ANAトクたびマイルについて、7月13日からの路線状況が発表となりましたのでお伝えします。夏休みが近づいてきました。
7月13日から搭乗の路線
7月13日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。今年後半の折り返し地点です。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:7月12日(水)~7月18日(火)まで
対象搭乗期間:7月13日(木)~7月19日(水)まで
3,000マイル
3,000マイルの路線は下記のとおりです。
庄内 小松 能登 大阪伊丹
名古屋
羽田 宮崎
青森
宮古 石垣
先週の関西に代わって、伊丹が入っています。北海道(札幌)は青森のみとなっています。今週は羽田空港のスイートラウンジがリニューアルされるため、トクたびマイルを利用して、同ラウンジを利用してみるのも良いかもしれません。
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
広島 山口宇部 鳥取 萩・石見 高松 佐賀
鹿児島
青森 仙台 鹿児島
沖縄
仙台 長崎 宮崎
岡山
名古屋 広島
沖縄
福岡 岩国 宮崎 高松
ほとんど西日本路線であり、逆に北日本はレアとなっています。北海道が人気なのか、西日本が大雨の影響で控えているのかわかりませんが、西高東低であります。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
沖縄
セントレア発着はありますが、羽田発着の沖縄線は有りません。国内需要なのかインバウンド需要なのか不明ですが、遠い場所が観光では人気のようです。
シーズン
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2023年度の対象外期間
2023年3月30日~4月5日
2024年1月4日~1月10日
基本的には対象外期間は就学・就職・転勤シーズンの3月末から4月頭、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始でありますが、2023年は4月の入学・就職時期と年末年始のみとなっています。それ以外は実施とライフスタイルがどんどん変化しているのかもしれません。2023年は既に対象外期間は終わっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
行ってみたいところ
大沼公園ですかね。最近は札幌はほとんど搭乗しておらず、人気なのでしょうか。北東北まで行き、青函トンネルかフェリーを使い函館であれば観光はできそうです。
美味しい空気を吸いに行きたいところです。
函館から道央まで移動しようとすると結構遠く感じてしまいます。道内のフライト路線を使えば早く移動はできそうです。ただし、今週は道内路線はトクたびマイルとしては設定はないので、有償または通常マイル数となります。
最後に
トクたびマイルと天気には相関関係があるようであり、悪天候の西日本に設定数が多いようであります。本来であれば、欠航の後に、再開されたフライトほど満席に近くなるのですが、そもそもの西日本からのアウトバウンド需要がなくなってるかもしれません。
計器の発達により、大雨でも運航は出来ても、空港からのアクセスが不通になっていたりする場合もあるので、旅行にはますます天気が重要になりそうです。
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