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オスロ発券 プレミアムエコノミーよりも安いビジネスクラスであるが・・・

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オスロ空港

オスロ発券にてプレミアムエコノミーよりも安いビジネスクラスがありましたので、記事にしてみました。

オスロ発券ドバイ行き片道ビジネスクラス

オスロ発券のビジネスクラスであります。旅程としては3月9日にオスロを出発し、ワルシャワで一晩過ごして翌朝にワルシャワを出発し、ドバイには夕方の到着となります。時差もさることながらフライト時間も6時間と結構長いフライトでありますが、機材はナローボディの737MAX8であります。

そして、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 72,220円

予約クラス Fクラス(100%+400PP)

プレミアムポイント 4,055PP

PP単価 17.81円/PP

Fクラスと香しい予約クラスでありますが、ANAマイレージクラブでは100%積算と渋いところであります。ビジネスなので機内食やラウンジが気になるところでもあります。

オスロ発券ドバイ片道プレミアムエコノミー

続いてはオスロ発券の同日のプレミアムエコノミーであります。こちらはルフトハンザであり、ミュンヘンで乗り継ぎでありますが、乗り継ぎ時間は90分であり、トータルの時間は最速級であります。

そして、運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 84,690円

予約クラス Y,Eクラス(100%+400PP)

プレミアムポイント 4,458PP

PP単価 19.00円/PP

積算率がLOTのビジネスと同じ100%であり、運賃は高いので、当然単価は落ちてしまいます。強いて言うとミュンヘンからの機材がA350-900となるため、本物のプレミアムエコノミーのシートに着席できるところであります。

このようにキャリアは違いますが、ビジネスクラスのほうが安いというネジレ現象が発生しています。まあ、いずれも単価は良くありませんが。

シートは逆転

そして、欧州流とも言える欧州域内(ドバイは十分に欧州から離れていますが)の短通路機(ナローボディ)は欧々(往々)にして、ビジネスクラスとエコノミークラスのシートが同じであります。ただし、B席とE席を潰して隣席との間隔を広くはしていますが、シートピッチは変わりません。東海道新幹線でも最近3列席の真ん中を潰して、カップホルダーを置いていたりして、ビジネス向けに提供しているのに似ています。新幹線のシートピッチは普通車でも秀逸であります。世界的に見ても何故あれ程、広いのか不思議であります。

以上のように、ビジネスでもプレミアムエコノミーでもシートは同じであり、ビジネスには隣席に人がいないのと機内食とドリンクがフリー(お替り自由)というくらいであります。エコノミーで隣席に客がいないのと同等であります。

これがワイドボディ機となると長距離路線と兼ねるため、ビジネスクラスは断然良くなるところであります。欧州からドバイにワイドボディで飛ばしているのワンワールドではカタール航空とブリティッシュエアウェイズ(LHR)、スターアライアンスではルフトハンザ(FRA,MUC)、スイスインターナショナル(ZRH)であります。それ以外ではDXBハブのエミレーツは欧州主要都市にA380やトリプルセブンをバンバン飛ばしています。

では、エコノミーでは

それでは、エコノミーと変わらないとなるとエコノミーで良いのではないかとなります。追加課金で非常口座席を指定して、隣席が来なければコスパ最高となるのではないかと思います。

旅程はビジネスクラスと同じであります。

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。

運賃 35,800円

予約クラス Uクラス(30%+0PP)

プレミアムポイント 976PP

PP単価 36.68円/PP

オスロからドバイまでの距離は稚内から羽田を経由してサイゴンまで行くぐらいの距離を考えるとフルサービスキャリアの片道としては結構安いのかもしれません。まあ、LCCと比較すると全然高額ではあります。

ただ、予約クラスは底辺の30%であります。PP単価的にはゲホゲホであります。ライフタイムマイルの積算をするとなっても、可もなく不可もなくと言えます。

と言う事でどんな旅程でもPP単価に拘るということであれば、名ばかりではありますが、ビジネスクラスの選択となりそうです。

最後に

欧州と中東は日本と東南アジアぐらいの距離があり、フルサービスキャリアの3極(スターアライアンス、ワンワールド、スカイチーム)がそれぞれ路線があり、LCCも割拠している状況であります。

平日は出張ニーズでフルサービスキャリアが混雑し、週末はホリデー需要でLCCが賑わう感じであります。

面白いもので荷物に許容があるフルサービスでは仕事に必要な最低限の荷物しか持たない利用者が多い反面、週末はLCC利用で課金されるのにもかかわらず、ハンドキャリーがエアサイドでは犇めいていたりします。

今回はフルサービスキャリアの運賃がビジネスとプレミアムエコノミーでネジレが起きている事をフィーチャーしてみましたが、選択する際は運賃、予約クラス、フレキシブルさ、そして運航機材をチェックしてから発券したほうが良いと言えます。

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