大阪のど真ん中の堂島にあるアロフト大阪堂島に滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
場所は北区堂島浜2丁目1-31であり、堂島のど真ん中でもあります。45歳のサントリー本社の隣でもあります。
近くには北新地があり、これから賑わうのかもしれません。
大阪マルビルはホテルから見るとこんな感じであり、ちょっと歩きます。伊丹空港に行くのであれば、ハービスからリムジンバスで行くのがホテルから一番近く、バスに乗車後も一番早く伊丹空港には着きそうです。
近くにはやまやがあります。お世話になります。
宿泊記
エントランス
エントランスは比較的おとなしい外観であります。オフィス街という事もあるのですが、シンプルです。ビルの外観もモントレーに売却してもそのまま利用できそうな外観であります。
東京とクアラルンプールとフィラデルフィアしかアロフトの滞在はありませんが、外観はあまりこだわりはないようです。
フィットネスなど
フィットネスやランドリーは2階にあります。エレベーターのボタンにはRe:fuel とアロフトらしい記載があり、降りてみるとコインランドリーとフィットネスがあります。
コインランドリーはホテルでは珍しいドラム式洗濯機であります。ドラム式洗濯機はワンタッチで乾燥までしてくれますが、時間がかかるのが難ではあります。
都会のホテルなので、それほど需要はないと思われるため、洗濯待ちというのは少なさそうです。
フィットネスは想像以上に充実しており、筋トレマシンもあります。こんなに充実しているのであればシューズとウエアを用意してくればと後悔したくらいであります。
部屋までの導線
フロントでチェックインすると一応、エレベーターホールまでエスコートしてくれます。エレベーターホールはアロフトらしいデザインであり、日本にいる感覚はあまりありません。
一応、エクスプレスチェックアウトのボックスもあります。これもアロフトらしさを感じます。
エレベーターはアロフトらしい薄暗い演出となります。カードキーをかざすと滞在するルームと共用部(フィットネスなど)以外は無反応となります。
客室フロアのエレベーターホールもブルー一色であります。はやる気持ちを抑えるというところでしょうか。
客室への廊下は割と幅は狭く、銀座に似た印象があります。
ロフトスイート
ロフトスイートは角部屋であり、ひとフロアに2室のみとなっているようです。
そして部屋には行ってみるとこんな感じです。
アロフトらしいカジュアルでポップなデザインではありますが、清潔感が漂う空間であります。右奥にはベッドルームが見え、アップグレード大満足な瞬間でもあります。
振り返るとこんな感じです。
ベッドルームはキングサイズのベッドがあり、二面採光であり、日中はとても明るい空間であります。
窓際にはオットマン付きのチェアがあり、映画など見たい時は良いかもしれません。
ベッドサイドはランプと電話があり、必要最低限となっています。
リビングはソファーとテーブルとテレビが置かれているシンプルな構成ではありますが、ソファは見た目よりもかなりしっかりしており、深く沈み込まないので逆にとても気持ちいい存在であります。
テレビはリビングとベッドルームにそれぞれあり、ともに壁掛けであります。メーカーはシャープ製の55インチの液晶であり、シャープはスタンドのデザインがもたつきますが、壁掛けとなるとすっきりしていていいかなと思います。
ルームランプもお洒落であります。普通は天井は間接照明で済まし、フロアランプやテーブルランプで演出するので、珍しいかもしれません。
一応リビングにもチェアがありますがサイドテーブル付きであり、飲みながら談笑する前提のようです。
カーテンというかシェードは二層構造です。完全遮光のシェードが外側に設置され、内側にはレースのドレープシェードが設置されています。
メッシュのロールカーテンよりも豪華感があり、光の差し込みを柔らかくしてくれるのでとてもいいと思いました。
冷蔵庫はリビングの入り口側にあり、ハイテーブルの下にあります。デスクがないため、ハイテーブルとハイチェアの組み合わせのカフェ的なテーブルで仕事などはすることとなります。
ハイテーブルの上にはチタン会員向けのウェルカムカードがあります。
レトロチックなスピーカーやコーヒーメーカーもあります。
ノベルティとして、朝食などの食事の際にマスクをぶら下げるネックストラップがありました。仕事でネックストラップを使うシーンはありますが、このストラップはちょっと派手過ぎて使えないかもしれません。
テーブルサイドには電源もあり、パソコン等の電源にも不自由しません。個人的にはソファの前のテーブルにパソコンを置いて、正座して座卓的に使う方がしっくりきますが。
窓からの景色
角部屋であり、2面採光でもあり、明るい部屋なので、窓からの景色も気になるところであります。リビング側からの景色は北新地方向となりますが、そこは街の真ん中であり、ビルの景色のみとなります。それでも面する道の幅が大きいため、圧迫感のない。景色となります。
ベッドルームからの景色は最新の大阪の街並みが見えます。こちらは交差点が近く、その先には川があるため、見通しの良い景色であります。
下を見てみると交差点が見えます。東京でこんなゆったりしているところがあるのかなと感じてしまうくらいです。皇居に隣接する以外の場所では超高層でないとこんな景色はないかもしれません。
水回り・収納
シンクは二つあり、とても広々とした空間であります。遮る扉が微妙に設置されており、複数人で滞在の際は意外と便利かもしれません。
扉を閉めるとこんな感じです。
トイレは二つあります。入口の入ったところとバスルームの横にあります。それぞれの距離は直線距離で1mも離れていませんが、複数人で滞在するとマイトイレとして不文律ができるのかもしれません。
アメニティは割とシンプルです。プラスチックのようなグラスはとても薄くて軽いのですが、そこを裏返してみるとHSブランドでした。
シンクの下にはドライヤーと体重計が完備されています。拡大鏡はリモート会議用の照明みたいなライト付きです。
バニティーカウンターから振り返るとこんな感じで結構広々としてます。
バッグを置く棚の下はセーフティーボックスとスリッパが収納されていました。
クーロゼットはオープンであり、足元にはアイロンや使い捨ての靴磨きがありました。
ハンガーはMAX15kgと警告しつつ、「おしゃれな服で楽しんでや!」と柔らかくしています。
そして、バスルームはシンプルでありますが、広々としています。操作もシンプルであり、シャワーは水を出すか止めるか、バスタブの水を出すか止めるかというシンプル操作であります。
バスアメニティは香り高いものとなっており、海外に来たような印象も少し受けます。
朝食(The WAREHOUSE)
今回はチタン会員として滞在のため、朝食がついていました。朝食は一階のフロント横のThe WAREHOUSEとなります。10時30分までオープンしているという事でゆったりと食べることができます。
ブッフェ形式であり卵料理とドリンクは最初の着席時にオーダーします。
メニューは充実しており、朝からカレーもでき、サラダや和風のみそ汁も堪能できます。
個人的にはみそ汁がなめこ汁でしたが、とても味わいが深く良いものでした。みそ汁と言えば漆器ですがそれがなく、どれに盛っていいのかわからず、席まで手のひらが熱さに負けるか、先に席につけるかという攻防でした。でも、その甲斐あってか、みそ汁を大量に味わえました。
最後に
一番安いレートで予約したのですが、スイートまでアップグレードし、16時までのレイトチェックアウトは快適であり、飛行機で東京に戻る日でもあったため、有意義な滞在でした。
こんな経験はなかなかないですが、やはりマリオットはプラチナかチタンのステータスは確保するのがメリットが多いと感じました。