11月3日に到着予定のiPhone X を枕元で充電するためにワイヤレス充電器を探しにIKEAまで行ってみましたので、お伝えします。
- 新型iPhoneに搭載されたワイヤレス充電機能
- ANAラウンジにもワイヤレス充電パッドが
- IKEAのワイヤレス充電パッド
- IKEAの充電パッドと他メーカーの充電パッドの違い
- IKEAに行ってみた
- NORDMÄRKE(ワイヤレス充電パッド)を開封
- 最後に
新型iPhoneに搭載されたワイヤレス充電機能
2017年に発表された新型のiPhone(Xと8と8Plus)には、新機能として「Qi(チー)」というワイヤレス充電機能が搭載されました。もちろん今まで通り、端末の下部に電源ケーブルを挿すことができるポートもあり、有線による充電もできます。
このQiという規格は新しくできたものではなく、2010年7月に策定されており、現在ではバージョン1.2となり15Wでの充電ができる規格になっています。スマートフォンなどの持ち運ぶ機器には以前から搭載された機種もありましたが、充電に時間がかかる事や充電パッドが高価なためなかなか普及していません。
Appleはデザイン性と故障防止のためからか、iPhoneからどんどん端子をなくしているようで、2016年に発売されたiPhone7からヘッドフォン端子もなくなっており、今回は端子をなくしませんでしたが、電源も完璧なワイヤレスにして、いずれは端子が全くなくなるかもしれません。
ちなみにAndroidでは最新のGalaxyなどがワイヤレス充電に対応しています。Galaxyの方がよりワット数を高く充電できるようですが、AndroidとiPhoneの電力消費の違いがあるため、優位性がどちらにあるかは何とも言えないところであります。
ANAラウンジにもワイヤレス充電パッドが
ANAでは2012年5月より、NTTドコモとのタイアップにより、同社の空港ラウンジに充電パッドを設置しています。ラウンジを利用した人は見かけたかもしれませんが、Qiに対応した携帯電話やスマートフォンは置けば充電可能です。対応していない場合は結局ポートにケーブルを接続して充電しないといけなく、充電速度も遅いため、最終的には自分のケーブルで充電していたりしました。
ANA ラウンジにワイヤレス充電対応の携帯電話充電器を設置|プレスリリース|企業情報|ANA
IKEAのワイヤレス充電パッド
IKEAでは数年前からQi規格の充電パッドやそれを組み込んだ家具を販売しています。デスクやテーブルに埋め込むものやデスクライトの足元が充電台となっているものなど数種類あります。価格についてもIKEAということで手ごろな価格で購入できます。また、Qiに対応していないiPhone向けに充電機能付きスマホカバーも販売していたりします。


左 RIGGAD LEDワークランプ ワイヤレス充電機能付き
右 NORDMÄRKE ワイヤレス充電パッド(シングル)
IKEAホームページより
IKEAの充電パッドと他メーカーの充電パッドの違い
IKEA以外にもスマホのアクセサリーメーカーなどがQi規格に対応したワイヤレス充電パッドを販売しています。違いについては、色々ですが、IKEAの充電ワット数が5Wなのに対して、10Wや15Wなどパワフルになっている点が違います。一般的にワット数が高いほど充電完了するまでの時間は短いと言われていますが、動画サイトで充電をためした動画を見ると結構遅かったりします。
もう1つ、違いとしては価格の違いがあります。性能によるのかもわかりませんがIKEAの製品は3,999円ですが、Appleオンラインストアで販売されているサードパーティー製では6,980円位です。この値差が充電時間において、リニアに影響を及ぼすのかは不明ですが、とりあえず使用してみる点ではIKEAは安くて済みます。
あとはデザインや素材が異なる点があります。Appleオンラインストアで販売されているサードパーティー製のデザインはiPhoneを意識してクールなデザインですが、IKEAの製品はIKEA流なのか、無垢の木を採用したものもあり、デザイン性はそれぞれ高いですが、方向性はそれぞれ異なります。
IKEAに行ってみた
IKEAのサイトで充電パッドの在庫を確認すると首都圏で在庫があるのは立川と新三郷ということで、行きやすい港北に在庫がなかったのは残念ですが、立川に出掛けてみました。IKEA立川店はJR立川駅から徒歩で行ける距離にあり、多摩都市モノレールの線路の下を歩いていけばたどり着きます。もちろん、モノレールを1駅乗車すれば歩く距離は少なくて済みます。
どこの店舗も変わらない外観でお店は必ず上階に上るところからスタートします。
到着した時間が正午過ぎであったため、とりあえず、ホットドックを食べてみます。ホットドックだけの場合、80円とモノレールに乗るよりも安いです。
食べた後、早速、充電パッドの販売されている照明コーナーに。途中フードコートがありますが、大混雑です。夕方の国内線ラウンジのようです。
充電パッドは結構売れているようで、1個充電できるものと3個充電できるものがあります。1個充電できるものは無垢の木目のものとホワイトにペイントされたものが2種類ありますが、木目の方が在庫は僅少でした。ある在庫の中から木目を選んで購入しました。
このほかにフリーザーバックを購入しました。旅行の際に、色々なものを分けてパックするのに役立ち、ジップがついているため、透明で何が入っているかわかるほか、結び目がかさばらずに重宝しており、たまに購入したりします。
NORDMÄRKE(ワイヤレス充電パッド)を開封
開封すると本体と電源アダプタ、IKEA独特の絵によるマニュアルとシンプルです。電源アダプタは意外と大きいです。
底には充電機能に関するスペックが記載されています。
本体側面にはUSBポートがあり、2Aのようです。
電源を入れると一瞬光りますが、あとは作動しているのかよくわかりません。ワイヤレス充電対応の電気製品がないので充電を試すのはiPhone Xが到着してからとなります。
最後に
ワイヤレス充電自体は置くだけで充電できるという点がポイントのようで、現時点では充電完了に時間がかかるようで、急ぎの場合はケーブルを接続して充電した方が良いです。とりあえず枕元に設置してみて、睡眠中に充電できれば良いかなと思っています。iPhone Xが到着したら使用感をまた記事にしてみたいと思います。ちなみにこの記事の写真(各社ホームページ引用とラウンジ写真は除く)はiPhoneで撮影したものでした。iPhone Xが到着したら交代となります。
帰り道、台風接近により土砂降りの中、歩道を見ると落ち葉だらけで、あと少しで11月と今年も一年が早かったと感じてしまいました。