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ANAビジネスクラス搭乗記 889便 昼行のシドニー

羽田からシドニーまで昼行便でシドニーまで行きましたので、お伝えします。

羽田ターミナル2国際線は6時から

先日書いた記事である都心から最も朝早くアクセスできる交通機関はどこかであるのとおりに5時頭に羽田空港第2ターミナルに到着します。国内線感覚で国際線エリアに行くと保安検査場もチェックインカウンターも6時きっかりのオープンであります。

海外の空港でも出発3時間前からチェックイン開始ですが、シドニー便に限る2時間半前とタイトであります。

お店が一部オープンしている国内線側に戻ろうかと思いましたが、国際線エリアのチェックインカウンターの1階上の空間にコンセント付きカウンターがあり、そこで小一時間を過ごします。

スイートチェックイン(Rカウンター)も同様に6時に開きます。アップグレードを申請していましたが、事前に落ちて来なく、最新のビジネスクラス空席検索では残り3席とかなりハラハラしました。しかし、空いている座席は真ん中3列席ということで、窓側は確保できないものの、長距離路線では無敗神話が続きます。

ターミナル2国際線エリアは人が少なく、手荷物検査もパソコンを出さなくて済むので快適であり、ANA国際線利用ではこちらの方が断然快適であります。

シドニーは漢字表記だと悉尼か雪梨か悉徳尼と言う事であり、表示は悉尼であります。ゲートは73番であり、PTBのゲートが3つのうちの1つであります。チャンギ空港だったら、プライベートゲートとも言えるくらいの少なさであります。

51回目の789

789の搭乗は通算51回目であります。ANA以外の789はエチオピア航空のみであります。ANA以外のキャリアは788が多く、乗る機会は少ないようです。

空港でアップグレードとなると大体はL2ドアより後方の座席でかつ、通路を挟んだ真ん中であります。エコノミーだと、窓よりの通路側より真ん中の通路側のほうが良いと言われますが、ビジネスだとちょっと残念であります。

とは言え、10列目は前に座席がないので、スペースは広く利用できます。窓は遠いですが、窓に向いた座席が隣席なので、窓側搭乗客を意識せずに窓を見られるのは良い点かもしれません。

2列後ろはプレミアムエコノミーであります。シドニーまでは9時間30分ぐらいのフライトなのでPYでも良さそうでありますが、ビジネスよりも狭き門のケースもあり、ビジネスの方がやはり良いですね。特に食後の睡眠は時間を忘れられるので最大のメリットかもしれません。PYも映画にはまるとあっという間に時間が過ぎてしまいますが。

新アメニティ・ETTINGER

ようやく巡り合えた新アメニティのETTINGERであります。オレンジ色であります。素材は帆布であります。

アメニティについては随分、点数が絞られており、スキンケア2種とスーパーで利用できる折り畳みのマイバックであります。年間のマイル修業にかかるコストからスーパーでマイバックを使った効果(▲5円/回)を考えてもPP単価には影響はないようであります。

いつも通り、ビニール袋をはがします。先述のとおり、前に座席がないため、広大なスペースにおいても良いのですが、隣席もおり、まずは自分のひざ元から様子見をします。

ビニール剥しで落ち着くとウェルカムドリンクであります。ラウンジで良いだけシャンパンを飲んでいるので今更スパークリングでありますが、黄金色の液体をとってしまいます。

離陸まで懐かしい時が

しばらく視ていなかった定期航空協会のビデオが扉が閉まる前に放映されていました。昔そのままであり、昨年大みそかにブラックビスケッツを聴いたぐらいの懐かしさであります。俺はダイヤモンドだぞは暴言・威嚇に値するか微妙であります。正月のJALの事故を受けてのことだと思いますが。

D滑走路に向けてタキシングであります。多摩川の向こうに物流倉庫が見えます。2024年問題と言えばトラック・バス運転士不足でありますが、パイロットは例外なのでしょうか。パイロット=管理職なので別世界なのかもしれませんが。

この後はD滑走路から離陸し、那覇に向かうような感覚でした。

機内食は肉肉しく

ベルトサインが消えるとすぐに機内食が始まりますが、10列目となるとかなり待たされます。まずは前方からドリンクを提供しますが、アミューズが来るまで前列席の利用者が飲み干してしまうと、再び注ぐタイムロスが発生し、後列席に影響を及ぼすこととなります。まあ、アップグレードなので文句は言えませんが、何とかして欲しいところであります。

アミューズについて、今回お初でしたが、1月に搭乗したフランクフルト便と似た感じであります。スティックは同じでした。

前菜はパース便と全く同じものでした。ただ、真ん中の野菜は柿とレンコンですが、レンコン比率が上がっていました。

スイートラウンジ滞在は6-8時までであったので、いつもと違う時間に大量に食べると胃腸の調子が狂うため、いなり寿司とフルーツのみにしていた反動かパンも食べてしまいます。

そして、メインであります。今回はストレートに肉にします。添え菜のイモは既視感がありますが、肉は日本発と言う事もあり、ベストであります。焼きたてのジューシーさはありませんが、味わいはなかなかであります。

いつもは〆はフルーツにするのですが、砂糖たっぷりのスイーツに。スイーツの口合わせにも、やはりワインにしてしまいます。何度もワインなのですが。

時間が過ぎるのが早いシドニー便

外は明るいですが、超早朝起きだったので、眠気のままに就寝となります。約4時間ほど熟睡して起きると証明が明るくなっていました。シドニーはやはり近く感じます。

気がつけばオーストラリア大陸であります。睡眠の力は早く、飲み足りなさでもったいないような、タイムマシンでお得のようなアンヴィバレントな感じであります。

おそらく、日本発では3連続中の同じ和食であります。これだけでは物足りないので+人工肉のカレー丼にしようかと思いましたが、それでは量が多すぎるので和食のみにしました。添えられた野菜の煮しめは根菜比率が上昇していました。

シドニー到着

ほぼ飛行経路通りにフライトをします。グアム、ケアンズ上空を通過して大陸に入り、順調な飛行ルートでした。飛行時間は9時間半とほぼ平均的な時間でありました。これにて3度目のシドニー訪問であります。

オーストラリアは夏場と言う事もあってかホテル代が高額であり、辟易してしまいますが、それでもPP単価とライフタイムマイルを考えると今年はシドニーにお世話になりそうであります。

着陸前に政府指導の検疫ビデオが放映されます。世界各国で色々な儀式があります。クアラルンプール到着前は殺虫剤がスプレーされたりと色々であります。

20時前ですが、ようやく日暮れであります。日本とシドニーには時差があり、シドニーのほうが2時間先に進んでいますが、20時で日没となると日本の冬とあまり時差を感じません。

そして、シドニー・キングスフォード・スミスに到着であります。12月にパースに行った際は自動ゲートを利用するも手荷物検査を受けて手荷物すべてを出す羽目になったので気になるところですが、すべて機械のみの処理で入国できました。

最初に来た時の印象はありませんが、前回6年前に来た時は朝であり、沖止めでありましたが、今回はPTB経由でスムースでありました。

今回は市中には行かずに国内線ターミナルに移動であります。無料のバスは遠回りですが、外に出てバスが見えるとすぐに乗れて出発なので便利であります。なかなか車内の照明がエキゾチックであります。

最後に

オーストラリアへのフライトは夜行便が当たり前で、12月に利用したパース便以来の昼行便であります。ただ、羽田発は朝8:30と第2ターミナル出発の最初の便であり、国際線としては超早朝であります。そのため、前日から起床時間などコントロールしないといけないため、睡眠不足となりますが、機内で寝落ちてしまうため、ある意味時間の経過は早いと言えます。

朝の早起きが苦手なので、夜便派でありますが、結局外の景色と言う点では長距離便では昼も夜も関係なくなり、フライトに限れば昼行便の方が良いかもしれません。

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