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特急 アーバンパークライナー乗車記(浅草→大宮)

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アーバンパークライナー

東武鉄道の通勤特急であるアーバンパークライナーに乗車しましたので、お伝えします。

アーバンパークライナー

路線図

アーバンパークライナーは平日の夕方帯のみに運行するJRでいうホームライナー的な存在であります。

下りのみ運行であり、1号は浅草から大宮と柏に向けて運行されています。とうきょうスカイツリー、曳舟、北千住に停車し、このあとは埼玉県に入り、南越谷などを通過してせんげん台に停車したのち、春日部に停車します。1号はここで、アーバンパークライン(野田線)に乗り入れますが、東西に方面に分割してそれぞれ走ります。

西行きは大宮までとなります。岩槻まで各駅に停車し、後のはノンストップで大宮に行きます。

一方で東行きは柏を目指し、運河駅まで各駅に停車し、その後はつくばエクスプレスの停車駅でおしゃれな街の流山おおたかの森駅に停車し、豊四季駅は通過して終点の柏に停車します。

アーバンパークライナーはもう一つの系統があり、大宮から柏とその逆に向かう系統があります。春日部から柏までの停車駅は1号と同等ですが、大宮から春日部までは岩槻のみであります。逆もしかりです。大宮から20:05、22:00、22:44発(運河どまり)の三本が設定されています。柏までの所要は55分程度となっています。

さいたま市から需要なのか新宿・池袋からの需要広いなのか不明ですが、不思議な特急です。

アーバンパークライナー

特急料金は浅草からせんげん台間はどこで乗ってもおりても420円均一となっています。せんげん台駅以降は大宮方も柏方もそれ以上の特急料金は発生しないだけでなく、せんげん台以降からの乗車では特急料金不要で乗ることができます。

大宮⇔柏間は大宮発は春日部まで320円の設定、柏発は運河まで320円設定で特急料金が設定されています。

乗車記

東武浅草駅

都営浅草線から東武浅草駅までは450mほどあり、途中にエスカレーターのないところもあり意外と時間がかかります。

とは言え、都心部から一番短絡な浅草線が結局便利かもしれません。

スカイツリー

東武浅草駅手前の横断歩道で足止めを食らうとスカイツリーとアサヒグループのビルの景色で一息入れることができます。

浅草駅の特急駅のホームはかつての上野駅のホームのように特急券チェックコーナーがあります。成田空港で列車から改札を出た後にパスポートや免許証を見せるような間隔であります。

浅草駅ホーム
浅草駅名標

意外と静かな浅草駅の特急ホームであります。時代が変わって通勤に特急に乗る人は少ないと感じてしまいました。

独特なカーブのホームであり、場所によってはホームと列車の間に隙間が大きく渡し板が設置されていました。

500系リバティー

アーバンパークライナーは500系リバティーで運行されています。個人的には色とかデザインが見慣れている気がします。

東武500系車内

500系リバティーはモノクラスであり、シートは2-2配列とシンプルであります。

500系シートピッチ

とは言え、国鉄自体からサービス競争をしてきた経緯もあり、特急の普通車と言えどもかなり豪華な設定であります。

シート電源
編成表

各シートにはAC電源がついています。また、基本3両編成ではありますが、多機能トイレなど装備していたりします。

多機能トイレ

スペースをうまく活用して通路をクネクネさせてスペースを確保しています。長距離特急と言う側面だけでなく、通勤特急として、デッキでの立席時のスペースも確保しているようであります。

LCD表示

最近の列車では当たり前のフルカラーLCDも大画面で設置されています。

隅田川

出発してすぐに隅田川を渡ります。時速15km程度でしょうか。この後は東武グループ乾坤一擲の建造物が見えてきます。

スカイツリー

車窓左側でスカイツリーが見えるのは橋を渡っている時だけであり、一瞬ではありますが、新鮮であります。

この後、曳舟と北千住に停車して、東京を後にします。浅草駅ではあまり乗車がないため、以後の停車駅も少ないかと思うと曳舟と北千住ではかなり乗車があり、窓側の席はほぼ埋まっていました。

荒川

荒川を渡ると高架線のスカイツリーライン(伊勢崎線)を快走します。100km/hは結構出ているようであり、川と緑が多い東埼玉を北上していきます。

せんげん台駅

埼玉県に入って最初の駅はせんげん台駅でした。結構ここで降りる人が多いのも特徴的でした。北千住からせんげん台駅間は17分ほどですが、有償でも乗る需要があるのは意外と感じました。

せんげん台からは特急料金不要のため、結構乗り込みますが、どっさり押し寄せることもなく、春日部に向かいます。

春日部駅

そして、クレヨンシティの春日部に到着であります。ほぼ同着の半蔵門線からの列車からの降車てせホームはカオスであります。

喧騒の中、ホームメロディーはクレしんを確認もできます。春日部駅では大宮方と柏方で分割されため、停車時間が長くなります。先に柏方の3両が出発し、大宮方は8分停車で出発します。大宮方は進行方向が変わらずに大宮に向かいます。

岩槻駅

列車は八木崎、豊春、東岩槻と停車し、岩槻駅に到着します。すでにさいたま市に入っております。もともとは岩槻市であったところであり、駅前にはデパートビルが昔からある場所でもあります。

この後、アーバンパークライナーは七里、大和田、大宮公園、北大宮を通過して終点の大宮駅に到着します。

東武大宮駅

東武アーバンパークラインの大宮駅はJRと一体でありますが、終着駅であります。駅留めがあり、改札はその先にあります。メリットとしてはJRは上下移動してホームにアクセスしないといけませんが、東武大宮駅は東口に限ると階段を利用せずに改札外に出られるというメリットがあります。

大宮駅東口

大宮駅東口であります。東北新幹線が最も早く開業した駅でありますが、開業時からあまり変わらない東口であります。

その昔はデパートなど多くありましたが、今はほとんどなくなっています。一方で西口が栄えているかと言うと構造的にはあまり変わっていないようです。

西口は高層ビルが多く、これからも大規模マンションも建つようですが、基本的には国道17号線を境にいきなり住宅地になる不思議な場所でもあります。

大宮駅東口

東口にはいまだにパトロールしたくなるような小路が多くあります。写真の場所は割と人通りが多いですが、北側に一つ折れると結構、ディープになります。

そうして大栄橋を潜るとさらにディープになります。

逆に南側に向かい線路沿いに歩くと炭火焼肉のかおりが際立つところがあったりと東口はパトロールに最適の場所かもしれません。

最後に

浅草駅特急ホーム

東京都心から大宮に行くとなると必ず、JR利用となります。上野東京ラインか湘南新宿ライン、のんびり京浜東北線、埼京線と言うルートであります。

今回は浅草からワンストップでリクライニングシートの私鉄特急で大宮に直行と言う経験をしてみました。

何となく、浅草から大宮と言うとね銀座線で上野に行きそこから、近郊線で大宮を目指す言う不文律でした。

それ以外のルートはどのようなものかと思いましたが、コストと快適さではいいかも知れません。

千葉や東京東部で仕事をして埼玉方面に帰宅する場合は、穴場的な路線と言えます。浅草から平日一本しかないのはレアですが、はまると快適な路線と言えます。

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