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ANA国内線 プレミアムクラスのシートは何種類あるのか

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プレミアムクラス

ANAホームページより
ANAプレミアムクラスのシートは何種類あるか調べてみました。今まで搭乗したシートの写真も掲載してみました。 

ANAプレミアムクラス

プレミアムクラスはANAが日本の国内線で提供している上級サービスです。JRでいうとグリーン車、飛行機の国際線でいうとビジネスクラスに近いサービスと言えます。単にシートが普通席と比較して、幅が広く、前後間の距離が広いだけでなく、安定飛行時に提供されるドリンクについてはソフトドリンクだけでなく、アルコールも提供される点や、機内食が提供されます。また、機上のサービスだけでなく、チェックインから搭乗までも普通席利用の場合と異なり、「プレミアムチェックイン」「専用の手荷物検査」「ラウンジ利用」「優先搭乗」など普通席と比較して、あらゆるシーンでプレミアムを感じることができます。

サービスだけでなく、マイレージプログラムにおいても普通席運賃比較で+50%のマイル加算率がアップします。

運賃

運賃はグリーン車のように、運賃+特急料金+グリーン料金(ツアなど除く)で構成されているわけではなく、路線や割引により、それぞれ設定されています。普通席との値差は割引や路線によりそれぞれですが、おおむね、1便あたり6,000円から9,000円程度高くなります。

アップグレード

普通席で予約購入している場合でも、出発当日、空港にて、1フライトあたり9,000円で(国内線だけの場合、国際線乗継の場合は非課税となるため、ちょっとだけ9,000円より安くなります)プレミアムクラスへ変更可能です。ただし、空席があり、プレミアムクラスサービスが提供できる場合に限られます。また、9,000円を支払いしてアップグレードされた場合、マイレージ加算も+50%となります。

アップグレードには上記ほかに、同社マイレージプログラム上級会員の場合、付与されるアップグレードポイントを利用してアップグレードも可能であり、キャッシュアウトなしにプレミアムクラスが利用できます。ただし、この場合、マイレージ加算は元々の普通席の加算率なります。 

座席の種類

プレミアムクラスは上述したように、出発空港から到着空港に至るあらゆる場面で、プレミアムなサービスが提供されますが、利用の際に気になる点として大きいのは座席と食事ではないでしょうか。そのなかで、シートについて、どれくらいの種類があるか調べてみました。

国内線のみに使用されるプレミアムクラスのシートは6種類

国内線だけに使用されている機材で提供されているシートは6種類あります。画像は以下の通りです。

プレミアムクラスシート

ANAホームページより

シートスペックは下記を参照ください。

着席チャンスが多いレザーシート

プレミアムクラスレザーシート

この中で最も多いのでが、革張りのシートです。シートピッチは50インチあり、シート電源がついており、機種によってはUSBポートもあるため、スマホの充電に便利です。シートとしてはフットレスト、レッグレストが装備され、隣席とのプライバシー確保のために仕切りが大きくなっています。

このシートは大型機(ボーイング777-200,300,787-8,9,767-300)に多く、幹線(羽田発着の新千歳、大阪、福岡、沖縄那覇など)で着席チャンスが多いと言えます。

最新シートの着席チャンスが高いエアバス機

シートモニター

ANAでは国内線の機材の更新を進めており、エアバスA321の新しい機材の導入を進めています。この機材ではプレミアムクラスのシートも進化しています。今まで説明したプレミアムクラスのシートのリクライニングは手動(倒す人の力に依存する)ですが、この機材では電動でリクライニングします。また、A321でももっとも新しく運航開始された機材では各座席にシートモニターも装備され、飛行中のナビ画面やテレビ番組が楽しめます。 

国内線専用だけど国際線のシート

クレードルシート

ANAホームページより

国内線専用機材でありながら、プレミアムクラスのみ国際線のビジネスクラスの座席が設置されている機材がボーイング787-8型機にあります。このシートは国際線では「ビジネスクレードル」と呼ばれているかなりリクライニング角度の高いシートで、前後のシート間隔については、57インチと国内線専用機材のプレミアムクラスとしては最大です。ボーイング787-8のプレミアムクラスのシートは当シートも革張りのシートも横2-2-2配列で、縦は2列構成の合計12席のため見分けが予約時点ではできないため、機内に乗り込んだ時に同シートに遭遇するとラッキーと言えます。

様々な方のブログを見ていると同シートにプレミアムクラスで遭遇するとポジティブなコメントが多く、ラッキーなシートと言えます。一方で、国際線で同シートに遭遇した場合は、人によってはオンボロシートなどとネガティブに書いている場合もあり、飛ぶ場所で印象が違うのもある意味凄いシートです。

国際線専用のシートで運航されるレア・プレミアムクラスシート

機材繰りや整備のある施設に向かうためなど、国際線の機材を日本国内線で利用するケースもまれにあり、同社ホームページでは掲載されていない「レア」なプレミアムクラスも運航されています。

A320neoの国際線ビジネスクラスを利用したプレミアムクラス

32p

関西空港から中国向けに就航しているフライトに利用される国際線専用機材(エアバスA320neo)を利用したプレミアムクラスが運航されていることがあります。羽田=関西往復の早朝・夜間便に割り当てられていることがたまにあります。見分け方としては時刻表で32Pと記載されているのがその機材にあたります。

このシートのつくりは上述したA321型の最新機種のA321neoとほぼ同等でもあります。

国際線ファーストクラスシートを利用したプレミアムクラス

ファーストプレミアム

ANAの国際線で2017年現在において、ファーストクラスが設定されている機材はボーイング777-300ERのみであり、その機材を国内線でまれに使用されるケースがあります。区間としては成田空港と伊丹空港の間の往復であり、設定される月もあれば設定されない月もあり、レアにプレミアムクラスと言えます。この機材では、ファーストクラスに使用されるシート8席がプレミアムクラスとして使用されます。国際線でビジネスクラスやプレミアムエコノミーとして使用されるシートは普通席として使用され、こちらも豪華な使い方となっています。

利用した感覚ではこのシートが日本の航空会社が日本国内で就航している全上級クラスの中では最も静かで、最もゆったりとした配置であると思います。 

最新のプレミアムクラスのシート

新プレミアムクラスシート

2019年11月16日より、2020年代のプレミアムクラスを代表するシートがスタートします。シートは電動リクライニングでシートモニターを完備しています。

また、これまでのプレミアムクラスと比較して、座席数が拡大しており、着席機会が拡大するかもしれません。

最後に

以上のように合計8種類が存在し、各シートの「座りくらべ」ができたりするかもしれません。個人的には、国内線用のA321ceo型機に設置されているプレミアムクラスのシートにまだ搭乗したことがないため、搭乗してみたいと思いますが、搭乗できる頃には、また新しいプレミアムクラスのシートが出現とイタチごっこになるかもしれませんが、それが飛行機旅の楽しみなのかもしれません。

プレミアムクラス

 

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