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このビジネスクラスのためなら、日本から乗り継ぎしても安上がり

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サテライト

海外発券の醍醐味ともいうべき、ビジネスクラスで格安のルートがありましたので、二つのルートを深堀してみましたので、お伝えします。

ターキュッシュ・エアラインズ マニラ発券特集

ルートマップ

ヨハネスブルグ往復

旅程

ヨハネスブルグルート

時期は9月のシルバーウィークシーズンとなります。マニラからイスタンブールまでは何と最新鋭のA350-900となります。

ターキッシュエアラインズA350

ビジネスクラスのシートは同社のボーイング787-9と同じく1-2-1配列の第3世代のヘリンボーンと言うか、斜めに配置されたスタッガード配列となっています。B787とA350とはあまり変わりませんが、A350の方が大きめであり、B787-9とA350-900と搭乗した感じではA350-900の方がパワフルで大きく感じます。

ターキッシュエアラインズ新型ビジネスクラスシート

そんな最新機材でイスタンブールまで搭乗した後はA330という2-2-2配列のレガシーな機材となります。同社では他社から譲り受けたA330においてはヘリンボーンもありますが、主流派2-2-2のフルフラットシートとなります。

隣席がいなければ窓側で眠り、通路側のシートは手荷物スペースとすればスイートタイプのビジネス以上の活用ができるとも言え侮れない存在と言えます。

イスタンブールでの乗り継ぎは1日近くあり、トランジットホテルに滞在するかイスタンブールでの滞在を楽しむこととなりますが、新イスタンブール空港は市内から遠く、意外と時間が無くなるため、空港近辺にいた方が良いかもしれません。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 約181,495円

予約クラス Jクラス(100%+400PP)

プレミアムポイント 22,202PP

PP単価 8.17円/PP

東京発のANAバンコク便でエチオピア航空に乗り換えるエコノミーと同等の金額であり、マニラ迄特典航空券を利用してもペイできるような路線と言えます。

SQやCXの東京発エコノミーは11-12万円台でありますが、東京発のプレミアムエコノミーは軒並み20万円超(30万円近い)となりやはり安いと言えます。

ロサンゼルス往復

旅程

ロサンゼルスルート

こちらもシルバーウィークの時期となります。マニラ発券としてはもっとも距離の延びるルートと言えます。

サンフランシスコよりもシアトルよりも距離は伸びるルートと言えます。ちなみにマニラ発券の場合、南米への目的地が安いルートはないため、ロサンゼルスが一番PP単価は良くなりそうです。

マニラからイスタンブールまで前述のとおりA350となります。イスタンブールから欧州、大西洋、アメリカ大陸横断はボーイング777-300ERとなります。

B777-9を買うのかわかりませんが、そろそろシート配列を見直しても良さそうですが、中型機にシフトするタイミングなのかもしれません。

イスタンブールでの乗り継ぎ時間は8時間と長めですが、同社のラウンジは飽きないため、仮眠や食事で結構時間は費やすことが出来るでしょう。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 約198,992円

予約クラス Jクラス(100%+400PP)

プレミアムポイント 26,712PP

PP単価 7.45円/PP

エアカナダとのコンビネーションでバンクーバーまで向かう旅程を除くとピュア・ターキュッシュではもっとも単価が良いルートと言えます。

ビジネスクラス利用でこれほどの距離を移動して20万円以下というのは驚愕と言うしかありません。

このほか、ターキュッシュが就航しているサンフランシスコ、アトランタ、マイアミにおいても単価は若干落ちるもののほぼ同額であり、ワクワクさせられるマニラ発券であります。

最後に

マニラ

先日、ワンワールドのカタール航空のマニラ発券を記事にしましたが、スターアライアンスではターキュッシュ・エアラインズがマニラ発券では群を抜いています。

両社ともアジアか欧州寄りかの違いはありますが、ミドルイーストに位置し、世界各国に就航していることから、アライアンスの中で同じような役割を果たし、ライバルとしてみているのかもしれません。

シートとサービスのカタール航空か目的地の選択肢の多いターキッシュエアラインズと言ったところですが、マニラ発券がここまで安いのは魅力的であります。

日本からマニラまで行っても十分ペイできそうであり、海外発券の醍醐味かもしれません。 

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