ルーマニアの首都であるブカレスト中心部にあるシェラトンブカレストホテルに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
ルーマニアの中心部のルーマニア広場(Piața Romană)から200m程のところに位置します。巨大な交差点であり、外国らしくサークルになっています。
同広場付近には空港バス行きの乗り場も有るので、荷物が多い場合でもあまり不便ではありません。
アンリ・コアンダ国際空港(OTP)までの距離は約16kmであり、直通バスの場合、40分程かかります。運賃は100円程度とかなりお得です。
街の中心部は歩いていても治安的な不安を感じることはありませんでした。一方で、アジア系の人はほぼおらず、マスクして歩いていると時々視線を感じるほどでした。
ロビーなど
ホテルの顔とも言えるロビーは吹き抜けの空間であり、高級感を醸成しています。市内でも随一のホテルという事が伺えます。
記事冒頭の写真のようにタワータイプのホテルであり、最上階は18階となっています。エレベーターは高層と低層では分かれていませんが、混雑するという事はありませんでした。
タワータイプのホテルでありますが、築年数はそれなりに経過しているのかエレベーターホールや通路は結構狭い印象であります。カラーリングは独特でありますが、照明は温かみのある感じでカーペットはフカフカしているので落ち着きます。
フィットネスは2階にあります。東欧のホテルに来ると結構な確率でサウナがあり、寒い地域ではサウナは習慣なのかもしれません。
ルームキーはいたって普通であります。エリートとかの区別はないようであります。
エグゼクティブスイートルーム
リビング
今回はクラシックルームを予約したのですが、いきなりエグゼクティブスイートまでアップグレードとなりました。まずはリビングであります。十分な広さにソファが置かれています。
今回は15階の部屋であり、フロアマップを見てみます。スイートタイプの部屋は結構あるようです。
入り口横には1つ目のトイレがあります。こちらは部屋に戻るまで我慢して来てすかさず、飛び込むために設けられているかのようです。
リビングの壁に飾られているアートであります。何を現しているのかわかりません。
テレビはサムスン製であり、微妙にインタラクティブですが、テレビ単体でネットや動画視聴はできませんでした。日本語が見られるチャンネルはNHKワールドのみでした。
アメニティ関連であります。スイートでありますが、いたってシンプルであります。ルームサービスの朝食はコンチネンタルで約2,000円であります。
エビアンは1ボトル600円くらいであります。冷蔵庫にはスパークリングワインなどありますが、近くのスーパーに行った方が400円ぐらいでフルボトルが買えます。
ベッドルーム
続いてはベッドルームであります。十部な広さのキングベッドがあります。そしてデスクがあり、デスクの上には壁掛けのリビングと同じサイズのサムスンのテレビが設置されていました。
クローゼットは十分な広さがあります。アイロンの置き方がちょっと雑な気もしますが。
セーフティボックスがその下にはヘアドライヤーがあります。こちらもむき出しで置いています。この方がいちいち取り出さずに便利ではありますが。
ベッドサイドには無料の水があります。1日2本のようであります。ペットボトルではなく瓶と言うのが欧州らしいところであります。この後も何度か瓶の無料水に出くわしました。
リビング含めてコンセントはかなりありますが、すべて豚の鼻タイプでした。近隣の店舗で販売しているところはなかったので、フロントに聞いてみると、ユニバーサルタイプのアダプタを貸してくれました(タダ)。持ち合わせがない場合は借りるしかありません。
ベッドサイドには唯一、USBポート(タイプA)があります。小物ガジェットはこちらで並行充電と言った感じです。
バスルーム
バスルームはバスタブとシャワーブースがセパレートのタイプであります。バスルームは最近リニューアルされた印象があるくらい綺麗であります。バスタブの青いタイルが特徴的であります。
2つ目のトイレがバスルームにあります。こちらもウォッシュレットはついていません。こちらは夜中に起きた際に使うパターンですかね。
洗面のミラーは周囲が照明となっており、動画撮影用ライトのようであります。黒目にこの照明が映り、ミラーに見える自分の雰囲気が少し変わります。
アメニティ関連ではソーイングセットやシェーバーがある一方で歯ブラシはありませんでした。歯ブラシが一番コストがかかるんですかね。
ティッシュBOXが不思議な配置であります。ルーマニアではこれが普通なのでしょうか。それとも、新しく入れ替えたと言う意味なのでしょうか。
シャンプーなどはディスペンサータイプであります。こういう所もエコと言うかコスト削減が進められているようです。
バスタブがあるので、バスソルトもあります。体が乾燥でヒリヒリしていたのですが、このソルトは特に影響はありませんでした。
窓からの景色
リビングとベッドルームにそれぞれ同じ大きさの窓がありますが、ベッドルームの窓にはクッションが敷かれており、ここに座って、景色が楽しめるようです。
そして、窓からの景色であります。同ホテルは市内でもかなり高い建物であるため、ぬけた景色が楽しめます。飛行機雲な空と冷戦時代の面影を残すブカレスト中心部の景色がなかなか味わえない景色でありました。
最後に
ブカレスト中心部にあり、空港からもバスで格安でアクセスでき、しかもわかりやすいルートの同ホテルは便利であります。
また、滞在した日の未明から朝にかけてテレワーク必須であり、もともとのクラッシックルームで十分かと思っていると、エグゼクティブスイートルームにアップグレードされ、ベッドルームで静かに作業することができたので大満足でした。