ANAホールディングスでは株主優待の有効期間の半年間延長を発表しましたので、お伝えします。
東証開示資料 株主優待番号の有効期間延長に関するお知らせ
ANAホールディングスでは以下の4/27付で東証開示資料を公開しています。
当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って政府が「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大したことを受け、株主優待番号の有効期間を下記の通り延長することといたしましたので、お知らせいたします。
記
- 対象となる株主優待番号
2019 年6月1日から 2020 年5月 31 日まで有効である当社株主優待番号
- 有効期間
変更前 変更後
2019 年6月1日から 2020 年5月 31 日まで 2019 年6月1日から 2020 年 11 月 30 日まで
ということで、あと30数日間で無効となる株主優待券が半年間(11月30日)まで有効期間が延長となりました。
いわゆる青券が対象であり、この優待券を大量に保有していた人にとっては安堵と言ったところでしょう。
優待券消費のために搭乗と言っても緊急事態宣言下ではなかなか乗れないですし、7割以上の減便もしている日もあり、半年間延びたことで、強迫的なストレスは軽減できたと言えます。
まずはひと安心、でも夏場予約は厳しいかも
株主優待の有効期限が延長となったことは一安心ですが、半年間となるとその間にやはり消費しないといけません。そして、青券の次に発行されている黄券(2019年12月1日から2020年11月30日)の有効期限とも重複することとなり、市場には使い切らない青と黄が混在する結果となります。
この先、飛行機が動き出したとしても、人気路線(羽田=沖縄のプレミアムクラス)などは人気殺到となりそうです。
以前、延長された場合の想定を記事にしてみました。
最後に
ANAの株主優待割引は運賃がほぼ半額になるメリットがあり、予約の変更や取消料などの面でもメリットがあり、マイル修行では意外と利用できるチケットです。
そのため、大量保有する人もいますが、現在のように飛行機に乗りにくく、飛んでいない状況においては使い道をどうしようと思っている人も少なくないと言えます。
半年間の延長ではありますが、利用者と株主に対しての利便性を確保しており、飛行機が飛ぶようになったら、是非利用したいところです。
そして、今は相当安いため、値上がりする前に買っておくのも良いかもしれません。