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JALはなぜ搭乗回数に特別対応しないのか

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JAL

JALの新型コロナウィルス対策として2020年2月~7月の間に搭乗したステータスポイント(FLY ON ポイント)については特別対応として通常の2倍として対応します。一方で、JALマイレージバンクでは上級会員になる資格として搭乗回数もありますが、こちらについての特別対応は現時点ではありません。なぜか考えてみました。

JALマイレージバンクサービスステータス基準

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JALマイレージバンクではサービスステータス基準に2種類あり、下記のとおりです。

毎年1月~12月の12カ月間(暦年)に積算するFLY ON ポイント

毎年1月~12月の12カ月間(暦年)の搭乗回数

前者はANAでも採用されている仕組みであり、サービスステータスに到達するためにはFLY ON ポイントをたくさん貯めることが重要であり、搭乗する距離、積算クラス、搭乗倍率、そして運賃がキーとなります。

そして、後者については、全くではありませんが、距離や積算クラスは関係なく、搭乗回数が重要となります。

搭乗回数における同サービスの基準一覧は下記のとおりです。

ステータス 回数 FOP
ダイヤモンド 120 35,000
JGPプレミア 80 25,000
サファイア 50 15,000
クリスタル 30 10,000

会費を支払い続ければJALを含めたワンワールド便搭乗の際に、航空会社ラウンジ利用や優先搭乗が可能なワンワールド・サファイア資格が半永久的に維持できるJALグローバルクラブ(JGC)へ入会資格基準である「JMBサファイア」のステータス到達がマイル修行初心者にはねらい目となります。

FOP

JMBサファイア到達を搭乗回数で実施する場合は50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ON ポイント以上の搭乗となります。

搭乗回数修行とは言え、FLY ON ポイントも一応考えないといけませんが、同修行においては日本国内での搭乗が多くなるため、回数をこなすとそれがついてくる感じと言えます。

JALグループ便名での国内線搭乗の場合、FLY ON ポイント換算率は2倍となり、単純に考えると15,000FLY ON ポイントは1/2の7,500ポイントで十分となります。また、購入する運賃によっては搭乗ボーナスFLY ON ポイントが400または200ポイントも積算されるため、さらにその達成は加速されます。

今回の特別対応においても、JALグループ便運航の場合はFOPの積算は2倍となるため、なおさらとなります。

JALグループ便

日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアーコミューター(RAC)、ジェイ・エア

コードシェア便(国内線)

フジドリームエアラインズ(FDA)、天草エアライン

回数修行のメリット

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回数修行のメリットは下記のとおりです。

  • 搭乗時間が短い
  • 1フライトあたりの運賃が安い
  • 混雑が比較的少ない

回数修行の場合、基本的には回数であり、飛行距離が20マイルでも6,700マイルでカウントは1回であり、飛行時間が17時間よりも30分のフライトの方が割は良いということになります。

そのため、1日に複数回のフライトをこなすことができるほか、機内が狭くてもあまり気にならないため、普通席の最安運賃で購入がベストとなります。

運賃は安いものでは5,000円以下もあり、1年を通じて、回数を重ねていく場合は、月次単位でのコストも管理できるため、財布にも優しいかもしれません。

そして、搭乗時間が短く、運賃が安いルートは離島路線に多く、札幌/東京/名古屋/大阪/福岡/沖縄の各区空港を結ぶ幹線区間と比較すると時期や時間帯にもよりますが、比較的空いています。

飛行機は小型機が多く、搭乗や降機に際して時間がかからず、機内でも隣席が空いているケースもあります。

乗り継ぎ時間が短い場合は忙しない場合もありますが、のんびりとした雰囲気もありそうです。

搭乗回数に特別対応がない理由

新型コロナウィルスへの特別対応として、FLY ON ポイントの2倍を期間限定で実施するアナウンスはありましたが、搭乗回数(搭乗回数を半分にする等)の対応はアナウンスされませんでした。なぜ、アナウンスされなかった理由を考察してみました。

ANAとの横並び

AMA

ANAではJALより6日先に新型コロナウィルスへの特別対応を発表しています。内容としては同社のステータスポイントである「プレミアムポイント」の2倍積算というものです。

当初、JALが一部の上級会員にメールにて、特別対応をする旨をにおわせていましたが、ANAはいきなり先行するかたちで発表したため、それに追随し、同じ内容を出したとも考えられます。

ANAではステータス到達基準はポイントを貯める方法一択ですが、JALではポイントを貯める方法と搭乗回数の二択であるものの、横並びとしてポイント側にシフトしたのかも知れません。

離島路線への配慮

ANAとJALで相次いで、特別対応としてステータスポイント2倍対応がアナウンスされ、その是非について、色々な意見が出ています。

仮にJALで回数においても、同等の対応(半分の回数対応等)が実施されている場合、離島路線の多い、九州や沖縄ではステータスポイントを求めて、離島路線を利用する集中する可能性もあります。

現在、新型コロナウィルス影響により、減便対策を実施しており、殺到してしまうと、他にアクセス手段が厳しい路線でのライフラインとしての役割に影響をきたす可能性もあります。

平時では需要が少ないところを下支えしてくれる側面もありますが、今回のような事態ではどのような影響があるかわからないため、敢えて実施しなかったのかもしれません。

ポイントのみステータス基準一本化の布石

現在のような有事にそこまで考えているかわかりませんが、ANAと同じようにステータス基準をポイント積算のみ一本化を考えており、ポイント積算タイプに利用者を寄せているのかもしれません。

先述のとおり、ライフラインとしての役割の強い路線への影響や複数のシステムを管理するコストを考えると一本化したいのではとも考えられます。

今回の特別対応は偶然的要素が強いかもしれませんが、一本化への布石もあるかもしれません。

最後に

アイランド

回数修行は離島を巡るケースが多く、短時間ではありますが、きれいな景色を眺められたりします。

また、混雑が少ないため、のんびりした雰囲気もあり、年間を通してステータスポイントをじっくりと積み上げていく上ではマイル修行を趣味としている場合、あと何年続くかわかりませんが、回数修行は良いかもしれません。

ポイント単価先行となるとどうしても殺伐としますが、敢えて特別対応をしなかったのが良かったのかもしれません。 

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