カタール航空のビジネスクラス(Qsuite)が東京オリンピック・パラリンピックの時期で且つ日本の夏休み時期に激安のため、まとめてみました。
東京オリンピック・パラリンピックの日程
2020年は21世紀に入って日本で初めてのオリンピックとなり、しかも、札幌でマラソン開催とある意味で夏季と冬季のオリンピックを史上初めて開催となる北京よりも先に札幌が夏季と冬季の種目が開催される歴史的な場所となるオリンピックでもあります。
改めて、オリンピックとパラリンピックの日程を確認してみると下記のとおりです。
東京オリンピック 7月24日から8月9日までの17日間
東京パラリンピック 8月25日から9月6日までの13日間
日本人にとっては夏休みシーズン真っ只中に開催され、日本国内での移動が多い時期に開催されます。
交通機関は深夜運転を拡大するほか、東京都のウォーターフロント(死語に近いですが)地区では、渡し船で人を運ぶ計画があるなどかなり対応していますが、混雑は不可避に近いかもしれません。
お盆の帰省も海外からオリンピック観戦に来た方々が日本国内を観光することを考えると相当な混雑が考えられます。外貨獲得のチャンスであり、海外から人に優先したいところであります。こうした事態には、ローカル路線バス乗り継ぎの旅を復習して、地元までローカル路線バスで帰るのが得策となるかもしれません。
無敵なカタール航空
こうした中で、カタール航空は日本がオリンピックとパラリンピックで盛り上がる中にドイツで最もビジネス需要が高いフランクフルト路線で格安なビジネスクラス運賃を提供しています。
旅程
往路は8月9日の夕方にフランクフルトを出発し、翌日未明にドーハに到着します。機材はA380-800であり、夕方の時間を食事やドリンクを楽しむにはちょうどいい機材かもしれません。ドーハには未明に到着し、6時間の乗り継ぎとラウンジ滞在時間は長いですが、シャワーですっきりできると思います。
羽田へは朝6:40に出発し、到着は同日の22:40と丸一日飛行機なルートと言えます。
復路はパラリンピックが終わる目前の9月4日の未明の0:01に羽田を出発します。金曜日を休暇とすれば、未明の出発であり、休暇を最大限の活用なフライトと言えます。ドーハには11時間後の現地時間の朝5時過ぎに到着します。2時間40分乗り継ぎ待ちの後、フランクフルトに向かいます。
フランクフルトには午後1時半に到着し、ICEでドイツ国内へ乗り継いでも、フランクフルト市内滞在でも、ホテルにチェックインし、夕食はレストランで食べられそうです。
今回の旅程ではドーハ=羽田間がA350-1000と日本ではまだあまり乗ることができない最新鋭機となります。そして、そのシートはQSuiteと世界最高峰のビジネスクラスシートとなります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約202,681円
予約クラス Rクラス(125%加算)
FLYONポイント 19,984FOP
FOP単価 10.14円/FOP
今回は週末に寄せた旅程で試算したため、運賃は20万円超ですが、週の真ん中に寄せると20万円より安い旅程もあり、オリパラ時期を利用して、そうした休み方を取得して、最安を狙うのも良いかもしれません。
最後に
オリパラ需要で通常のビジネス需要が薄れるからか不明ですが、日本人にとっての夏休みシーズンど真ん中に安いカタール航空はありがたい存在です。
もちろん、アメリカとイランの緊張関係があるかもしれませんが、海外発券とは言え、ヨーロッパと日本の往復が20万円は稀有な存在であり、ベストシーズンのマイル修行としては最高と言えます。
カタール航空がワンワールドにいる間にJGC修行もありかなと感じます。