JALファーストクラスのシドニーからロンドンの片道運賃を2021年1月で試算してみました。
カンガルールート
オーストラリアと世界各地を結ぶルートは同大陸の特有の動物であるカンガルーからカンガルールートと呼ばれています。
一般的にワンストップのルートが多く、ドバイ、シンガポール、バンコクなどが一度足を下す地点であります。極東を周るカンガルールートもあり、東京、ソウル、北京を経由して豪州に向かうルートもあります。
長年、ワンストップのルートがメジャーでしたが、航空機の航続距離が伸び、オーストラリア大陸内でワンストップするルートが出たり太平洋区間はノンストップで飛んだりするルートも出てきており、いずれはロンドンからシドニーまでノンストップで飛ぶカンガルーも出現すると思われます。
JALファーストクラス シドニー=ロンドン片道
今回は2021年の元旦に飛ぶ旅程で試算してみました。
ファーストクラス+ファーストクラスな旅程
JALでは2020年9月からシドニー線にボーイング777-300ERを投入し、機材の大型化を図ります。1日2便就航予定のANAへの対抗が大きいと言えますが、同じワンワールド加盟のカンタス航空の東京路線にファーストクラス設定があることにも対応しているとも言えます。
航空業界を取り巻く禍が継続するようであれば、機材が小型化し、ファーストクラス設定なしも考えられ、JALの77Wシドニー線がなくなるか不明ですが、現時点の予約画面ではファーストクラス設定はある状態です。
そして、羽田からロンドンまでも77Wとなるため、二つの大陸を跨ぐフライトでありながら、どちらもファーストクラスと言うのは日本の航空会社としては珍しいルートと言えます。
1月1日の朝9時過ぎにシドニーを出発し、羽田には夕方5時過ぎに到着します。この日は正月気分を味わい、翌日昼前にロンドンに向かいます。ロンドンには2日の15時過ぎに到着します。
運賃・予約クラス・FLY ONポイント
運賃・予約クラス・FLY ONポイントは下記のとおりです。
運賃 6,410.22AUD (約442,959円)
予約クラス Aクラス(150%+400FOP)
FLY ONポイント 21,063FOP
FOP単価 21.03円/FOP
ファースト片道と言うことで単価は良くありませんが、日本発券のエコノミーやプレミアムエコノミーと比較すると単価としては納得できるかもしれません。
また、FOPは一気に2万ポイント超積算できるため、時間がない人には有効かもしれません。
両便ともJL便なので、マイルをe JAL ポイントに交換して購入に充てるのも良いかもしれません。
最後に
ファーストクラス乗り継ぎというのは日本にいるとなかなかできませんが、JALのシドニー線によりそれが実現できます。そして、FOPも一気2万超積算できるのは美味しいと言えます。
また、ファーストクラスではありませんが、シドニー=ロンドンのビジネスでは片道30万円くらい、プレミアムエコノミーでは片道10万円くらいとプレミアムエコノミーは意外と単価が良かったりします。