北マケドニアの首都のスコピエにあるスコピエマリオツトホテルに滞在しましたので、お伝えします。
場所
場所はスコピエ中心部のマケドニア広場の一画にあります。街のど真ん中であり、レストランも多く賑やかであります。付近にはちょっと古めなショッピングモールがあり、地下にはスーパーが2件並んであったりします。
北マケドニアでは同マリオットが唯一のマリオット系列であります。また、市内にはホリデーインが1件、ダブルツリーが1件あるくらいです。
ジュニアスイートルーム
今回はジュニアスイートルームにアップグレードされました。40㎡超の部屋であり、広めであります。
ただし、スイートと言っても完全に部屋が分かれておらず、大きなワンルームと言った感じです。低めで気持ちの良いソファでありました。
同ホテルの基本は四方が客室であり、真ん中は中庭と一部の客室がある構造となっています。
テーブルは広めであります。折り畳み式ミラーが格納されており、ドレッサー代わりのようであります。
クローゼットはオープンタイプであります。スイートとしては手狭な感じであります。エコなのかガウンがありませんでした。スイートでありますが、アクセシビリティ対応ルームなので、スペースは広めに作られています。
ウェルカム
ウェルカムスイーツが置かれていました。プリンとマカロンなどであります。到着してちょっとつまみに良い感じでした。
フロントオフィスマネージャーからの挨拶も有りました。待遇はチタンであるのは確かであります。
こちらは無料のミネラルウォーターであります。1日3本おいてありました。こちらもガラス瓶の容器でした。
アメニティなど
テレビについてはネイティブにYouTubeとvimeoに対応していました。アルファベットのみの入力のため、日本語チャンネルを検索するにはちょっと工夫がいります。
コンセントはCタイプのみであり、またしても、フロントでアダプターを借りることとなりました。ショッピングモールとかでも売っていませんでした。
テレビにPC等の画面を出力できるHDMIポートがあり、さらに充電用のUSBポートは2つありました。テレビはミラキャストにも対応しているので、AirPlayもできました。
冷蔵庫はミニバーとなっており、冷たくしなくても良いものまで収納されていました。そんなに高くないのは北マケドニアの物価に寄るからなのでしょうか。
夕方になるとメイドさんがドアをノックし、掃除や必要なものがないか確認に来ました。ついでにチョコレートと明日の天気予報の書かれたカードを渡してくれました。スコピエは真冬でもあまり寒くはならないようです。
バルコニーからの景色
ジュニアスイートにはバルコニーがついています。今回は中庭に面した内側の部屋でありました。
という事で、窓だらけの景色でした。向こう正面は壁一面に植栽が施されているので、ちょっとは良い感じであります。1階下には後述するエグゼクティブラウンジのオープン空間であります。
景色がないので最初はちょっとと思いましたが、街の中心部に位置することから、車の音や酔って騒ぐ人の声など聞こえないので、実際利用すると逆に良いと感じました。採光も十分であります。
バルコニーには鍵が挿入された状態でありました。中庭と言えども治安対策と言えます。鍵をなくさないか気になるところでもあります。
バスルーム
バスルームであります。アクセシビリティ対応という事も有ってか、フラットであるため、シャワーを浴びると洗面の下まで水が浸入するので、バスマットがどんどん消費されます。
バスタブくらいあると思いましたが、同ホテルはシャワーのみの部屋が多いようです。
アメニティ関連は個別包装のものがあり、マウスウォッシュもありました。ただし、歯ブラシは有りませんでした。
シャンプー等はディスペンサータイプであり、近年のエコ傾向なのでしょう。
デフォルトではシェーバーはなく、夕方に確認に来たメイドさんにリクエストしてもらいました。
電気シェーバー対応のコンセントは日本のものも使えます。米系企業なのでアメリカと同じコンセントぐらいは用意した方が良いと思ってしまいました。
エグゼクティブ・ラウンジ
エグゼクティブラウンジは5階にあり、今回滞在したジュニアスイートの真下辺りにあります。
中にはオープン空間があり、スモーカーには喜ばれそうな空間であります。禁煙ですが。
入り口はこの先にラウンジがあるのかと不安になるような入り口であります。カードキーをかざしてアクセスできます。
ラウンジにスタッフはおらず、無人です。バックヤードみたいな先から皿の音とか聞こえるのでドリンクとか補充する人はいると思いますが。
フードとドリンクについてはホットなものはなく、パンなどであります。そして、夕方には野菜スティックやチーズなど生のものも有るのですが、アルコールは有りませんでした。それも有ってか利用している人はほとんどいませんでした。
朝というか小腹が空いた時にはこれくらいで良いかもしれません。
朝食
朝食は1階のレストラン「Distrikt Bar & Kitchen」であります。朝6時半か7時からオープンしています。7時に行くとガラガラでした。
チタン特典で無料かと思うとそうではないのですが、毎日、14ユーロ程度のクーポンをチェックイン時に渡され、同レストランで利用できるので、実質的には数ユーロで利用できます。
夜はバーで一杯やり、朝食不要というパターンも想定したシステムなのかもしれません。
地中海料理という事で、味の濃いものが多めでした。ジュースではなく、お酒が合いそうな朝食であります。
その他設備
同ホテルではエクスペリエンス系設備は充実しており、フィットネスがあります。これはこのレベルのホテルでは当たり前ですが。
同ホテルホームページより
そして、地下には屋内プールやサウナがあります。クローズ時間は早めではありますが、観光した後にサウナですっきりして、バーに行くようなことができるのは最高かもしれません。
最後に
北マケドニアでは唯一のマリオット系であるスコピエマリオットは豪華ではありますが、アメニティがデフォルトでカットされていたり、エグゼクティブラウンジにはお酒がなかったりと不満はあるものの、基本的には新しく快適なホテルであり、賑やかな首都の中心部にあるので、観光も買い物も便利であります。
マリオットとしてはレートが良いのでスコピエに行く場合は、再び利用したいところでもあります。