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ANA国際線 2020年夏ダイヤ確定 あの修行路線が減便

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ANA 787-10

ANAの国際線新規就航地のダイヤがすべて確定しましたので、お伝えします。また、減便となる路線もあり、マイル修行の計画には注意が必要となります。

 新規就航地

2020年夏ダイヤから就航する路線は下記のとおりです。実質、成田・羽田からの移管の就航地には(移管)と記載しています。

北米

羽田⇔ワシントンD.C.(移管)

羽田⇔ヒューストン(移管)

羽田⇔シアトル(移管)

羽田⇔サンノゼ(移管)

羽田⇔サンフランシスコ

ヨーロッパ

羽田⇔ストックホルム

羽田⇔モスクワ/DME

羽田⇔ミラノ/MXP

羽田⇔イスタンブール

アジア

羽田⇔デリー(移管)

羽田⇔青島

羽田⇔深圳

羽田⇔ホーチミンシティ(移管)

成田⇔ハノイ(移管)

北米はサンフランシスコ以外は移管となっています。ヨーロッパ方面は純粋に新規就航となり、一番関心が高いところでもあります。

アジアはハノイが羽田から成田に移管するという面白いところです。

新規就航路線のスケジュール

ミラノ

純粋に新規就航する路線のスケジュールを確認してみました。

羽田⇔サンフランシスコ

開始日 3/29(火・金・日 現地発は水・土・月)

    5/25からは毎日運航

NH108 羽田 22:55 ⇒ サンフランシスコ 16:25

NH107 サンフランシスコ 01:45 ⇒ 羽田 05:00(翌日)

機材はボーイング777-300ER

羽田⇔モスクワ

開始日 7/1 毎日運航

NH213 羽田 08:40 ⇒ モスクワ 13:10

NH214 モスクワ 15:05 ⇒ 羽田 07:10(翌日)

機材はボーイング767-300ER

羽田⇔ストックホルム

開始日 6/6(月・木・土)

    7/20からは毎日運航

NH221 羽田 09:40 ⇒ ストックホルム 13:00

NH222 ストックホルム 14:20 ⇒ 羽田 07:10(翌日)

機材はボーイング787-8型機(プレミアムエコノミー設定あり)

羽田⇔ミラノ

開始日 4/20(月・木・土)

              7/10からは毎日運航

NH207 羽田 00:55 ⇒ ミラノ 06:20

NH208 ミラノ 12:10 ⇒ 羽田 07:00(翌日)

機材はボーイング787-9型機(プレミアムエコノミー設定あり)

羽田⇔イスタンブール

開始日 7/6 毎日運航

NH219 羽田 08:35 ⇒ イスタンブール 14:15

NH220 イスタンブール 16:50 ⇒ 羽田 10:25(翌日)

機材はボーイング787-8型機(プレミアムエコノミー設定あり)

羽田⇔青島

開始日 3/29 毎日運航

NH949 羽田 09:55 ⇒ 青島 12:30

NH950 青島 13:30 ⇒ 羽田 17:35

機材はボーイング787-8型機(プレミアムエコノミー設定なし)

羽田⇔深圳

開始日 3/29 毎日運航

NH965 羽田 11:20 ⇒ 深圳 15:10

NH966 深圳 17:00 ⇒ 羽田 22:15

機材はボーイング787-8型機(プレミアムエコノミー設定なし)

欧州の新規路線でミラノ線は夜行便、それ以外は昼行便ですが、羽田発は朝8時、9時台とかなり早い時間となっています。

都内の人でもかなり早く出かけないといけなく、地方からだと羽田に1泊が必要です。ラウンジの24時間運用とかなるかもしれません。そうするとまたまた、新たな問題がこれまで以上に発生するかもしれませんが。

便数は毎日運航ではないもののオリンピック開始前にはすべて、毎日運航にするあたりは枠をもらった当局から強いプレッシャーがあるのかもしれません。モスクワ線がB767-300ERというのも総力戦感が出ています。

シドニー路線は3/29から倍増

新規ではありませんが、3月29日より、シドニー路線は便数が倍増します。スケジュールは下記のとおりです。

NH889 羽田 08:50 ⇒ シドニー 20:15

NH890 シドニー 12:55 ⇒ 羽田 20:30

機材はプレミアムエコノミー設定ありのボーイング787-9型機となります。これまでの夜行便と組み合わせることによって、マイル修業がさらに短期間で可能となるほか、単純に座席数が増えるため、安い運賃もつかみやすくなる可能性もあります。

クアラルンプール路線が期間限定で減便

クアラルンプール

今回、新規就航に目が行きますが、実は移管ではなく、便数が純減する路線もあります。主な路線は下記のとおりです。

成田⇔クアラルンプール▲4便(7/1-8/31)

成田⇔ジャカルタ   ▲4便(7/1-10/24)

成田⇔プノンペン   ▲4便(3/29-6/30)

成田⇔シンガポール  ▲7便(3/29-4/23、6/7~)

成田⇔バンコク    ▲7便(5/16~)

期間限定ではありますが、東南アジアの成田路線が軒並み、減便となっています。期間限定で示されることは新規路線にリソースを集中し、新規顧客の獲得に弾みをつけ、リソース(パイロット)が確保できたら、東南アジア路線を元に戻すということかもしれません。

クアラルンプール線は期間中は月・水・金(KUL発は火・木・土)となり、減便が夏休みシーズンに重なっているのはちょっと厳しく、マイル修行を実施する場合、運賃の高騰があるかもしれないので、先手のマイル修行が良いかもしれません。

ミュンヘン路線にボーイング777-300ERが投入

ANAビジネスクラス

機材関連では面白い点は下記のとおりです。

羽田⇔ミュンヘン B777-300ER   7/1から

成田⇔バンコク  B777-300ER   3/29から(NH805/806) 

成田⇔シンガポール    B787-10       3/29から(NH801/802)

ミュンヘン線に77Wが投入されることとなり、ファーストクラスの設定がされるか注目点となります。また、バンコク線も同機が投入され、こちらはファーストクラス席がビジネスクラス席に開放されそうです。

成田⇔チェンナイ B767-300ER 7/1から

成田⇔ムンバイ  B767-300ER 9/1から

 一方で、こちらは機材が小型化します。ビジネスクラスではシートがグレードダウンとなりそうです。インド方面のマイル修行はスケジュールが良いデリー一択となるかもしれません。

最後に

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3/29から一斉のスタートはできないものの、機材を巧み使い分けるなど、東京オリンピックまでには何とか多くの路線で就航できるようしているのが感じられます。

クアラルンプール路線は一時期減便(以降もかもしれませんが)するため、マイル修行の計画に影響が出る可能性もあります。一方で新たな路線が修行先が生まれる可能性もあります。

新規路線の予約販売開始は1月27日月曜日朝10時からであり、予約など殺到する可能性もあります。個人的には新規発券地の運賃がどれくらいになるか気になるところです。

最初は現行と同等にしておき、需要見合いで値下げする可能性もあります。また、これだけ一気に路線を開けるため、バグ運賃があるかもしれません。 

今回のスケジュールを見ると、ANAの総力感が感じ、結構-ポジティブです。もうちょっとダイヤモンド修行をしてみるのも良いと感じました。

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