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うめきた経由で関西空港から伊丹空港に移動してみた

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2023年3月に開業した大阪駅うめきたホームを経由して、関西空港から伊丹空港に移動してみましたので、お伝えします。

うめきたとは

「うめきた」は、梅田貨物駅周辺の再開発プロジェクトの一環として、2013年に開業しました。大阪のランドマークとして知られる建造物も建てられています。大阪駅やグランフロント大阪などがあります。施設内にはショッピングモール、レストラン、カフェ、映画館、ホテルなどがあり、さまざまな楽しみ方ができます。

また、地下には梅田駅や各種交通機関へのアクセスが便利な地下街が広がっており、ショッピングや食事を楽しみながら移動することもできます。

最近は駅から降りてすぐという立地も有り、大阪市内の観光スポットとしても人気があり、多くの観光客や地元の人々が訪れます。賑やかな雰囲気と多彩な商業施設が魅力であり、大阪の街を楽しむ際には必見の場所です。

そして、2期開発としては梅田駅から梅田スカイビルを結ぶように再開発が進められており、その名称はグラングリーン大阪となっています。現在は、複数の高層ビルが建設中であります。

また、うめきた2期と並行して梅田貨物線の地下線化がすすめられ、2023年3月18日に、うめきた2期地区の真下に大阪駅に新たなホームが開業しています。

これは開業までは梅北新駅とか呼ばれていましたが、結局大阪駅の地下ホーム21・22・23・24番線となっています。

関西空港からはJR

関西空港から伊丹空港に行くルートとしてはもっとも便利なのでが乗り換え不要の直通のリムジンバスであります。運賃は片道2,000円であり、所要時間は1時間30分弱であります。乗り換え不要で荷物がある時は便利ですが、1日4往復のみとなっています。

また、フルフルで高速を利用しますが、途中に大阪中心部を通過するため、渋滞に巻き込まれる可能性も有ります。

他の行き方としては南海難波駅まで有料特急で行き、そこからリムジンバスを使うと乗り換え1回、関空快速で大阪駅まで行き阪急で蛍池駅まで行き、大阪モノレールで乗り換えると言う方法があります。

今回はうめきた縛りでかつ、乗り換えの少ないJR特急+リムジンバスとしてみました。まずは関西空港のJR改札に進みます。

これまでは存在しなかった関西空港⇔大阪の特急券であります。大阪駅までは、はるかで行くと47分かかりますが、新大阪までだと+5分の52分かかり、リムジンバスにどらちも乗り換えても30分と25分とほぼ同じ結果となります。

ただ、うめきたは後述しますが、バス乗り場が遠い、新大阪は一般道を走るため、渋滞に巻き込まれる可能性が高くなり、いずれも一長一短が今のところはあります。

難波までラピートでそこからリムジンバスに乗り換えるのも同等であり、これまで遠く感じた大阪で乗り換えるパターンが一気に肩を並べた感じであります。

京都まで行くはるか40号であります。うめきたホームに行くのは現行、特急のみであり、関空快速は福島駅に停車し、大阪駅では地上のホームに到着して京橋に行きます。今日のはるかはキティちゃん仕様でした。

普通車はかなり混んでいましたが、グリーン車はガラガラでした。大阪まで乗り換えなしで静かに行けるようになったのは結構、大きな変化と言えます。

スカイゲートブリッジRを渡り、りんくうタウンを通過していきます。

新宮・白浜方面からの特急「くろしお」は日根野駅に停車しますが、はるかは通過して、天王寺を一路目指します。

30分足らずであべのハルカスが見えてきます。天王寺は1分ぐらい停車ですぐに発車していきます。

うめきたホームと言うと新線が開業したようにも感じますが、実質的には福島駅付近の先の貨物線から一部の線路が地下に付け替えられた形であり、大阪環状線から見える景色は変わりません。

その付け替えられた線路は地下なので何も見えず、あっという間に大阪駅に到着であります。JRの大阪駅で地下ホームは新鮮ではありますが、地下鉄駅も多いのでそれ程と言うわけでもありません。

ただ、列車案内を見ると放出(はなてん)や久宝寺方面と言うのは新鮮であります。東京駅で品川シーサイド、有明方面を見るくらい新鮮であります。

1年後ぐらい後には堅田、敦賀方面と言うのも見られるかもしれませんが。

うめきたからリムジンバスのりばに移動

本来であれば、大阪駅のメインのホームがある方に行ってみるのですが、新しくできたうめきた地下出口から地上に上がってみます。同出口には顔パス改札も有り、先進的ではありますが、こちらの口は人はまばらであります。

七夕の時期の飾りがありますが、ポツンとしていました。数年後には結構な賑わいとなるはずではありますが。奥のシャッターはグラングリーン大阪に直結する通路と見られます。

グラングリーン大阪側の地上口であります。実質的には地下で色々なビルと接続するため、この出口単体としてはあまり使われないかもしれません。ここまでは改札から2分もかからないくらいであります。

ここからリムジンバスのバス停を目指すわけですが、梅田エリアでリムジンバスのバス停はホテル阪神、ハービス大阪、新阪急ホテル、大阪マルビルとなり、本数が多いのはマルビル > 新阪急ホテル > ハービスであり、新阪急は上下移動が多く、混雑しているエリアを抜けるので回避であり、一番近くてタイミングが合えば、空港までノンストップ最短のハービスに行ってみます。

ハービスに行くとマルビル経由の16:57があり、まだ15分以上あるので、16:55発の空港までノンストップ行のあるマルビルに移動してみます。

大阪といっても、都会な景色であります。マルビルが建て替えられるとこのあたりの景色もかなり変わるでしょう。ヒルトンでトイレ休憩を取り、バス停に行きます。ちょうど良くバスが到着し、交通系ICピッと乗車券支払い完了であります。

伊丹まで早い、梅田からのリムジンバス

新大阪や難波は結構混んでいるのですが、マルビルは休日も有ってかかなり空いていました。平日だと景色は違うのでしょうが。乗っている時間も30分足らずなので、気楽であります。

梅田出口を通過し、モクシー大阪梅田の交差点を左折して、阪神高速・福島料金所から高速に入ります。11号線であまり、渋滞にはまった印象がなく、今回はどうかと思いましたが、スイスイと進んでいきました。

淀川を渡り、グリコの本社が見え、再び川を渡るとタイミングが良ければ、着陸する飛行機が見えたりするとあっという間に伊丹空港に到着となります。実際の所要時間は25分くらいでした。

利用者も少ないためか荷物をピックアップ待ちをする人もほとんどいない状態でした。

大阪駅ではちょっと歩きましたが、快適に移動でありました。

空港にゲーミングチェアの展示ブースがありましたが、何故と思ってしまいました。機内の新クラスとして、ゲーミングクラスとかできるのでしょうか。シートはゲーミングチェアで目の前には大型モニターが設置され、PCは持ち込みOKのUSB-C接続とかだと、長時間疲れず、飽きないので良いかもしれません。

実況するには機内インターネット通信インフラをスターリンクとかにしないと難しそうでありますが。

最後に

うめきた地区の再開発が進み、新しいビルが開業していくとこちら側にもリムジンバスが発着するようになり、伊丹空港がちょっと便利になるかもしれません。

関西空港と伊丹空港間はダイレクトに結ぶ、リムジンバスがありますが、乗り継ぎに時間がある場合、ちょっと市内に立ち寄りたいと言う時には渋滞を気にすることが少ないため、意外と便利かもしれません。

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