カタール航空のビジネスクラスのセルビア・ベオグラード=羽田往復が安いため、まとめてみました。
カタール航空QSuiteとは
カタール航空のQSuiteとは同社の最新ビジネスクラスブランドであります。シート配列は1-2-1配列であり、進行方向向きと逆向きに座席が配置され、足元の広さとシート及びその周りの幅を確保しています。シート間ピッチは103インチ、ベッドの長さは79インチ、シート幅は21.5インチとなっています。
また、最近の豪華ビジネスクラスのトレンドでもある個室感を高めるための扉も設置されています。
A350-1000の場合は46席のシートが用意され、真ん中の席ではサイドのみならず、前後の仕切りも開放することができ、家族団欒で過ごすことも可能です。利用して間違いないシートと言えます。
こうした先進的なシートを導入していることもあり、カタール航空はSKYTRAX社の「World Airline Awards 2019」のビジネスクラスシートにて世界一のランキングを獲得しているほか、機内食やラウンジなどのサービスを含めた総合でも世界一を獲得しています。
同ビジネスクラスランキングで世界二位のANAでは新たなビジネスクラスシート「THE Room」を発表しています。2位ではダメなのか、シートで世界1位のカタール航空と真っ向から勝負するようであり、東京オリンピックのある2020年のランキングが気になるところであります。
ビジネスクラス ベオグラード=羽田往復
今回は年始にベオグラードから羽田に行き、2月の頭に羽田からベオグラードに行く旅程で試算してみました。
旅程
1月6日月曜日にベオグラードを出発し、ドーハには18:25に到着します。ドーハでは12時間の乗り継ぎと長いですが、ドーハナイトを過ごすのも良いと言えます。
翌朝7:05にドーハを出発し、羽田には22:30に到着します。
復路は2月6日木曜日の23:50に羽田を出発し、ドーハには朝6:10に到着します。乗り継ぎ時間はわずか50分であり、7時に出発します。ベオグラード・ニコラ・テスラ空港には10:40に到着します。
機材はベオグラード=ドーハ間はA321、ドーハ=羽田間はA350-1000であります。A350-1000は最新型機であります。
まだ導入している航空会社も少なく搭乗できるのは貴重と言えます。そして、シートは前述のとおりQSuiteであります。
運賃・予約クラス
運賃・予約クラス・FLY ONポイントは下記のとおりです。
運賃 約209,262円
予約クラス 全区間Rクラス(125%)
FLY ONポイント 計18,362FOP
FOP単価 11.40円/PP
20万円ちょっとで世界一のビジネスクラスとも言えるQSuiteに搭乗でき、マイル修行ができるのは貴重と言えます。
ベオグラードはセルビアの首都であり、ドナウ川が街を流れています。
ちなみに地元の航空会社はエア・セルビアであり、ブタペストやドゥブロブニク、ブカレストなど南欧、中欧に就航しており、運賃も安く、同地域を周るのには良いかもしれません。
最後に
世界一のビジネスクラスを羽田ダイレクトに利用できるだけでなく、運賃が20万円ちょっとで利用できるのは相当お得であります。アドリア海沿岸の国々や中央ヨーロッパに行くのも比較的便利であり、そうしたところに複数回行ってみたい人は良いチケットかも知れません。