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日帰り弾丸・コソボへの旅

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プリシュテイナ中心部

日帰りでコソボの首都であるプリシュテイナまで行ってみましたので、お伝えします。

スコピエ

スコピエ中心部

北マケドニアの首都であるスコピエの中心部は整備され、とても賑やかで綺麗であります。昔の軍艦らしき船が停泊(動くことはなさそう)していました。

スコピエ

秋だったら、綺麗であろう街路樹であります。この辺りはホリデーインやショッピングセンターがあるので、人も多く安全な感じであります。

ヴァルダル川

市の中心部を流れるヴァルダル川沿いは綺麗であります。落書きは少しありましたが、段ボールハウスのようなものはありませんでした。

中心部は結構にぎやかですが、空港から中心部までいく際、高速道路を走る車の数が日中でもかなり少なかったのが印象的でした。

また、中心部は人出はそれなりありましたが、服装などは東側の国の雰囲気をいまだに残している感じです。プラハやブダペストとはまた違った感じでした。

いざ、コソボへ

スコピエバスセンター

コソボへのバスが一番早く、便数があります。スコピエ中央駅(高架の鉄道駅)の隣にバスターミナルはあります。バスタ新宿のようにキラキラしていなく、内部は結構暗い感じでした。

滞在したマリオットホテルからは歩くと15分ですが、タクシーでは5分であり、500円ほどでした。

カウンターでプリシュテイナというと15ユーロで片道が購入できます。一応、国際線ではありますが、カウンターでパスポートを提示する必要ななく、感熱紙の乗車券とレシートをホチキス留めして渡してくれます。あとはゲート番号を教えてくれます。

待合室前はカジノがあり、売店も複数あります。長時間の乗車が多いのか、飲み物やお菓子やバナナを買う人が結構いました。

スコピエ 国際線バス

ゲート番号はあるものの、LEDで行先案内があるわけでもなく、時間になっても来ないので不安を感じますが、待っている人は結構いるので、待ちます。10分程遅れてバスがきます。

大きいバンをイメージしていたのですが、結構大きなバスが到着しました。

バス車内

日本の高速バス級の大きさがあります。乗車率は30%程であり、ほとんどの人が前に乗車していました。JR九州の特急列車みたくデフォルトはカーテンが閉められていました。

北マケドニア アメリカ大使館

出発して数か所停留所があり、2-3人乗り込んで来ました。バスは2メンクルーで運行され、スコピエの最終停留所を出ると検札され、感熱紙の切符を渡します。

また、前に座っている乗客からバインダに挟まれた名簿記入用紙とペンを渡されます。ここに名前とパスポート番号を書き込んでおきます。

ちょうど、アメリカ大使館が見えました。東京もそうですが、小高い丘の上に立っていました。

マケドニアとコソボ国境付近

15分も走ると山道であります。川沿いを走り、カードレールもないようなところも有り、結構怖い感じでした。

出発してから30分程度で国境に到着します。まず初めに北マケドニアの出国となります。ドライバーが検問手前で停止して下車して審査されます。その後、全員下車してパスポートコントロールに歩いて向かい、一人ひとり出国手続きをします。その後は10m程歩き出国します。全員出国するとバスが出国します。

コソボ入国

バスに乗車してで200mぐらいはバスで移動し、今度はコソボへの入国となります。再び下車して、パスポートコントロール(というか料金所みたい)で審査を受けて入国官僚となり、歩いて入国します。全員が入国した所で、バスが入国してきて乗車して、プリシュテイナに向かうと言う次第でした。

コソボ入国が完了し、これにて77か国目の訪問国となりました。コソボに入っても、山道が続くのかと思っていました。

コソボ高速道路

しかし、すぐに山岳ハイウェーのような道に変わります。高さ50mと思われる高架橋が連続する片側2車線の綺麗なカーブを描く高低差の少ない道が続きます。10年ちょっと前まで紛争があった国とは思えない道路であります。意外とトンネルは少なく、高い橋とカーブで谷の間を貫いていく感じでした。

コソボの山の景色

このあたりの標高は600mくらいであり、浅間山のような山も見えます。

プリシュテイナ近郊

30分ほど山岳地帯が続いたあとは平野地帯を直進する道であり、最高速度130km/hとなり、おんぼろバスも100km/h以上は出していました。約2時間でコソボの首都であるプリシュテイナに入ります。

復興で建てられたのかモダンな建物が多く、歴史を感じさせる古都が多いヨーロッパとの都市とはイメージが異なりました。

90分のプリティシュナ弾丸観光

プリシュテイナ バスターミナル

13時半にプリシュテイナのバスターミナルに到着です。バスターミナルは街の中心部ではありませんが、郊外と言うわけでもなく、タクシーはたくさんいるのですが、使う程てもない感じでした。

グーグルは歩くと中心まで3kmぐらいと表示するのですが、どう見てもそうではないので、人が歩いてく方向に行くと中心部まで1.5kmほどでした。

戻るバスは15時か18時であり、18時だとスコピエ到着時間が20時でホテルまでとなると21時前になってしまうので15時を選択。約90分の弾丸なプリシュテイナ観光でありました。

プリシュテイナ市内

プリシュテイナはビルの建築ラッシュなのかタワークレーンがいたるところで見られました。スコピエと比較しても街に人が多く、若い人が多い感じであります。また、服装も明るい感じの装いが多く、西側の都市に近い感じであります。

プリシュテイナ

プリシュテイナの中心部まで来ると記事冒頭の写真のように、正教会のクリスマスが近いためか、屋台が出ており賑わっていました。

コソボ国立図書館

プリシュテイナで一番目立つ建物である国立図書館であります。ほぼ、この建物を見るために来たようなものであります。

救世主キリスト大聖堂

隣には対照的にクラシックな建物である救世主キリスト大聖堂がありました。ここまでで30分ほど経過しており、バスに乗り遅れると大変なのでバスターミナルに戻ることとします。

プリシュテイナバスターミナル ビール

出発40分くらい前にはバスターミナルに到着し、カフェでビールを注文し、一服します。お腹は空いていますが、行きの道中ではサービスエリアに寄らず(というかない)にノンストップであったため、我慢しました。

帰りは行きとは違い、大きいバンタイプであり、2-1配列でありました。出発時点では満席であり、中はかなり窮屈な感じでした。

どうしてこんなに乗車しているのかと思いましたが、半分はマケドニアとの国境の町のハニ・イ・エレジトで下車していきました。国内線扱いですかね。

行きとは反対の越境プロセスを通過し、再び北マケドニアに入国であります。コソボは入国、出国ともにスタンプの押印は有りませんでした。

スコピエ到着

スコピエ近郊

検問所ではトイレに行く人が結構おり、やはり、バス内で飲み食いするとトイレに行きたくなるものであり、移動時間としては長い感じであります。15時に出発ですが、到着の頃には黄昏の時期となっていました。

バスに少し酔い、バスを降りると寒いのも有ってか、日帰りでスキーに行って帰ってきた感覚を思い出してしまいました。

バスターミナル

ベンツの大型バンのドライバーは結構年配であり、運転から検札までワンオペでこなしており、高速も結構なカーブも飛ばしており、どこの国でも人手不足なのかなと感じてしまいました。

移動ルート

スコピエとプリティシュナの間の距離は約100kmあり、バスであると2時間前後であり、レンタカーだと1時間20分くらいで行ける距離でありました。

最後に

コソボ

日帰り弾丸でコソボへ入国してみました。本来は転々とする旅にしてプリティシュナに滞在した方が良かったのですが、プリティシュナからの空路はキャリアが限定され、運賃が高い点、やたらと早朝や深夜しか便設定がないため、スコピエに戻りとしました。

コソボの首都のプリティシュナは結構、賑やかな街であり、今度訪れる場合はステイしてグルメも味わってみたいところであります。

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