9,362 9,362
合計② 18,724
運賃③ 116,382
FOP単価②÷③ 6.22

CP追加分=FOP2倍キャンペーンで積算される追加FOP

今回の旅程ではJALが国内線と国際線で展開するFLYONポイント 2倍キャンペーンの対象期間でもあり、FOP単価はそのキャンペーンを含めて6.22円/FOPと驚異の単価であります。

JALの国内線区間はひと区間2,860FOPとANAのプレミアムクラスかと思うFOPが積算され、結構大きいかもしれません。

短距離国際線と長距離国内線

JAL network

今回のルール変更では国際線の予約クラスの積算率が高いと含まれる国内線も連動して積算率が高くなります。

特に日本までの距離の短い国際線(ソウル、台北、ウラジオストク)ではビジネスクラスの運賃の絶対額が低い一方で、国内線はおまけのように日本全国一律にアドオンとなっています。

従って、国内線では距離が長いほどFLY ON ポイントを2倍で稼げるため、有利と言えます。これは過去にもそうした要素はありましたが、2022年7月1日からのルール変更でそれが色濃くなったと言えます。

最後に

今回のルール変更にてJALのステータス修業が起こし面白くなりそうです。円安でなければ、激熱と言うくらいでありますが、FOP2倍キャンペーンが国際線でも対象となっており、メリットはありそうであります。

 

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