常滑市にある中部国際空港(セントレア)にあるプレミアムラウンジを利用しましたので、お伝えします。
ロケーションなど
場所は第1ターミナルにあり、チェックインカウンターを過ぎ、スカイタウンに上がるエスカレーターを横切り、直進すると見えてきます。
従って、保安検査場を通過する手前にあり、ラウンジの時間は余裕をもって利用しないと保安検査場が混雑しる場合は飛行機に間に合わないという事も想定されます。
同ラウンジはクオリアラウンジと第二プレミアムラウンジと並んでおり、一番メインホールからは近い位置にあります。
営業時間は6:45~20:45(年中無休)と割とロングランであります。
同ラウンジは基本的に下記(カード省略)のクレジットカード保有者が対象であり、ノンホルダー単独が有料で利用というのはできないようです。
セントレアゴールド(VISA/MASTER)、MUFG、DC、NICOS1、VISA(三井住友など)、JCB、ダイナースクラブ、セゾン、楽天
そして、上記カードホルダーの同伴者については有料で利用できます。ひとりあたり利用料は下記のとおりです。カードブランドと年齢で分かれています。また、12歳以下は無料です。
楽天カード同伴者(18歳以上)1,570円(税込)
他提携カード同伴者(18歳以上)1,250円(税込)
13歳以上17歳以下 630円(税込)
ラウンジレポート
ラウンジ全景
先述のとおり、ラウンジの位置的にはチェックインカウンターから見て一番近い場所にあるため目立つのか、中は結構混雑していました。奥の第二プレミアムラウンジの方が空いているのではないかと思うくらいでした。
ラウンジへのアクセスはクレジットカードの提示、搭乗券(スマホの画面)の提示ですんなりとアクセスできました。受付にて何やら、ギフト引換券を渡されました。「フライトまでのお時間に余裕をもってお立ち寄りください。」と書いていました。落ちるまでトークでもされるのでしょうか。
全体としては昔のJALの国際線ファーストクラスのシートに似た感じの包み込まれるようなソファとそれよりコンパクトなスクエアにソファがぎっしりとあります。
入り組んだ手前側にはカウンター席があり、こちらもシートは沢山あります。東京都心のチェーン店のカフェみたいです。どちらのエリアも窓はなく、ソファの数もあってか圧迫感を感じます。
トイレはラウンジ内にはなく、外の共用トイレを利用することとなります。他のラウンジも恐らくそうなので、トイレから戻る際は間違わないようにしないといけません。
トイレは有りませんが、喫煙室や携帯電話ブースはラウンジ内にありました。あまり吸っている人はいませんでした。こちらこそ、外でも良い気がしますが。
インターネットについては空港の無料Wi-Fiと共用であります。ラウンジ内にアンテナがある分、つかみは良さそうです。「ヤー!」
アルコールが充実
空港カードラウンジとしては珍しく、アルコールが無料で何杯でも飲むことができます。通常は有料であり、受付カウンターにて購入が常ですが、ジョッキサーバーからセルフで飲むことができます。
また、ビール(一番搾り)だけでなく、ハイボール(ウィスキー陸)、チューハイ(氷結)、シードル、ハートランドビールがあります。酒多すぎであります。
航空会社ラウンジとの違いについては、航空会社ラウンジではウィスキーなどはボトルとして提供されていますが、同ラウンジではすべてサーバーにより提供されています。その方が効率的であり、大量にさばけるという事かもしれません。
メーカーはKIRINで統一されており、カップはすべての紙製でした。どうせなら、麒麟特製辛口こだわりサワー9%のサーバーとかも良いかもしれません。ラウンジ内で皆さんひっくり返ったり、蝉みたくサーバーにしがみつく人が出てくるかもしれません。
食べ物については、米菓だけでなく、甘いものもありました。愛知らしく、しるこサンドがありました。
このドリンクコーナーの通路は割と狭く、且つ、利用者が多いためか、何を飲もうか迷うと後ろに人がいたりして、殺気を感じたりします。コーナーに行く前に予め、何を飲むか決めていった方が良いかもしれません。
最後に
大空港にも関わらず、国内線ではJALもANAもラウンジを設けておらず、不思議であります。関西空港もそうですが、名古屋自体は大都市ですが、セントレアからの国内線は東京、大阪間のフライトがほぼないため、どうしても需要が少ないのはしょうがないかもしれません。
こうした中でプレミアムラウンジは貴重な存在であり、個人的にもアルコールの提供数が多いと言うくらい豊富であり、飲めることが楽しみでもあります。せめて、エアサイド内にあると不安なく搭乗できるのですが。