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JR東日本は株主優待の有効期限を1年間延長 どこに行くのがお得か

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東京駅

JR東日本は株主優待券の有効期限を1年間延長すると発表しましたので、記事にしてみました。

株主優待券の有効期限延長

2019 年 5 月に発行した株主優待割引券および株主優待割引券代用証の有効期間(2019 年 6 月 1 日から 2020 年 5 月 31 日まで)について、1 年間延長することとしました。

対象となる割引券

⑴ 有効期間が「2019 年 6 月 1 日から 2020 年 5 月 31 日まで」と記載されている株主優

待割引券

⑵ 運行不能等の事由により、上記株主優待割引券を利用した乗車券類の払いもどしを

行った際に発行した、有効期間が「2020 年 5 月 31 日まで」と記載されている株主優待

割引券代用証

有効期間の延長

変更前:2020 年 5 月 31 日まで

変更後:2021 年 5 月 31 日まで

ゴールデンウィークでの利用もできなく、このまま紙くずになることから、1年間の延長としたと言えます。

JR東日本株主優待券の割引率

1枚の割引券で運賃と料金が20%引き

1枚の割引券で運賃、料金が20%引きとなります。ただし、運賃と料金の双方を割引とするためには乗車券とその乗車券区間内の料金を同時に購入する必要があります。

割引券は一枚につき一人一回の割引のみとなります。

ただし、これを2枚同時に利用すると40%引きとなります。

※2020 年度発行の株主優待割引券(2020 年6月1日から有効)からは1枚につき、40%割引となります。

割引が適用される地域と運賃・料金

割引が適用となるのはJR東日本の営業路線に限られます。例えば、東京から富山までの片道の新幹線のチケットを購入する場合、JR東日本管内の東京=上越妙高の運賃と新幹線特急料金が対象となり、上越妙高=富山間は別切りとなります。

JRの運賃は距離が長くなるほど運賃の上昇率は緩やかになり、距離において半々のような別切り発券ではあまりメリットがないこともあります。

運賃は普通片道乗車券であり、同じ路線を往復する方が安いケースもあります。ちょっとマニアックですが、東京から大宮、仙台、新青森、秋田、酒田、新潟、長岡、高崎、佐久平、小淵沢、新宿のような一筆切符では片道でもあります。

こうした場合には実質的に出発地に戻ってくるとも言えますが、最大4割引が適用され、メリットが高いと言えます。

また、料金では片道の特急券、急行券、グリーン券および座席指定券も対象となります。新幹線のグリーン車でも対象となります。

ただし、グランクラス、プレミアムグリーン、個室および寝台列車(寝台を併結した列車の寝台車および座席車を含む。)を利用する場合は、運賃のみを株主優待割引の対象とし、これらの料金は割引対象となりません。

また、学割や大人の休日倶楽部などの割引の併用はできません。

購入窓口はみどりの窓口とびゅうプラザだけだが・・

乗車券等の発売箇所は、「みどりの窓口」、「びゅうプラザ」、「訪日旅行センター」および「提携販売センター」等の友人カウンターであり、駅に行かないと株主優待割引での切符は購入できません。

定期購入時期やラッシュ時間帯は混雑しているため、曜日や時間帯を見て、購入に行く必要があります。支払いについてはクレジットカードでの支払いも可能です。

しかし、2020年度発行分(2020 年6月1日から有効)からは優待券にQRコードが印刷され、QRコード対応の指定席券売機にて購入することが出来るため、格段に利用価値は上がると言えます。

株主優待券を手に入れるには

株価

株主優待券を手に入れるためには一般的にはJR東日本の株主購入となります。最低購入単元株数は100株からであり、100株では株主優待券が1枚手に入れることが出来ます。権利確定月は3月であり、年一回となっています。

足下の株価は8,237円であり、株主優待券1枚手に入れるためには823,700円が必要となります。

このほか金券ショップでも手に入れることが出来ます。こんな事態なので、1枚800円ほどで手に入ります。1年間延長となれば価値は上がりそうなので、早めに手に入れるのも良いかもしれません。

どの路線で利用するのがメリット一番か

E5系

JR東日本の営業地域は青森県から南は熱海、甲府、塩尻、南小谷、上越妙高、直江津あたりまでの区域であり、このなかで株主優待のメリットを最大限活用するとなると、運賃と料金が高く、距離が長い路線にメリットがあると言えます。

代表的な路線としては、東北新幹線の東京=新青森駅間をグリーン車で利用するのが一番メリットとしては大きいと言えます。

同区間は通常運賃・料金合計は22,380円ですが、株主優待2枚を活用すると4割引となります。すると13,428円であり、1枚800円で2枚調達した場合は1,600円と7,352円(32.8%引き)もお得となります。

この他、先述のとおり、通ってきた線路は戻らない一筆切符などでも距離が長いほどメリットが高いため、株主有効活用ができそうです。

最後に

人が動かなければ鉄道も飛行機も動けないですし、動かない状態が続いており、乗車してこそメリットのある株主優待は期間の延長をしないと紙くずと言えます。

企業としては有効期限通りに消滅すれば、メリットは大きいのでしょうが、株主優待は個人投資家向けのメッセージでもあり、一時の苦難でも延長という措置をするのはなかなかできないことかもしれません。 

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