沖縄・恩納村の瀬良垣(せらがき)島にあるハイアットリージェンシーのスイートに滞在しましたので、お伝えします。クラブラウンジも。
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄とは
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄とは沖縄本島の中部の恩納村にある島全体がホテルとなっているところであります。
島と言っても、渡しがあるような海で隔てられた場所ではなく、本島と陸でつながっているため、歩いても車でも簡単に行けます。
アクセスとしては、もはや沖縄ではれナンバーのレンタカーが最適な移動でありますが、飛行機で飲んでしまう自分にとっては運転しない交通アクセスが重要となってきます。
同ホテルは周辺のホテルも含めて那覇空港からリムジンバスが出ています。沖縄バスが運行しており、エリアCDとDとDEが同ホテルに停車しますが、DとDEは那覇空港から那覇バスターミナル、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートと3停車しかないため、特急バス感覚で利用ができます。
一方で、復路はDEは出発地点からかなり停車してくるため、結構待たされる可能性もあり、往復ともにDが良いかもしれません。
バスはローカル路線バスのように予約なしで乗車はできず、事前に発車オーライネットで予約購入するか、那覇空港のカウンターで購入となります。今の時期であれば、当日購入は問題なさそうですが、早めの予約が今後は良さそうです。
所要時間は那覇バスターミナルを経由するため、1時間30分くらいはかかります。バスは冷暖房は完備ですが、この御時勢ですので、各窓が少し開けられており、高速も走るので冬場は結構寒いです。
οにかからないかもしれませんが、寒くて風邪は引きそうです。oも風邪も境はなくなっている感じもしますが。
チェックイン
バスを降りるとベルマンがすぐに目の前に現れ、名前を尋ねられます。グローバリストとわかると1階の吹き抜けのレセプションを通過して、エレベータに案内してそのままクラブラウンジまで連れて行ってくれます。
そして、チェックインはクラブラウンジであり、ラウンジ入り口のカウンターではなく、ラウンジの席に通されます。ドリンクメニューをオーダーして、ドリンクが来て一息ついたところでスタッフが来ます。ハイアットらしい演出であります。
一通りのサービス案内をした後、部屋まで案内するか聞かれますが、荷物はそんなにあるわけでなく、迷子になることもないので、おひとり気軽で部屋に行きます。
エレベーターホールから部屋までの廊下もハイアットリージェンシーではありますが、少し豪華にも感じます。幕張ベイや横浜と比較してもゆったりしており、リゾート感が増します。
別にマイナスではありませんが、滞在したどの時間帯でも部屋の前にお掃除カートがいるところがあり、オンデマンドでハウスキーピングしてるという事かもしれません、繁忙期なので、フル回転で回しているという事かもしれませんが。
リージェンシースイート
リージェンシースイートは同ホテルの最高峰の瀬良垣アイランドスイートから見ると6段下であり、スイートのエントリークラスとも言えます。
今回はスタンダードキングを予約したので、ゲストルームだけでもビュー含めて7段ぐらいはあるので、7段飛びのアップグレードと言えます。
扉を開けるとまず目に入るのがリビングルームであります。間取りは1LDKであり、都心のタワーマンションで賃貸にすぐになりそうなウナギ床の1LDKではなく、ベッドルームもバルコニーに面しています。
リビングルーム
窓の正面にはサンゴ礁が広がる海しかないので、カーテン全開で夜通し過ごしても、何も気にすることがない世界であります。
左に目をやると余裕なクローゼットとその奥にはパウダールームが見えます。この辺りの質感は最近できた国内のハイアットリージェンシーに近い質感であります。
リージェンシースイートは建物のコーナーの一つ海側隣であるため、バルコニーに出ると結構色々な景色が楽しめるところでもあります。
エントランスの横には琉球ガラスと思われるアートが飾られています。こうしたアートが意欲的に飾られているのもハイアットらしいところであります。
そして、反対側にはエントランス真横には第一のトイレがあります。プライベートになった瞬間にすぐにほっとできるのは良いかもしれません。
リビングのテレビは55インチくらいでしょうか。この広さであれば77インチはあっても良さそうですが、テレビなんか見るよりも窓の外を見ていた方が余程いいという事かもしれません。
リビング、ベッドルームともにシーリングファンがあります。強では少し風と音が気になりますが、弱では音は気にならず空気が対流するため、窓を開けていても密閉してエアコンのみでも心地よさが出てきます。
ソファ後ろの壁面にはアートが飾られています。そして、ソファのサイドには電源もあります。ソファーはゆったりしており、座っていると横になってしまうので、ブログを書くという場所ではありませんが、のんびり無料の映画とか見ているには最適です。
スイートという事でキッチンスペースがあります。と言ってもシンクはなく、電子レンジと冷蔵庫であります。まあ、最近は電子レンジの方が調理では優秀という事も多いので、結構いいかもしれません。
カラトリーは本格的であります。そして、グラスはステム付きのワイングラスがあります。流石スイートです。
冷蔵庫はパークハイアットニセコで見た冷蔵庫と冷凍庫があるタイプであります。ニセコではミニバーが立派すぎて隔世感がありましたが、リージェンシーでは何もないのが、なんとなく落ち着きます。
水やコーヒー関連はリージェンシーと言ったところです。こうしたコーヒーは飲まないのですが、コンビニで売っているような生みたいなカップのカフェラテとか買うのはなぜなのかわかりませんが、コンビニアレルギーなのかもしれません。
茶器は結構デザイン性が優先されています。ウェルカム・アメニティは粉の菓子ものであります。酸っぱい果実よりもこの方が全然いいですが。
ベッドルーム
リビングはいつも自分がいるところと比較すると幅は広くないなと感じるくらいでしたが、ベッドルームは余裕の広さであり、リビングと同じくらいのスペースがあります。
こんな余裕がやはり、非日常の期待を与えてくれるところかもしれません。ベッドルームは肝だと感じてしまいました。
ベッドサイドのコントロールパネルもシンプルで使いやすいものであります。
ベッドルームはウエットエリアと直結しており、デフォルトはウェットエリアとの連続した世界が続くオープンな空間でありますが、格納式の扉があり、完全に遮断することも可能です。
個人的にはアクセスする扉分のみ開けておくのがストレスがないかなと言ったところです。
バスルームについては余裕な広さであり、こんな広さではバスタブに浸からないといけないと思ってしまう程度であります。
たまたま、持っていた市販の入浴剤でも結構気分よく入れたので、こだわりのものを持っていけば、旅の程よい疲れとともに、快感な入眠が期待できます。
パウダールームでこうした余裕があるのはやはり非日常であり、ホテルの醍醐味であります。滞在の後に自宅のバスルームのボロボロな小物置きをリフレッシュしたり、照明や小物を置き換えてみたのですが、やはり全然違います。
第二のトイレは十分なスペースがあり、エントランスから遠いこともあり、とても落ち着く空間でありました。
一方で、広大な空間に反して、アメニティはリージェンシー基準であります。特に不平はありません。マウスウオッシュとかあると嬉しいところでありますが。。。
クローゼットは余裕であります。弾丸旅のため、そんなにここに架けるものはありませんが、ドレスとか持ち込んでも余裕な広さです。
スイートルームの景色
何と言っても景色が一番かもしれません。北西向きであり、普通に考えるとちょっとでありますが、そこは南国沖縄であり、まっすぐ見ると海しか見えません。
バルコニーはベッドルームとリビングの共有であり、結構な広さと幅があります。テーブルセットが置いてあるくらいです。
基本的には東シナ海であり、右側に視線を合わせると名護方面の沖縄本島でりす。海らしい景色が味わえます。
そして、左側に視線を合わせるとANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート方面の万座毛方面が見える景色が一番豪華ではないかと感じるくらいでした。
こんな景色はブログで書いても、YouTubeで動画を編集して公開しても、なかなか伝わらない世界ではありますが、行ってみた人にはとても大きな記録となりそうです。
クラブラウンジ
年末年始の繁忙期という事もあってかカクテルタイムは15:00からであり、明るいうちから飲んでしまいました。(朝いちの飛行機から飲んでいますが)
ラウンジは結構広く、繁忙期でも結構カバーできているようであります。客室に対してのラウンジの席数が他のハイアットとは違うのかもしれません。
泡は宇宙みたいな名前が付いたエノテカで二千円札でおつりが来そうなものでした。アルパカ泡とどちらがいいかわかりませんが、二日目はガッツリ飲みたいと誘導するにはうってつけのコスパかもしれません。
つまむものに関してはチーズとかつまんでいる分には良いかもしれません。ドリンクとフードに関しては広島のシェラトンのラウンジが記憶が何故か呼び起こされてしまいました。
ラウンジには何があるのか、そして、行くと、銘柄はともかく酔える、そして、まだ飲みなおせるという瞬間は、ガジェットを買う前に色々と選んでいる時間と言うか、旅を予約・購入する直前というよな期待感が一番楽しいのかもしれません。
最後に
島ではありますが、陸続きであり、アクセス至便ではありますが、海側の絶景は周辺の格上のホテル以上とも感じます。
それでいて、リーズナブルで落ち着くのはリージェンシーと言うところかもしれません。
この後、夜が明けて、朝食とレイトチェックアウトとなりますが、ちょっとおもしろい体験があったので、別の話でまとめてみます。