弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

ANAプレミアムエコノミークラスのシートが70万円で販売、その価値は?

スポンサーリンク

f:id:dantra:20210421212117j:plain

ANAコレクターグッズとしてプレミアムエコノミーのシートが限定販売されることとなったため、その価値を考えてみました。

ANAコレクターズアイテム特集

f:id:dantra:20210421212105j:plain

ANAではたまにショッピングサイトのA-Styleで機内用品を販売していたりします。機内食を配膳するためのカートやファーストクラスのシートの生地で作った座布団などは結構頻繁に販売されていますが、今回はかなり、ファンにとってはかなり熱い販売が行われるようです。

同社では

「もっとマニアックな商品がほしい!」というファンの方からのお声を受け、

企画の構想から製造・実現に至るまで、丸三年以上の月日がかかった大型企画。

すべての航空ファンとANAファンに向けた、

「マニアック」「ニッチ」「レア」をテーマにしたコレクターズアイテムが登場です。

 ということで、かなりの力の入れようです。

一度はあこがれたパイロットが握る操縦桿の販売は2017年以来であり、スラストレバーとコックピットパネルは初登場とのことです。

そして、人気の飛行機の座席は2015年来の搭乗と言うことで、かなりレアものであります。

激レア品は抽選制

今回の商品は限定であり、数も少ないため、抽選制となっているようです。また、マイルまたはクレジットカード決済も可能であり、マイルがわんさかある人は活用できるかもしれません。さらに、ANAカード割引も対象となるとのことであります。

マイルで購入してオークションサイトで転売する人も出そうですが、

当サイトで提供するサービス、商品、情報等を事前に当社の承諾を得ることなく(転売など)営利・非営利を問わず使用する行為は利用規約にて禁止しております。

と記載されており、ANAマイレージクラブ会員資格永久剥奪とかなったら、その方が大変と言えます。

まあ、ファンの人でそうする人はいないと思いますが。

詳細はこちらです。

機内の座席

f:id:dantra:20210421212133j:plain

個人的に気になったのが、機内のシートの販売であります。6年ぶりと言うこともありますが、シートのバリエーションが絶妙あり、モックアップと言うのがさらに興味が惹かれます。

モックアップとは新シートを開発するにあたり、検証するために実際のシートとほぼ同等の素材やサイズでつくられたシートであったり、新プロダクト発表のイベントの際に使われるシートであります。

ファンにとっては高度1万メートルであまたの顧客に座られ、数十万マイルを飛んだ方が良いかもしれませんが、家で実利用となるとモックアップの方が後々は良いかもしれません。

今回はそれぞれ限定1台で3種類のシートが抽選販売されるようです。

プレミアムクラスのシート(2席) 600,000円(税込み)

プレミアムエコノミーのシート(2席)700,000円(税込み)

エコノミークラスのシート(3席)650,000円(税込み)

いずれも、モックアップとなります。原産地はプレミアムクラスがイギリス製、プレミアムエコノミーが米国製、エコノミークラスがフランス製とそれぞれ違うようです。

プレミアムエコノミーシート70万円の価値とは

f:id:dantra:20210421212147j:plain

個人的に気に入ったのはプレミアムエコノミーのシートであり、ファブリックの生地であり、汗蒸れも少なそうです。

また、テーブルは半開きもできるため、ドリンク片手に映画とか見るには良さそうです。また、リクライニングに関してもプレミアムクラスのシートはバタンと力任せに戻したり、倒したりしますが、プレミアムエコノミーの場合、静かに傾けられるのがいいかなあと見ています。

さて、70万円では結構なことができたりします。車の購入や大学入学の一時金もろもろ、金だと100gは購入できそうです。希少品とは言え、購入する価値はあるのでしょうか。

プレミアムエコノミークラスに搭乗しようとした場合、国際線、しかも、東南アジアかシドニー、北米、ヨーロッパを往復しないといけません。

日本発の場合、往復で15万円から30万円超かかる場合もあります。プレミアムエコノミーに搭乗するために安い発券地を選択した場合では下記のとおりとなります。

f:id:dantra:20210421212205j:plain

クアラルンプール発券の羽田プレミアムエコノミー往復であり、運賃は82,690円となります。70万円あると8往復でおつりが来るくらいです。

ちなみにANA上級会員になるためのプレミアムポイントは1往復で7,808PP積算されるため、8往復では62,464PPとなります。

70万円は高いですが、マイル修行をする人にとっては同等の価値なのかもしれません。

まとまった金額でみると高いですが、マイル修行は以下に贅沢な遊びであるかと言うのが知りたくない、気づきたくない真実なのかもしれません。

最後に

将来、200万ライフタイムに到達したら、マイル修行を引退し、引退記念として、プレミアムエコノミーのシートを購入(抽選に当たるかは別ですが)するのが良いかもしれません。

余生はシートの上で思い出の世界で暮らして、修行時代のように日中座り続けると言うもあり得るかもしれません。 

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.