ちょっとマニアックですが、2022年7月29日のセールのANAに航空券について、まとめてみました。
7月29日の航空券の概要
7月29日1日限定での利用できる航空券は下記の二つです。
8〜9月搭乗分 国内線特典航空券減額マイルCP
10月連休搭乗分ANA SUPER VALUEセール
ほぼ既定路線となっている減額マイルとSUPER VALUEセールとなります。
一瞥しただけで、内容がわかってしまう人も多いと思いますが、一応期間などフィーチャーしてみます。
減額マイル
減額マイルは29日、一日の間に予約発券すると特定の搭乗期間が通常マイルよりも少ないマイル数で利用できるものであります。
今回の対象日は下記のとおりです。
8月22日(月)~9月30日(金)
路線は全路線
そして、予約発券日は2022年7月29日一日限定となります。
減額幅
減額幅は下記のとおりです。今回の対象搭乗期間はレギュラーシーズンであり、そことの比較となります。
区間距離 | キャンペーン | 通常R | 割引率 |
---|---|---|---|
0-300 | 2,900 | 6,000 | 52% |
301-800 | 4,900 | 7,500 | 35% |
801-1000 | 5,900 | 9,000 | 34% |
1001-2000 | 6,900 | 10,000 | 31% |
一番割引率がいいのは0-300マイル区間であり、半額以下となっています。この区間は東京からですと大阪三空港、名古屋、秋田、庄内、富山、小松、能登、であり、新幹線とバッティングする地域であります。新幹線の割引はありますが、マイル数と比較すると圧倒的に飛行機の方がメリットがありそうです。
また、同グループのピーチのセールで990円の運賃とかあっても空港施設料や座席指定料金、そして支払手数料とか考えると3,000円を超えてしまい、フルサービスキャリアで羽田が使えるANAの同キャンペーンはかなりおいしいかもしれません。
4,900マイルとなると沖縄以外はほぼカバーされ、こちらもピーチのセールと比較しても結構対抗できるので、なかなかいいキャンペーンと言えます。
ANA SUPER VALUEセール
続いて、有償ではありますが、一日限定のバーゲン運賃であるANA SUPER VALUEセールであります。
概要は下記のとおりです。
対象搭乗期間: 10月7日(金)~10月11日(火)
対象路線: 路線と便が限定
予約購入日 7月29日(金)1日限定
今回は4日間だけと限定されていますが、スポーツの日と言う祝日による連休に跨っているので、ピンポイントでは使いやすいかもしれません。
運賃例は主な幹線(羽田⇔札幌、福岡、大阪、広島、沖縄)などでは7,000円から10,000円で設定されています。
マニアックな路線
運賃例に記載がないところでは下記の路線がお得かもしれません。
札幌→福岡 4814便 10/8,9,11 11,000円
福岡→札幌 4813便 10/9,10,11 10,000円
沖縄→新潟 1866便 10/7~11 19,300~20,600円
新潟→沖縄 1865便 10/7~11 19,300~20,600円
紋別→羽田 375便 10/7~9,11 9,000, 10,500円
羽田→紋別 376便 10/7,9~11 10,000円
秋田→大阪伊丹 1652便 10/7~10 10,000円
大阪伊丹→秋田 1655便 10/7~10 10,000円
札幌⇔福岡は意外と高い運賃ですが、1万円で往復できるのは大きいかもしれません。ただし、78Mではなく、ADOのコードシェア運航なので、アップグレードはできませんが、アップグレード料金が高いため、ADOでも良いかも知れません。
また、レアな新潟=沖縄も設定されています。羽田=沖縄と比較するとあまりメリットはないかもしれませんが、プレミアムクラスの設定があり、アップグレード料金の差が大きいので、それ狙いでは亜流としては有りかもしれません。
また、紋別タッチと言われるオホーツク紋別路線も1万円ほどでアクセスできます。実際に紋別タッチをやってみる機会とも言えます。
そして、地味ではありますが、秋田と大阪伊丹路線であります。40%ほど安く、同路線の競合はバスもなく、予定があればハマリ運賃とも言えます。
総評
今回のANA SUPER VALUEセールは期間が限られ、だいたい1万円の運賃が多く、一瞥すると代わり映えがないとも言えますが、特定の路線を見ると意外と面白い路線もあり、マイル修行などマニア受けはする路線が多いかもしれません。
最後に
ANAでは毎週、ANAトクたびマイルがあり、月1でANAキュンがあり、減額マイルや特別割引セールがあり、普通に予約発券するのがもったいなく感じてしまうくらいであります。
ただし、定番の割引率も多く、それでもお得感を感じるのであれば買いでありますが、それでは刺激が少ない場合は深堀してみると面白いかもしれません。