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【ANA国際線】帰国するならロンドン経由とフランクフルト経由どちらが良いのか

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ヨーロッパからの帰国便でANA羽田直行便について、ロンドンとフランクフルト経由のどらが良いか考えてみました。

ロンドン線とフランクフルト線のファクト

ANAの東京までのロンドンとフランクフルトから直行便を比較してみました。

ロンドン線

ロンドン

便名 NH212便

スケジュール LHR 19:00 - HND 17:55+1

飛行時間  13時間55分

ルート※  南欧、トルコ、中央アジア、モンゴル、中国、韓国

運行間隔  毎日1便運航

機材    ボーイング777-300ER(新仕様席)

クラス   ファースト、ビジネス、プレエコ、エコノミー

フランクフルト線

フランクフルト

便名 NH204便

スケジュール FRA 11:30- HND 8:40+1

飛行時間  13時間10分

ルート※  南欧、トルコ、中央アジア、モンゴル、中国、韓国

運行間隔  毎日1便運航

機材    ボーイング787-9

クラス   ビジネス、プレエコ、エコノミー

便名 NH224便

スケジュール FRA 20:45- HND 17:55+1

飛行時間  13時間10分

ルート※  南欧、トルコ、中央アジア、モンゴル、中国、韓国

運行間隔  毎日1便運航

機材    ボーイング787-9

クラス   ビジネス、プレエコ、エコノミー

※ルートについては現在、国際情勢を鑑みたルートであり、今後、変更する可能性も有ります。

ロンドン線は週7便運航であり、毎日1便が運航されています。一方で、フランクフルト線は夜発と昼発のフライトが毎日各1便あり、週では結果的に14便あります。

フランクフルト線では夜便は欧州を当日に出発して、フランクフルトにて乗り継ぎが可能であります。一方でフランクフルト発昼便は当日、乗り継ぎは厳しく、フランクフルトからの利用か、フランクフルト空港近くに前泊が必要となります。

それでも日本時間の朝9時前に到着(遅延があるとその限りではないですが)できるので、ギリギリまで欧州での滞在は可能でもあります。

他方、ロンドン線は選択肢としてはロンドンを夜発のみとなっています。また、ロンドンを乗り継ぎとする場合、スターアライアンス加盟航空会社では、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、オーストリア、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ギリシャ等に限られます。さらに、必ずしもそうした国からすべて運賃設定がないので、ロンドンからの出発か設定のある都市からの出発と限られてしまいます。

これは、フランクフルトがスターアライアンス加盟大手のルフトハンザの強大なネットワークがあるのと対照的であります。

しかしながら、機材はボーイング777-300ERの最新機材であり、ファーストクラスやビジネスクラスではフランクフルト線よりはグレードが高いため、悩みどころでもあります。

ちなみに、いずれの路線も羽田路線のみであり、成田路線はなく、便利と言えば便利であります。

運賃的にはどちらがメリットか

続いて、ロンドン経由羽田とフランクフルト経由羽田の欧州からの運賃を比較してみました。なかなか、両方の都市を経由する日本行きの運賃は少ないのですが、ポーランドワルシャワ発の場合、ロンドンでもフランクフルトでも経由する運賃設定がありましたので、比較してみました。

ロンドン経由

ワルシャワ発券フランクフルト経由羽田行片道M

ロンドンにて1泊が必須となりますが、ワルシャワ⇒ロンドン区間はNH便名がついており、スカイコインでも発券が可能であります。

運賃自体は103,000円ですが、税金その他が74,720円であり、総額177,720円であります。予約クラスはMクラスであり、100%加算であり、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード申請が可能であります。

フランクフルト経由

ワルシャワ発券フランクフルト経由羽田行M

こちらも、フランクフルトにて1泊が必須となりますが、ワルシャワ⇒フランクフルト区間はNH便名がついており、こちらもスカイコインでも発券が可能であります。

運賃自体は同じく103,000円ですが、税金その他が57,760円であり、総額160,760円であります。予約クラスはMクラスであり、100%加算であり、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード申請が可能であります。

両者の運賃の違いは

フランクフルト線はロンドン線よりも17,000円ほど安く、航空税がロンドン線ではあるのと旅客サービス料が3,000円ほど高くなっているのが要因と言えます。

ただし、フランクフルト線ではNH224便の場合、運賃はNH204便と比較して+1万円ほどとなるため、夜便が良い場合はあまり差分はなくなります。

ちなみに、今回はワルシャワ発券で計算しましたが、欧州最安はオスロ発券でありますが、こちらはロンドンとの直行便が接続フライトとして設定がないため、フランクフルト経由のみとなります。まあ、その他、曜日によってはブリュッセル経由も有りますが、フライトが週に2便くらいなので、日程の変更など難はあります。

コストやフライトの多さを考えるとフランクフルト一択でありますが、ロンドン単純往復の場合はロンドン発の方が、シートなど豪華であり、何とも言えない感じであります。

最後に

THE Room

以前は、ロンドン、パリ、ブリュッセル、ミュンヘン、ウィーンで毎日1往復運航であり、加えてフランクフルトは毎日2往復運航であり、機材もB777-300ERが入っていたので、フランクフルトの方が検討しやすかったですが、現在はフレキシビリティを考えるとフランクフルト、アッパークラスの豪華さを考えるとロンドン線となっています。

帰国便は疲れも出ており、一刻も早く帰りたい一方、スケジュールも重要であります。スケジュールとコストに適合した利用の仕方が必要であり、ギリギリの選択かもしれません。もっと選択肢が欲しいところであります。

個人的には前泊はフランクフルトの方が空港近辺は良い感じもします。ヒースロー付近もホテルはありますが、フランクフルトかなと思います。スターアライアンスで味付けされたことも有りますが、なんかそう感じます。

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