先日、関西国際空港行きのANAとのコードシェア便のスターフライヤー便に搭乗しましたので、お伝えします。
スターフライヤーとは
スターフライヤー(英: Star Flyer Inc.)は、福岡県北九州市小倉南区の北九州空港に本拠を置く、日本の航空会社で、定期便としては、東京/羽田(第1ターミナル) - 北九州、東京/羽田(第2ターミナル) - 大阪/関西、山口宇部、福岡、名古屋/中部 - 福岡で就航しています。(ウィキペディアより)
企業としては、東証2部に上場しており、個人投資家向けに航空券が割引となる株主優待制度を設けています。
ギャラクシーフライト以外ではもっとも遅いフライト
スターフライヤー29便/ANA3829便は第2ターミナルを出発するフライトとしては、ギャラクシーフライトを除けば、毎日運航しているフライトとしては、第2ターミナルで最も遅い出発のフライトとなります。そのためか、ANA Suite Loungeも閉店間際で誰もいませんでした。21時を過ぎた時点で、「ギャラクシーフライトですか」とお声がけされるような感じでした。
この時間帯に利用したのは初めてですが、国際線ターミナルとは違い21時ともなるとかなり静かになります。世界トップクラスの乗降数を誇る空港とは思えません。
搭乗レポート
本日は501番ゲートということで、バスで飛行機までの連絡のいわゆる「沖止め」搭乗でした。今日は沖止めポジティブ派なのでよかったです。
スターフライヤーの場合は、スムースな搭乗のためか窓側と通路側に分けて、バスへの乗車を行っており、窓側の座席の乗客が先行してバス乗車となっていました。ANAの上級会員の場合は、上記は関係なく乗車できます。飛行機に到着すると黒と白の機体が。最近では、ニュージーランド航空が黒いペイントの飛行機を運航していますが、スターフライヤーは創業当時から黒い機体で運航しており、オシャレで一貫したところがあるように見えます。
大阪方面へのANA系の最終便ということもあり、かなりの搭乗率です。
シートは国際線と同等の設備です。
シートテレビモニターのほか、USBポート(スマートフォンの充電に便利)や電源コンセント、フットレストも装備しています。また、シートテーブルは折り畳み型で国際線に近い仕様です。
シートピッチも広く、前に座席のない最前列シートでなくても快適です。ちなみに最前列シートはこんな感じです。
とにかく黒にこだわっているのか、セーフティーカードや機内誌もモノトーンで統一されています。羽田=関西間は1時間程度造フライトのため、機内サービスはドリンクとスターフライヤーのオリジナルグッズの販売のみですが、ドリンクもこだわりがあるのかタリーズのコーヒーを提供しています。
また、コーヒーを選択した乗客には、チョコレートも提供されます。このサービスはスターフライヤーが就航した時代から継続されており、一貫性がこういうところでも伺えます。ドリンクはこのほか温かいスープとして、ミネストローネが提供されています。
短時間ではありますが、羽田=大阪間(伊丹でも関西でも)なぜか眠くなり、ウトウトしているとベルト装着サインが点灯し、着陸準備に。
シートテレビではフライトルートが確認できるのですが、本日は世界地図の表示のみでした。世界地図を見ていると世界一周をしたくなってしまいました。定刻よりも早く関西空港に到着。電車へ急ぐ人がダッシュをしていましたが、それ以外は閉店間際といった雰囲気で静かな関西空港でした。
まとめ
就航当初から広いシートピッチやデザイン性の高い機体、こだわりのある機内サービスを継続しているスターフライヤーは一貫したポリシーがあり、とても搭乗していて快適なフライトでした。経営環境が厳しくなり、各社から出資を受けたりしていますが、独自性を継続して、快適な空の旅を提供し続けてほしいと思います。