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成田空港から幕張豊砂駅に行ってみた

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幕張豊砂駅

成田空港から2023年に3月に新設された幕張豊砂駅に行ってみましたので、お伝えします。

幕張豊砂駅はどこにあるのか

路線図 幕張豊砂駅

幕張豊砂駅の住所は以下の通りです。

千葉市美浜区浜田二丁目45番地4

千葉県にあり、路線はJR京葉線であります。京葉線は東京駅と千葉市中央区にある蘇我駅を結ぶ路線であり、1990年に全線開業している首都圏では比較的新しい路線であります。

沿線にはネズミのテーマパークやスウェーデン系の家具量販店やZOZOマリンスタジアム、幕張メッセなど多くの人が集まる施設が多くあります。アウトレットも多いですね。

幕張豊砂駅 駅名標

幕張豊砂駅は新習志野駅と海浜幕張駅の間にあります。付近にはJR東日本の京葉車両センターや千葉運転免許センターのほか、イオンモールがあり、同駅設置にあたってはイオンが設置費用の半分を負担しているなどイオン城下町駅と言っても過言ではありません。

そんな幕張豊砂駅に成田空港に行くには今のところ、直通のリムジンバスはなく、JR等を利用して千葉駅を目指し、その後は蘇我駅経由で同駅に向かうか、千葉都市モノレールで千葉みなと駅まで行き、そこから京葉線に乗り換えて同駅に向かうこととなります。

幕張豊砂駅に行ってみた

成田エクスプレスで千葉を目指す

成田エクスプレス E259系

スカイライナーやバスに勝てないのか、最速は求めなくなり、最近は千葉駅の停車が激増しています。成田空港から千葉駅まで30分程で移動が可能であり、着席通勤需要としては千葉方面にお住まいの人はグレードの良い列車に乗れて良いですね。

NEX

銀モヒカン(2ブロック)にするのは房総半島方面でも銚子方面でもこのマークで走っても良いとは思うのですが、勘違いをする人もいるのでという事なのかもしれませんが。

成田エクスプレス車内

一時期は本当に誰も乗っていませんでしたが、現在は随分、乗客が戻ってきたようです。スカイライナーはさぞ混雑していることでしょう。

千葉駅

千葉に停車するとすぐに出発していくE259系でした。時間にすると15:44⇒16:19でした。

千葉都市モノレールでショートカット

千葉都市モノレール

蘇我経由で向かった方がJR通しなので、運賃などは得ではありますが、遠回りになるので千葉都市モノレールで行ってみました。初めての乗車となります。待たされるかと思いましたが、すぐに来ます。

懸垂式モノレール

羽田空港に行くモノレールとは違い懸垂式でありますが、動いてしまうとあまり気になりませんが、ガードレールがないので景色は意外と良いものです。と言っても市街地なのでビルばかりではあります。

千葉みなと駅階段
千葉みなと駅

千葉みなと駅での乗り換えは浜松町の駅のように上下移動が激しいかと思いましたが、意外とスムーズであり、拍子抜けでした。

京葉線

蘇我経由とあまり時間は変わらなかったと思われる乗り継ぎでありました。このあと稲毛海岸、検見川浜と停車していきます。

千葉16:26⇒千葉みなと16:30乗り換え16:39発 京葉線

海浜幕張駅で途中下車

海浜幕張駅

そのまま、まっすぐ幕張豊砂に行けば良いのですが、沿線の中ではかなり賑わいの有る海浜幕張駅で寄り道をしてみます。乗換駅ではないのですが、混雑しており、意外と上下移動が大きい駅でありました。今回で4回目の訪問であります。

幕張テクノガーデン

幕張テクノガーデンは竣工してからずいぶん経ちますが、意外と古く感じないものであります。そのツインビルの間の奥に見えるビルは住友ケミカルエンジニアリングセンタービルであり、かつてワールドインシュランスという外資系保険会社や満帆商事と言う総合商社が入っていたようです。また、ご当地のウェザーニュースキャスターが同エリア付近でロケはしていませんでした。残念。

イオン本社

千葉の会社と言うとキッコーマンや京成電鉄、マツモトキヨシ、ZOZO、オリエンタルランドなどがありますが、そうした中でキングはイオンと言えるでしょう。そんな本社が駅前に聳え立っています。

ここまでの時間 千葉みなと16:39⇒海浜幕張16:48

幕張豊砂駅

幕張豊砂駅

海浜幕張駅から幕張豊砂駅は1区間であり、3分で目的地である幕張豊砂駅に到着です。成田空港を出てから約1時間で到着です。

印象的なデザインであり、高輪ゲートウェイ駅にも似ているのでまさかの隈かと思うとそうではないようです。駅名看板はシルバーカラーに品の有るフォントであり、JRらしくなく印象的です。

幕張豊砂駅構内

コンコースは1階にあり、ホームは2面2線の10両編成が停車できるホームです。

幕張豊砂駅1番ホーム
幕張豊砂駅2番ホーム

2面2線と聞くと相対式ホームかと思いきや、下り線用の地平単式ホームと上り線用の高架単式ホームで構成される立体的な駅でもあります。上の写真左が1番線であり、北側に線路があります。こちらは下り(海浜幕張、蘇我方面)となります。

上の写真右が2番線であり、上り(南船橋、新木場、東京方面)となります。列車は普通列車のみの停車となり、同駅出発で快速の乗り換えは上りでは2駅先の南船橋、下りでは1駅先の海浜幕張となりますが、追い越しタイプの快速ではないため、普通に乗っていた方が楽と言えます。

新しい駅ですが、ホームドアがないのも特徴的です。京葉線自体がホームドアが少ないのではありますが。

都心の地下鉄駅ではそうした構造は良くありますが、目に見える地上駅では珍しいとも言えます。通過線が別にあると言うわけでもないですが。幕張豊砂駅駅前広場

駅前はバス乗り場やタクシー乗り場があるるロータリーとなっています。広さはありますが、あまり賑わいはない感じであります。同駅ができたので、バスはここに来る必要がなくなったという事でしょう。

北口向けの導線はまだですが、これができると免許更新とかは千葉の人にとっては便利そうです。

幕張豊砂駅 イオンモール

そして、なんと言ってもイオンモール幕張新都心でしょう。全国どこに行ってもイオンイオンであり、駅を誘致するならイオンを誘致した方が良いのかもしれません。世界の観光地の京都駅もイオンが近くにありますね。

イオンモールマップ

巨大な建物で構成されているかと思うと意外と別々な建物に分かれています。とは言え、それぞれ規模が大きいです。コストコが小さく見えてしまいます。

イオンモール幕張

ここに来ればおそらく、なんでも揃うことでしょう。まあ、個人的にはアマゾンをポチってしまいます。買い物のために出かけることは年々減っています。アマゾンの商品も近くの湾岸エリアから来るのはある意味近いかも知れません。

イオンモール連絡橋

巨大な連絡橋で各モールはつながっているので、雨にぬれずに上下移動は可能そうであります。でもアマポチの方が楽です。

カンドゥ

建物の中に飛行機があるので何だろうと思うとカンドゥーと言う、イオンモール版のキッザニアとも言える子供の未来に可能性と前向きさを与える施設でありました。

同社の方が後発であり、キッザニアはANAがパートナーであり、カンドゥーは敢えてJALをパートナーにしているようにも感じます。建物の中に飛行機が詰まっているというなかなか見られない景色でした。

幕張豊砂から都心方面に向かう場合、どこの乗り換えが良いか

東京行き

京葉線は他路線と相互直通(房総半島側は除く)もしていなく、東京ベイ(千葉専門)を走る専門とも言えます。そうした中でも都心鉄道の結節点はあり、そうしたポイントはどこが有効か考えてみました。

東京都心(山手線の内側)に幕張豊砂駅から向かう場合はJRや地下鉄と乗り換えが可能な駅は新木場駅(有楽町線、りんかい線)、八丁堀駅(日比谷線)、東京駅(JR各線、丸ノ内線)となります。りんかい線については大井町まで南下してから新宿方面に向かうので外して考えてみました。羽田空港アクセスとしては今後意義はあるかもしれませんが。

ウォーターフロント

京葉線自体は高架橋の線路を進み、多くの橋梁を渡り、運河を超えていくので海が見える時間が長い路線でもあります。一方で海風が強い時は影響が出る路線でもあります。

舞浜駅

京葉線では海浜幕張以上に知名度の高い駅であります。マイアミにかけて舞浜にしたとも言われたりしましたが、舞浜という駅名は今となっては綺麗な駅名と言えるでしょう。

ディズニー

浦安付近は大阪のゆめ咲線沿線とも違う雰囲気であります。大阪の方が都心からはるかに近いのですが。

さて、新木場が近くなり、乗り換えるかそのまま東京まで行くか八丁堀まで行くかの選択に迫られます。という事で、新木場以降の各列車の新木場や八丁堀からの所要時間(表中T)を比較してみました。新木場と八丁堀で乗り換える場合は乗り換え時間を加算(5分)、八丁堀乗り換えの場合は新木場から八丁堀までの京葉線の所要時間(8分)をさらに加味(表ではそれぞれTT)しています。

所要時間比較

JRは駅間距離が長いため、新木場駅から東京駅までの到達時間が約10分と結構、スプリンターと言えます。一方で京葉線ホームから東京駅の他のJR各線のホームまでは人も多く、距離も長いため、10分以上の乗り継ぎ時間が必要と言えます。そこからJR線で移動するとなると都心各方面はさらに10-20分はかかりそうであります。

新木場乗り換えでは有楽町線は新木場で5分の乗り継ぎ時間を加味しています。時刻表の谷間に落ちた場合はさらに時間がかかりますが、今回はラッキーな乗り継ぎとして最短で試算しています。

続いて、日比谷線ルートは京葉線で新木場から八丁堀までの所要時間8分と八丁堀駅での乗り継ぎ時間5分の合計13分を加味しています。こちらもダイヤの谷間ではもっと時間がかかることが予想されます。

以上からするとベストコンディションでは豊洲、月島は新木場乗り換え一択、築地、銀座(歩くことを考えると日比谷もかな)は八丁堀乗り換え一択と言えます。日比谷線沿線は恵比寿に近くなるほど時間はかかりますが、東京駅からの六本木や恵比寿方面のアクセス手段を考えると八丁堀乗り換えがコスパともに妥当と言えます。

ややこしいのが城西方面の池袋付近であります。時間的には地下鉄に乗り換えるよりもJRオンリーで目指しても所要は変わりませんので通し運賃のJRの方が安くなると言えます。

しかしながら、もう一つは有楽町線沿線の都心(有楽町から池袋付近)についてはまた不思議な現象が起きます。

東京駅での有楽町線への乗継

東京駅京葉線側改札口

今回は敢えて、駅が少なく新木場から10分の所要の京葉線で東京まで乗車してみました。先述のとおり、京葉線のホームは東京駅のメインのホームからは遠いと言えます。位置的には京橋と言うか二重橋と言うかの位置にあり、山手線で言うと東京=有楽町間の中間地点あたりとも言えます。

逆に言うと有楽町駅が近いとも言えます。そして、人流についても、ネズミの国に行き、東京以外で帰省する人は新幹線に乗ることが多いとすると八重洲方面への導線にが多くなり、有楽町方面は結構少なくなります。また、飛行機で帰宅する人も良くわからないと八重洲方面への導線が多くなりそうです。(羽田空港が目的地だと新木場で有楽町線に乗り換えて豊洲からリムジンバスで羽田空港を目指すのがベストと言えそうですが)

東京国際フォーラム入り口

土日にイベントがあると混雑しますが、地下=地下の移動のみであり、有楽町は結構近いと言えます。上下移動が少ないのも良いかも知れません。

東京国際フォーラム内通路

国際フォーラムの真下を通り、意外にも早く有楽町に抜けます。

有楽町線有楽町駅

そして、ビックカメラが直結する有楽町線の改札に到達します。5分もかかっていないところであります。京葉地下丸の内口で撮影した時間と上の写真を撮影した時間の差分を確認すると4分たらずなので目的地が有楽町駅から池袋駅までの人は同じ乗継1回の新木場駅で乗り換えをするよりも有楽町線のここまでの停車駅数を加味すると5分程早く都心目的地には到達できそうです。

最後に

成田空港から幕張豊砂駅までの移動が主旨でしたが、後半は幕張豊砂駅から東京都心まで移動解説になってしまいました。検証結果としては、成田空港から幕張豊砂駅までは千葉駅を経由してアクセスすると鉄道で最速で1時間ぐらいと言えます。

そして、幕張豊砂駅からから東京方面は京葉線が一択でありますが、城南の方は八丁堀で日比谷線、都心から城北(池袋、練馬方面)は京葉線で東京駅まで行き、有楽町線方面に移動して、有楽町線に乗ると時間的に効率的かもしれません。

京葉線は飛行機と違い、片手でも指が余るくらいしか利用したことがなく、どのルートが正解かは正直不明ですが、利用した実感としては休日は混雑がなく、快適かもしれません。平日はそうもいかないかもしれませんが。

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