カタール航空のビジネスクラスで欧州からアジアへの最安ルートと思われるルートをまとめてみました。
ビジネスクラス ブタペスト=杭州往復
今回は最安を狙い、3月週末発と4月中旬発で試算してみました。
旅程
3月23日にブダペストを出発する旅程です。ブタペストは16:20発であり、ブタペストのホテルはレイトチェックアウトに応じてくれるところが多いため、午後2時くらいにホテルからタクシーで空港まで移動すると丁度良いかもしれません。
ドーハでは3時間の乗り継ぎで杭州に向かいます。
復路は4月23日の日未明に広州を出発します。ドーハでの乗り継ぎは3時間以内と復路も乗り継ぎ好調です。ブタペストには12:55着とホテルチェックインにはちょうどいい時間です。チェックインして、温泉のサウナで汗を流して、味の濃いハンガリー料理とワインを楽しむには良いかもしれません。
機材はブタペスト=ドーハ間がA330、ドーハ=広州間がB77W(Qsuiteではない)となります。最安となるとさすがにQsuiteの恩恵は受けられないようです。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約163,507円
予約クラス Rクラス(125%積算)
FLYONポイント 16,258 FOP
FOP単価 10.06円/FOP
本当に国際線では、最近は10円切りが難しくなっており、マイル修行対策なのか何なのかわかりませんが、需要が多いのは間違いなさそうです。
杭州とは
杭州についてまとめてみました。
杭州は中国の浙江省にある都市であり、華東地域では上海、蘇州に次ぐ規模です。人口は約1,000万人と大都市であります。
歴史は深く紀元前3千年ころの遺跡が見つかる程の街であり、マルコポーロも東方見聞録に記載しています。
天気は東京など同じく、寒暖の差があり、夏は暑く、冬は寒いところです。足元の天気は下記のとおりです。
日本からのアクセスについては、ダイレクト便は少ないので上海から中国の新幹線などを活用してアクセスするのが良いかもしれません。
日本とのつながりはほぼないですが、欧州やアフリカとのつながりは大きく、世界の動きを知るには良い場所かもしれません。
グルメについては杭州料理が有名であり、味が上品でビジュアルが良いのが特徴です。東坡肉(トンポーロウ)や西湖醋魚(シーフーツーユイ)や龍井蝦仁(ロンヂンシアレン)が有名です。
日本国内では地名に飯店とついた中国料理店が多いですが、杭州飯店は背脂たっぷりのラーメンで杭州とは直接は関係なさそうです。
以上のように、海外発券を通して、その土地を調べて経験してみるのもマイラーとしては良いでしょう。
最後に
カタール航空の底なしな安さとサービスはいずれ破綻するのか、さらにパワーアップするのか疑問はありますが、ワンワールドマイル修行においては、サービスはアライアンス内随一でもあるにもかかわらず、安さも魅力的です。
今回のルートは扱いにくい面もありますが、世界のマイル修行ルートを味合うルートと言えます。