ANAトクたびマイルについて、七夕の7月7日搭乗分からの路線が発表されましたのでお伝えします。
7月7日から搭乗の路線
7月7日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。再びローシーズンからスタートです。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:2022年7月6日(水)から7月12日(火)まで
対象搭乗期間:2022年7月7日(木)から7月13日(水)まで
3,000マイル
3,000マイルの路線は下記のとおりです。
秋田 小松 能登 大阪神戸
松山 福岡 大分
対馬 宮崎
根室中標津 函館 秋田
定番の秋田と小松が入っています。大阪は神戸と時間帯は限られますが、逆に朝早くや前日入りと考えると時間は一杯使えそうです。
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
札幌 稚内 根室中標津 帯広
大館能代 広島 北九州 宮崎
福島 新潟
札幌
羽田 大阪関西 富山
松山 岩国 熊本 高松
待ってました羽田⇔札幌と言わんばかりに設定されています。全体的に北海道の路線が多くなっています。大阪からも関西⇔札幌があり、全体的に北方面が強いようです。
6,000マイル
宮古
名古屋発着で宮古のみとちょっと寂しい感じでありますが、名古屋の人はねらい目かもしれません。
7,000マイル
宮古
ANA国内特典航空券のシーズン
シーズン一覧
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
2023年は1月から3月までの暫定の設定となっています。2023年4月以降は2022年3月ごろに案内予定です。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2022年度の対象外期間
2022/12/22~2023/1/11
残りは年末年始のみとなっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
緊急事態宣言など発令されている場合に変更手数料が減免されるケースがありますが、トクたびマイルも対象となります。キャンセルするよりも都合がつきそうな日程で変更しておくのが良いかもしれません。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
トクたびマイルの活用例
今回は幾寅駅を目指してみます。幾寅駅は北海道南富良野町にある根室本線の駅であります。現在は災害のために同駅に列車が停車することはなく、代行バスが新得と東鹿越駅間で運行されています。
そして、同駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」で幌舞駅として登場した駅でもあります。駅前には同映画のセットがそのまま残っていたりします。
最近はマリオット系のホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野」が駅の近くオープンしており、マリオットポイントがあればただで滞在できたりもします。
そんな幾寅までのルートを羽田からチェックしてみます。
羽田→帯広 ANA4765便 12:15発 13:50着
帯広空港→帯広駅 バス 14:05発 14:43着
帯広駅→新得駅 特急 15:25発 15:54着
新得駅→幾寅駅 代行バス 16:21発 17:20着
北海道の山奥ですが、羽田からは意外と乗り換えが少なく、各鉄道・バスの乗車時間も長くないので、快適かもしれません。
乗り換え時間が微妙にある帯広駅と新得駅では豚丼や蕎麦を食べるというのも良いかもしれません。
そしては、夜は天気がいいと空が近い北海道では天の川が見えるとラッキーでしょう。
最後に
今回は七夕である7月7日からの設定であり、七夕フライトを少ないマイルで達成してみるのも楽しそうです。
飛行機は地上よりも天が近いので、星がきれいにみられるかもしれません。