ANAトクたびマイルについて、8月3日からの路線状況が発表となりましたのでお伝えします。トクタビマイルとしてはマイル数が最も高い時期であります。せめて良い路線があればいいのですが。
8月3日から搭乗の路線
8月3日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。今年後半の折り返し地点です。あぁ、塩をかけたい。
スケジュールは下記のとおりです。ソロバンの日までが今週は予約期限となっています。パチパチ。
予約発券期間 8月2日(水)~8月8日(火)まで
対象搭乗期間 8月3日(木)~8月9日(水)まで
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
富山 能登 大阪伊丹
羽田 松山 福岡 熊本
松山
女満別 根室中標津 釧路
宮崎
壱岐
ハイシーズンなので4,500マイルにアップしていますが、通常から見ると割安であります。そして、羽田⇔伊丹が入っています。北海道は道東方面の空港が入っています。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
稚内 オホーツク紋別 大館能代 岡山
萩・石見 徳島 大分 長崎 鹿児島
鹿児島
沖縄
女満別 仙台 熊本 鹿児島
稚内、萩・石見は先週も入っていた路線であります。ハイシーズンだけあり、路線は少なめですが、北海道と本州を結ぶ路線が数路線、設定があります。
7,500マイル
7,500マイルの路線は下記のとおりです。
宮古
沖縄 宮古
7,500マイルと設定が高めであり、路線は大阪関西と名古屋から沖縄方面のみとなっています。名古屋は今週は路線が多い気がします。
シーズン
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。混雑しそうな、8月も前日であるのは奇跡とも言えます。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2023年度の対象外期間
2023年3月30日~4月5日
2024年1月4日~1月10日
基本的には対象外期間は就学・就職・転勤シーズンの3月末から4月頭、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始でありますが、2023年は4月の入学・就職時期と年末年始のみとなっています。それ以外は実施とライフスタイルがどんどん変化しているのかもしれません。2023年は既に対象外期間は終わっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
行ってみたいところ
盛岡ですかね。福島に続き東北ですが、東京からは飛行機でアクセスしにくい場所であり、関西からも岩手県内の空港である花巻空港にはANAグループでは行きづらい場所であります。
とは言え、盛岡と言えば、わんこそば、冷麺があり、冷麺は焼肉が連鎖的に食べそうなので、肉肉しく楽しみであります。ローカルではコッペパンもありますが、三陸からの魚介類も味わいところであります。
最後に
ANAトクたびマイルでは最も、使いにくいハイシーズンとなりました。とは言え、マイル数が高い以外はキャッシュアウトはないので、逆に言うとリリーフと言えます。今回の路線では幹線もあり、日ごろから高い幹線を活用と言うのもあります。
まあ、日本発券であればこの時期は高いですし、もちろん国際線は事前購入が早いので目下は無理ゲーとも言えますが。
まあ、どこかに行きたく、新幹線ではリターンが少ないと言ったら、マイル残高を確かめてみたらよいと言えます。
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