IHGとANAが日本国内でIHG系列のホテルを展開して15年、それを記念するキャンペーンが出ましたので整理してみました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社とは
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社は1989年12月5日に設立された会社であり、資本金は8.3億円であり、名前のとおりインターコンチネンタルホテルズグループと全日空が業務提携により設立された合同会社であり、日本国内で30以上のホテルを展開しています。
あれれ、既に30年経っているじゃないかと思ってしまいましたが、2006年12月1日に組織改変があり、そこが起源となっているようです。
キャンペーン概要
会社の設立の歴史なんかどうでもよく、キャンペーンの対象やお得度がどれくらいかとt考える人は多々いると思いますので、概要をまとめてみました。
概要
日本在住のIHG®リワーズ会員かつANAマイレージクラブ会員限定であり、
IHGANAの国内の対象ホテル利用で
宿泊料金最大35%OFF
ダブルマイルプレゼント
ご飲食代15%OFF
抽選でホテル宿泊券をプレゼント
という内容です。
最後のホテル宿泊券をプレゼントは抽選なので期待しないとしても、それ以外は効果的かもしれません。
日本在住のIHG®リワーズ会員かつANAマイレージクラブ会員であれば、受けられるメリットであり、両社とも簡単に会員登録ができるため、メリットがあるかどうかは登録すれば判断できます。
今回はあまねく広くという事か、会員ベースのキャンペーンであり、ANAダイヤモンド×IHGスパイアエリートにさらなるプレミア会員メリットはないようです。
対象期間
予約可能期間:2021年9月1日〜11月30日まで
滞在期間:2021年9月4日〜12月30日まで
マイル積算期間
約1~2カ月で積算
宿泊券プレゼントの詳細
キャンペーン期間中に、キャンペーン対象ホテルにてANAマイレージクラブ会員がキャンペーン対象プランでご宿泊完了した場合のみ対象になります。
厳正なる抽選のうえ、当選者を決定いたします。 宿泊ホテルのご希望を承ることはできません。当選の如何の問い合わせにはお答えできません。
抽選は2022年2月下旬、発送は3月上旬となり、宿泊券の当選発表は、商品の発送をもって変えさせていただきます。
宿泊対象期間:2022年4月1日(金)~2022年12月30日(金)(ただしANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパは2022年9月30日(金)まで)
宿泊除外日:土曜日・祝前日・祝日・満室の日、及び施設毎に設定する除外日(詳細はお送りする宿泊券をご確認ください。)
賞品の送付先はANAマイレージクラブにご登録の「送付物お届け先住所」に限らせていただきます。
ご登録住所を変更される場合は2022年1月31日(月)までに変更をお願いいたします。
景品表示法の定めにより、本キャンペーンに当選された方は、当社が同時期に実施する他のキャンペーンに当選できない場合がありますので、予めご了承ください。
ANAホームページより
予約前に設定確認
今回のキャンペーンはマイルで貯めている場合に限られるため、ポイントで積算している場合は設定の変更が必要です。
詳細はこちらです。
設定方法
①IHGリワーズへご入会いただいたあとログインし(IHGリワーズ入会済の方はそのままログインし)、「マイアカウント」ページから「個人情報」ページへ進みます。
②「個人情報」ページの上段にある「ご希望の設定の表示」リンクをクリックし、「選択」ページへと移動します。
③ページの右下にある「加算の指定」の項目で「航空券マイレージ」を選択し、マイレージプログラムを「ANA / ANAMILEAGE CLUB」を指定する。
④ANAマイレージクラブの会員番号を「マイレージプログラムの会員番号」の項目に、さらに姓・名をローマ字で記入し、「お得にご予約」ボタンをクリックする。
これでIHGリワーズポイントの加算に代わり、ANAマイルの獲得ができるようになります。
IHG・ANAサイトより
また、細かい注意点も記載されていました。
加算対象の金額、1米ドルにつき10ポイント、または3AMCマイルが加算されます。(対象となる金額:室料、お部屋付けのご飲食代、ランドリー、電話代、有料TV)
ポイントまたはANAのマイルを獲得するには、まずIHGリワーズにご入会いただく必要がございます。
チェックイン時は、必ずANAマイレージクラブカードのご提示をお願いします。
ポイント/マイル加算対象料金でご滞在の場合のみポイント/マイル加算されます。
他社ウェブサイト、オンライン旅行会社、旅行代理店経由のご予約は加算対象外となります
それほどハードルは高くないため、キャンペーンである一方で、メリットが測りにくいキャンペーンでもあります。
対象ホテル
国内全対象となれば、気兼ねなく利用できますが、対象のホテルは限定されているようです。下記のとおりです。
ANAマイレージクラブとIHG・ANA合同会社のサイトでホテルリストが異なりますが、ANAマイレージクラブのサイトでは
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン公式ウェブサイトにてご予約ください。
と記載されているため、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン公式ウェブサイトを参考にブランド別にまとめてみました。
対象のホテルであっても、ルームは限定されているため、各ホテルの対象ルームタイプの確認が必要です。
インターコンチネンタル
ANAインターコンチネンタルホテル東京
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
インターコンチネンタルホテル大阪
ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
竹芝と横浜は対象外のようです。また、ANAのキャンペーンサイトでは今年の年末にオープンするANAインターコンチネンタル安比高原リゾート(スタンダードルーム)も記載されていたり、祖語はありますが、同ホテルが対象となるのであれば泊まってみたいかなと思います。交通経路がどうなるのかも気になるところです。
キンプトン
キンプトン新宿東京
日本では目下ここしかありませんが対象のようです。
ホテルインディゴ
ホテルインディゴ箱根強羅
こちらも目下、オープンしているところだけです。
ANAクラウンプラザホテル
ANAクラウンプラザホテル札幌
ANAクラウンプラザホテル千歳
ANAクラウンプラザホテル新潟
ANAクラウンプラザホテル富山
ANAクラウンプラザホテル成田
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
ANAクラウンプラザホテル大阪
ANAクラウンプラザホテル神戸
ANAクラウンプラザホテル岡山
ANAクラウンプラザホテル広島
ANAクラウンプラザホテル福岡
ほとんどカバーされていますが、釧路や今年リブランドしてオープンする秋田、金沢、米子、松山、熊本、そして、長崎グラバーヒルは対象外となっています。
また、インタコとあわせて開業予定の安比のANAクラウンプラザリゾートは今のところ対象外です。
ホリデイ・イン
ホリデイ・イン&スイーツ新大阪
ANAホリデイ・イン札幌すすきの
ANAホリデイ・イン金沢スカイ
仙台は対象外のようです。
ホリデイ・イン リゾート
ANA ホリデイ・イン リゾート宮崎
ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん
このあたりは含まれて欲しいと思いましたが、含まれていました。
最後に
IHG REWARDSはポイントとマイレージの選択肢がありますが、今回のキャンペーンはマイレージの場合であり、ポイントをためている人には戸惑いがあるとも言えます。
しかし、ディスカウントやダブルマイルなどトータルで見るとメリットがある場合もあります。機会があれば利用してみたいところであります。