遠回りの方が得なルートを考えてみましたので、お伝えします。
ソウル(GMP)発券のJFKのANA便
まずはANAのソウル発券であります。ソウルはそれほど遠くないので、遠回りが得とは言えませんが、マイル修行(プレミアムポイント修行)と言う観点では割安なチケットであります。
しかも、仕込み(海外発券の第一区間のスタート)は3月で実際に日本から海外に行くのはゴールデンウィーク初日なので、日本発券よりもはるかに優位なチケットであります。
一応、プレミアムポイントを計算してみます。
GMP⇒HND Mクラス(100%+400PP) 1,537PP
HND⇒JFK Mクラス(100%+400PP) 7,139PP
合計 8,676PP
PP単価 16.28円/PP
片道なので、単価はそれ程でもでありますが、往復にするともう少し単価は下がり、海外に行きたい人にとってはプレミアムポイントの獲得とあわせて良いかもしれません。
また、プレミアムエコノミーとビジネスクラスへのアップグレードも可能なため、快適な空の旅を割安にできる可能性大でもあります。
シンガポールまで南下したルート
ソウル発の時間は23時であり、金曜日の午後に日本から出発しても間に合いそうであります。
こちらも仕込み(海外発券の第1区間のスタート)は3月で実際のインターコンチネンタルはゴールデンウィークとなります。上記チケットにシンガポールまたはクアラルンプール発券を組み合わせていったん、日本に戻ることが可能であります。
続いて、プレミアムポイントを計算してみます。
運賃 日本円約180,379円
ICN⇒SIN Mクラス(70%+0PP) 2,006PP
SIN⇒JFK Pクラス(100%+400PP) 9,937PP
合計 11,943PP
PP単価 15.10円/PP
世界最長路線であるシンガポール航空のSQ24便に搭乗することができます。ただし、現在は北極海を飛ぶルートではなく、沖縄や三宅島付近を飛ぶルートであり、日本から東海岸に行くルートに似ています。SQ23便は大西洋⇒フランス⇒トルコ⇒イラン⇒インド洋を飛ぶルートであります。SQ24便は実フライトは10,000マイルを超えるので貴重な体験と言えます。
そして、韓新間はエコノミーMクラスでアップグレードは不可ですが、新米間はプレミアムエコノミーPクラスはアップグレード対象であります。(提携航空会社特典で空席ありを見たことはありませんが)
むしろ、mySQupgradeの方がコストはかかりますが、確実かも知れません。
エバー航空も安い
そして、エバー航空であります。シンガポール発券なので日本からシンガポールに行く必要はありますが、台北での乗り継ぎ時間は1.5時間ほどであり、台湾に入国する必要がなく、自主検査みたいなことも不要であります。
また、シンガポール入国に際しての面倒くさかった登録もなくなったので、シンガポールが今は使いやすいかもしれません。
続いて、プレミアムポイントを計算してみます。
運賃 日本円約113,117円
SIN⇒TPE Pクラス(100%+400PP) 2,397PP
TPE⇒JFK Pクラス(100%+400PP) 8,208PP
合計 10,605PP
PP単価 10.67円/PP
ANAのスターアライアンスアップグレード特典は対象外ですが、全区間プレミアムエコノミーであるので、ちょっとは快適そうであります。
最後に
国際線も日本以外ではかなり復活しており、運賃もかなりこなれてきており、10円以下も目前であります。一方で、日本発は燃油サーチャージは4月以降にはかなり下がりますが、まだ高い水準であります。
日本に行きたい海外のインバウンド利用者も足踏みしてしまいそうであります。円安なので、それを乗り越えてしまうかもしれませんが。
ニューヨークに行きたい場合は、ひと手間入りますが、遠回りした方がメリットが多く、結果的にプレミアムポイントも積み上がり、マイル修行も楽になると言えます。