JALのFLY ONポイント2倍キャンペーンが開始されているのは既知でありますが、延長されました。
JAL国内線FOP2倍キャンペーン概要
キャンペーン概要は下記のとおりです。
対象搭乗期間 2022年6月8日(水)~12月31日(土)
対象条件を満たす搭乗で、FLY ON ポイントを通常の2倍積算
さらに一部対象路線搭乗では、追加で1搭乗につき500 FLY ON ポイントを積算
ボーナスFOP、各種キャンペーンで加算のFOPは2倍の対象外
キャンペーン参加登録は不要
今回のキャンペーン分のFLY ON ポイントは通常のFLY ON ポイントと同時積算
とANAが出したものよりも、ポイントが余計につくキャンペーンであり、さらに同時に積算されるため、わかりやすいと言う特徴があります。
そして、対象地区はJALマイレージバンク(JMB)会員(全地区)と言うことであり、こちらもわかりやすい設定となっています。
対象路線
対象路線は2倍積算と500FOP積算路線で、異なります。以下のとおりです。
2倍積算路線
JALグループ国内線 全路線
1搭乗につき500FLY ON ポイント追加積算路線
こちらは羽田、大阪伊丹、福岡、札幌(新千歳)、鹿児島発着の下記の路線と限定されています。
羽田発着
三沢、山形、南紀白浜
大阪伊丹発着
女満別、函館、青森、三沢、秋田、いわて花巻、山形、仙台、新潟、松本、出雲、隠岐、松山、大分、福岡、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、種子島
福岡発着
いわて花巻、仙台、徳島、高知、松山、宮崎、奄美大島
札幌(新千歳)発着
女満別、青森、秋田、いわて花巻、仙台、新潟
鹿児島発着
奄美大島、徳之島
500FOP路線は大阪や福岡発着の路線が多く、どちらかと言うと支線的路線が多くなっています。
対象運賃
JMBフライトマイル積算対象 全運賃
ANAと違い全運賃が対象となっています。当然ではありますが、特典航空券は対象外です。
注意点
欠航や機材変更を含め、実際に搭乗しなかった便・運賃はFLY ON ポイントの積算対象外
ボーナスFLY ON ポイント、JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントなど各種キャンペーンで加算のFLY ON ポイントは2倍の対象外
となっております。
積算例
では簡単に2路線でどれくらいのボーナスがつくか計算してみます。
例1 スーパー先得+クラスJで羽田から沖縄に
フライトマイルは区間マイルの85%(区間マイルの75% + クラス J 分)となり、FOPは国内線では通常2倍となるため、
836マイル×2倍+0FOP=1,672FOPとなります。
今回は2倍となり、さらに1,672FOPが追加されるので、
合計 3,344FOPとなります。
ベースで400FOPがないため、その分落ちますが、それでもかなりお得感はあります。
例2 株主割引で大阪(伊丹)から女満別に
フライトマイルは区間マイルの75%となり、FOPは国内線では通常2倍で搭乗ボーナス400FOPも対象となるため、以下のとおりです。
598マイル2倍+400FOP=F1,596OPとなります。
今回は2倍となり、さらに1,596FOPが追加されるので、3,192FOPとなります。
そして、+500FOP対象の路線であるため、3,192+500となり、
合計 3,692FOPとなります。
株主割引で400FOPがつき、さらに対象路線で+500FOPがつくため、比較的長距離路線の伊丹-女満別線ではスーパー先得の沖縄よりも良い結果となりました。
さらに国際線も延長
そして、なんと驚くことにJALでは国際線も延長となっています。国際線のキャンペーン概要を見てみます。
JAL国際線FOP2倍キャンペーン概要
キャンペーン概要は下記のとおりです。
対象搭乗期間 2022年6月8日(水)~12月31日(土)
対象条件を満たす搭乗で、FLY ON ポイントを通常の2倍積算
キャンペーン参加登録は不要
今回のキャンペーン分のFLY ON ポイントは通常のFLY ON ポイントと同時積算
と国内線と建付けは同じですが、特定路線にさらに追加積算はないようです。
そして、国際線は9月30日までの搭乗と設定が長く、夏休み需要を考えているのかもしれません。
対象路線
2倍積算路線
JAL国際線 全路線
※コードシェア便は対象外
コードシェアはさすがに厳しいところではありますが、国際線でも積算倍率が高い路線を利用すれば確実に貯まります。
対象予約クラス
フライトマイル積算対象 全予約クラス
海外発券を駆使するとかなり良いFOP単価で積算されることとなりそうです。
注意点
欠航や機材変更を含め、実際に搭乗しなかった便・運賃はFLY ON ポイントの積算対象外
ボーナスFLY ON ポイント、JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントなど各種キャンペーンで加算のFLY ON ポイントは2倍の対象外
例 エコノミーSクラスでシドニーから羽田
フライトマイルは区間マイルの50%となり、FOPはオセアニア路線では通常1.5倍となるため、
2,432マイル×1.5倍+400FOP=4,047FOPとなります。
今回は2倍となり、さらに4,047FOPが追加されるので、
合計 8,094FOPとなります。
シドニー発券で8月で往復12万円くらいなので、FOP単価は7.5円台まで下がりそうです。
もっと積算率の良いクラス(プレミアムエコノミーとか)は検索では出てこないので、売り切れか設定がまだと言うところかもしれません。
最後に
ANAの展開からかなり遅れてキャンペーンを出してきたJALですが、横並びかと思うと後出しジャンケンで良いものが出てきました。しかし、その後にANAに後出しされ、再び期限の延長と言う後出しをしてきました。
結局、待つと言いキャンペーンにありつけると傾向は大昔から変わらないようであり、懲りない面々と言ったところです。