ANAの今週のトクたびマイルですが、緊急事態宣言の一都三県を適用されるのが見込まれる中、中止が決定されましたので、まとめてみました。
1月7日開始分から当面中止
ANAではトクたびマイルのサイトで下記のとおり案内しています。
新型コロナウイルス感染症に関する政府の取り組みや、需要減退等を踏まえ、今週のトクたびマイルは実施を中止することを決定いたしました。
再開につきましては確定次第、ご案内いたします。
トクたびマイルは年末年始は利用対象外期間であり、2020年12月23日まで利用できいましたが、緊急事態宣言が一か月ほど適用されるとなるとしばらくは再開はなさそうであります。
カレンダーを見てみると2月11日ごろまで続くとすると2月18日搭乗分から1週実施し、その後、再び対象が期間となり、3月は18日から2週にわたってのみとなります。
1月はそもそもローシーズンでもあり、マイル数がさらに減額されるとなると期待していたのですが、この状況では厳しいかもしれません。
2020年度の残りは3回だけとなりそうです。
前回は路線を発表した後に急遽中止
前回の全国に発令された緊急事態宣言では4月7日に発令されたものの、4月8日一度路線を発表したものの、結局夜に中止と言うことがありました。
前回はそれなりの緊張感の中であり、ゴタゴタしたことでしょうが、今回は首都圏のみであり、ローカル移動でも継続しても良かったと思いますが、同社の路線の傾向が羽田に偏り過ぎていることもあり、混乱する前に中止をしたと言えます。
やはり、こういうものの実際の経験から次なる対応が生まれてくると言うのを感じてしまいます。
1-3月からプレミアムポイント2倍の対象者には打撃
対象者限定で、2020年1月~3月の間にプレミアムポイント2倍対応が展開されているようですが、1月いっぱいと2月半分ほどが飛行機に乗りづらい状況が訪れるとなるとかなり打撃となるのかもしれません。
期間を延長するとか措置が出てきそうですが、他の会員との間のアンフェアともなり、どうすることなのでしょうか。JALのようにFOPを既存の上級会員に嵩上げしたようにPPも嵩上げするのでしょうか。
何もしなければ、闇修行の再来と言うこととなるかもしれません。闇と言っても飛行機の換気の優秀さやマスク着用で手指の消毒の徹底をすれば、リスクは高くならず、飛行機で往復するだけなら問題なさそうですが。
逆にチャレンジのハードルを下げることも想像され、本当に振り回されてしまいそうです。
最後に
今回、ANAトクたびマイル中止の動きは早かったと言えます。早期に中止することで払い戻しや変更の業務処理負荷回避などできたのではないかと思います。
一方で、国の反応は巨大タンカーのようであり、エンジンを回しだしてから、動き出すまでのようであり、振り回されてしまっているようなところもあります。
2021年も初っ端から振り回されており、混乱の一年になりそうです。