杜の都・仙台に唯一あるIHGグループのホテルであるANAホリデイ・イン仙台に滞在しましたので、お伝えします。
日本国内のホリデイ・インがある都市
IHGグループにおいて、エコノミーな滞在ができるホリデイ・インですが、日本で同ホテルがある都市をチェックしてみました。
北から札幌・すすきの、仙台、金沢スカイ、大阪難波、リゾート宮崎と5か所となっています。国内では設備が良いので、クラウンプラザとの差がわかりにくいものの、安い時は安く、上級会員ともなれば、最安で予約しても、それなりの待遇があり、結果的に満足が行くのかもしれません。
宿泊記
仙台駅からのアプローチ
JR東日本管内の新幹線駅ではついつい進行方向左側に降りてしまう癖があり、仙台駅でも西口に降りてしまいました。ふと振り返ると仙台駅とエキチカのビルが見えます。
角度は違えども、「東京撮って、東京撮って」の後に映し出された映像であり、その後に緊急警報放送が流れた映像は動画サイトで今でも見れますが、今でも記憶となっています。
同ホテルは東口であり、西口からアプローチするとなると北上し、線路下を潜ることとなります。途中、大浴場のあるモントレーの横を過ぎ、しばらく歩き、線路下をくぐります。徒歩10分ぐらいです。
振り返ると東横インがあり、一番奥には仙台トラストタワー(ウェスティン仙台も入っている)も見えます。IHGとマリオットどっちが安いのでしょう。
外観
建物は地上12階建てであり、南北に面が広い建物であります。12階の構造が少し違い、ここにスイートなどの建物がありそうです。
フロントはシンプルであり、客室までのエレベーターの導線も短く、部屋に閉じこもるには良いホテルであります。仙台で目立たないには良い場所かもしれません。
スパイア・エリート特典
ANAダイヤモンドの特典でもらったスパイア・エリート特典後の初めての滞在でした。その特典内容を見てみると
客室のワンランクアップグレード
レイトチェックアウト14時までウェルカム
アメニティ/ポイントorドリンク
であり、実際はシングルから9階の角部屋のダブルに変更、レイトチェックアウト確約(次の日は9時過ぎには経つのであまり恩恵はありませんでしたが)、ウェルカムアメニティはポイントに(翌日反映)という内容でした。
ルームのアップグレードはいきなり最上級のスイートとなればすごいのですが、短時間の滞在で一人旅でもあり、あまり恩恵もなく、+4㎡の広さでも満足でした。
室内
窓からの景色
全景ではそれほど広くないものの狭さは感じない空間であります。ダブルベッドとデスクとリラックスチェアがあります。
9階の角部屋であり、外の景色はマンションだらけでありますが、東北新幹線も見られます。
それでも交差点に位置するため、明かり具合は良く、早朝から明るくなります。
設備的には電気ケトルやセーフティボックス、冷蔵庫、ルームウエアもあり、なにも不便はありません。通信関連はWi-Fiで事足りますが、有線LANもあります(Cat5e)。
テレビは少し古さは感じるもののベッドからの距離はあり、ではうるさすぎず、小さすぎず、良いと言えます。
リラックスチェアは昔のJALのファーストクラスのような色合いであり、アイボリーのレザーシートにオレンジに近いような木目のひじ掛けとなっています。
そのほか、スリッパ完備、セーフティボックスは海外標準とも言えるところはホリデイ・インであります。
ウォーターエリア
水回りはいわゆる日本人が理解できる「ユニットバス」であります。バスタブと洗面とトイレが一緒の空間であり、ビジネスホテルではスタンダードであります。
ビシネスホテルよりはゆったりしており、個々の設備の質は高いと言えます。
アメニティキットは十分であり、手ぶらで来ても歯磨きやひげ剃りなどは問題ありません。
トイレはウォシュレット完備であり、シャワーヘッドも水流を変えられるため、重宝です。
最後に
最安レートで宿泊しましたが、ダブルルームにUGされ、あまり実感はないものの目覚めがとても安心感満載だったのは印象があります。このご時世なのでパブリックスペースは避け、部屋での引きこもりでしたが、窮屈感はなく自宅と変わらない感覚でした。