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悩ましいエチオピア航空のビジネスクラス

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エチオピア航空のビジネスクラスで存在するPクラスの悩ましさをまとめてみました。

ビジネスクラス 香港からバンコク間が3万円台

アジアでは東京よりも海外の人が行き来するであろう都市である香港とバンコクであり、この区間は両国間のキャリアもさることながら、以遠権の持つキャリア、バンコク周辺空港にハブを有するキャリアも有り、結構な競合が見える路線でもあります。

そうした中で、ビジネスクラスで3万円台となると片道でもちょっと見てみようという事になります。

バンコク側から安いビジネスクラスもありますが、香港側からバンコクと言うのは結構珍しいかもしれません。アディスアベバからバンコク経由香港行きの以遠便の復路であります。出発時間は22:40であり、BKK到着は日付が変わった0:20であります。機材はB787-9であります。ビジネスクラスはこんな感じであります。

この便は香港発、月・水・金に運航されています。まあ、バンコク発も同じですが。

以前はアディスアベバから香港に飛び、そこから以遠で成田でしたが、現在はソウル仁川からの以遠であり、香港でのET接続はありませんので、難しいところであります。

ただ、沖縄から香港までや台北経由と乗り継げば海外発券聖地のクアラルンプールへのチケットがない場合は有効にも見えます。

まあ、以前に存在していたエアインディアの関西=香港が有れば最強でありましたが。

運賃は香港ドルで1,860HKDであり、日本円で約34,001円であり、香港とバンコクの間のフライトマイルは羽田⇔沖縄那覇のプレミアムクラス株主優待よりも飛行距離は多く、安いという事になります。プレミアムポイントは別ですが。

しかしながら、Pクラス

しかしながら、予約クラスを確認するとPクラスであります。ANAマイレージクラブにおいてPクラスと言うと70Pであり、ビジネスクラスではあるもののディスカウントビジネスクラスであり、積算率が70%であります。これはJVを共にするユナイテッドやルフトハンザグループも同様であり、エチオピア航空でも安いから70%と思っていると下記のとおりです。

ガーン。ANAマイレージクラブにおけるエチオピア航空のビジネスクラスの積算クラスを見るとC,D,Jのみであり、Pクラスは存在しません。従って、0%積算となります。これはライフタイムマイルさえも存在自体否定されそうであります。

煮え湯を飲まされるというか、毒まんじゅうを握らせされると言うトラップであります。

まあ、エチオピア航空に関して言うとアディスアベバからダブリン経由の大西洋路線とかも安いビジネスクラスではPクラスが存在しており、認知はしていたのですが、まさかのアジアでの存在であります。

先述のとおり、香港までエア・インディアのビジネスクラスが存在し続けていれば、快適なクアラルンプールへの移動ができたかもしれませんが、0%であれば、無理かもしれません。

TPEからSINまでのスクートのプレミアムエコノミーが2.8万円台なので、HND-OKAまではプレミアムポイントを積算して、TPEでワン乗り継ぎの方が、安上がりそうです。

香港のETビジネスクラス利用のラウンジはフラッグシップでもないため、ラウンジに拘る必要もないかもしれません。

エチオピア航空ビジネスクラスの真価は

一方で、ANAマイレージクラブの特典航空券を見るとエチオピア航空は特典ビジネスでも出てきます。さすがにこの路線で往復5.6万マイルも費やすのはどうかと思いますが、エチオピア航空のビジネスクラスは空いていれば、特典でも出てくるという事であります。

蓋し、スターアライアンス世界一周特典において、目下、ANA以外のキャリアでスターアライアンスキャリアは出で来るのはエコノミーでもなかなかなく、ましてやビジネスでは稀有と言えます。

そうした中で、ビジネスクラスでも出で来るエチオピア航空は大西洋横断路線では結構有利かもしれません。サンパウロとアディスアベバなどは希望があるかもしれませんが、検索してみるとほぼないですが。とは言え、空くタイミングも有りそうであります。燃油サーチャージが若干気になりますが、まあ、ANA運航便よりははるかに安そうであります。

世界一周特典航空券やアフリカ域内での特典ビジネスやエコノミーは真価がありそうです。アフリカ域内でLCCと言うのはそんなになく、アフリカを転々とした場合には特典エコノミーは有りかもしれません。検索していつも出で来るかは不明でありますが。

最後に

香港からバンコクまでビジネスクラスで3万円前半台となれば、安く、プレミアムポイントに資するのであれば、乗りますと言う所でしたが、積算クラスはなんと積算外であります。これだと躊躇してしまいます。

乗継の良い、TPE経由のスクートのプレミアムエコノミーの方が沖縄那覇までプレミアムポイントが積算されるので優先されそうであります。

ANAとエチオピア航空はマイレージ積算についてアップデートしているのか不明でありますが、ビジネスクラス70%積算でもあれば、モチベーションはありそうです。

目下のプレミアムポイント2倍キャンペーンではANAエコノミーの方がはるかに良さそうであります。色々とコンフリクトはありそうです。

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