ANAトクたびマイルについて、3月9日からの路線状況が発表となりましたのでお伝えします。今週土曜日からハイシーズンとなり、トクたびマイルも高く感じる週が続きます。
3月9日から搭乗の路線
3月9日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。今回からフルなレギュラーシーズンとなっています。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:3月8日(水)~3月14日(火)まで
対象搭乗期間:3月9日(木)~3月15日(水)まで
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
富山 能登 名古屋 大阪関西
松山 福岡
羽田 松山
根室中標津 函館
石垣
ハイシーズンシーズンとなり、マイル数が4,500マイルにアップしています。路線は短い区間のみとなっています。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
稚内 大館能代 岩国 鳥取 徳島
松山 佐賀 長崎
札幌 青森 福島 沖縄
秋田 福岡 長崎
名古屋 沖縄
新潟 福島 大阪伊丹
マイル数が上がったせいではないのですが、路線は増えていますが、羽田⇔札幌や羽田⇔福岡などの幹線はありません。佐賀は代替として活用はできますが。
7,500マイル
7,500マイルは下記のとおりです。
沖縄
ローシーズンでは出て来なかった羽田⇔沖縄が出ています。3月は忙しくて沖縄に行く人が少ないのかもしれません。
8,500マイル
8,500マイルは下記のとおりです。
新潟
有償では割安の新潟⇔沖縄が出ています。夏場の運行はない路線なので、利用するならラストチャンスかもしれません。
シーズン
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2023年度の対象外期間
2023年3月30日~4月5日
2024年1月4日~1月10日
基本的には対象外期間は就学・就職・転勤シーズンの3月末から4月頭、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始でありますが、2023年は4月の入学・就職時期と年末年始のみとなっています。それ以外は実施とライフスタイルがどんどん変化しているのかもしれません。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
緊急事態宣言など発令されている場合に変更手数料が減免されるケースがありますが、トクたびマイルも対象となります。キャンセルするよりも都合がつきそうな日程で変更しておくのが良いかもしれません。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
3月9日から15日は何の日
今回は今週のトクたびマイル3月9日から7日間について、それぞれ何の日か調べてみました。by ウィキペディア
3月9日 バービーの日
ニューヨークで開催された国際おもちゃフェアでマテル社がバービー人形を発表した日。その他にありがとうの日。文字通りの39であります。明後日はありがとうを39%増しで口にしてみたてはいかがでしょうか。良いことがあるかもしれません。
3月10日 マリオの日
3月10日の英語表記の一つに「Mar.10」があり、これが「MARIO」に似ていることから
マリオの日となった。ゴロ合わせで記念日の多い3月10日でもあります。
3月11日 パンダ発見の日
厳密には、ジャイアントパンダ発見の日のようであり、パンダ大好きの日本だけで通用するそうですが、1869年のこの日、中国四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィド (en) が、白と黒の奇妙なクマの毛皮を見せられた。これが、欧米でジャイアントパンダが知られるきっかけとなった。
3月12日 モスの日
モスフードサービスが制定したものであり、1972年のこの日、東武東上線成増駅前に初めてモスバーガーの実験店がオープンした。
3月13日 青函トンネル開業記念日
1988年のこの日、青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業した。逆に言うと青函連絡船が廃止された日でもあります。ちなみに当時世界最長の同トンネルは1985年3月10日に本坑(現在、新幹線や貨物列車が走行しているトンネル)貫通しています。
3月14日 数学の日
実用数学技能検定を主催する財団法人日本数学検定協会(数研財団)が、1997年に制定。円周率(3.14)の日でもあることや先述の通りアルベルト・アインシュタインの誕生日であることにちなむ。昔62桁ぐらいまで言えた記憶があります。
3月15日 サイコの日
映画『ヒッチコック』を記念してサ(3月)イコ(15日)をサイコの日と制定された。同日の8時3分はサイコパスが唸り出すかもしれません。
最後に
ANAトクたびマイルは3月9日から実質的にハイシーズンに入り、必要マイル数が高い状態が3月いっぱい続きます。その後、4月5日までは対象外期間とトクたびマイルとしては美味しいないひと月とも言えます。
世の中と同じでマイルの世界もインフレ傾向になります。と言っても来月からはデフレとなりますが。
しかし、それでも運賃も高い時期に移動が必要で急ぐ場合に、持ち出しをせずに移動できるトクたびマイルは活路がありそうであります。
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