急遽JAL便を利用することとなり、羽田空港国内線第1旅客ターミナルにあるエアポートラウンジのパワーラウンジノースを利用しましたので、お伝えします。
基本情報
オープン時間
6:00~20:30
サービス内容
フリードリンク(ソフトドリンク、アルコール(瓶ビール)は有料)、トイレ、喫煙室、新聞・雑誌、シート電源サービス等
ラウンジアクセス基準
利用料を支払えば、誰でも利用できます。
利用料
大人1名 1,080円
子供(4歳~12歳) 540円
乳幼児(0歳~3歳) 無料
また、下記のクレジットカードを搭乗証明と合わせて提示すると無料で利用できます。
場所
出発保安検査場通過後のゲート16付近。今回、年末に利用しましたが、出発保安検査場については、端に行くほど空いており、当ラウンジに最寄りの北ウィングのGの検査場が一番アクセスには楽で近いと思われます。
ラウンジレポート
ラウンジ入口
航空会社のラウンジと違い、入口にドアなどの仕切りはなく、空港通路と連続した空間となっています。入り口には、ラウンジアクセスに関する説明が設置されており、航空会社のラウンジアクセス基準と違いが明確であります。
ラウンジレイアウト・デザイン
広さは相当あり、人員収容はかなり可能です。大きなテーブル席が多く、窓側のカウンター席のほか、北側にはソファ席もあります。年末ということもあり、混雑しており、窓側のカウンター席やソファ席は常時誰かが利用している状態ですが、テーブル席であれば、隣席に他人がいない状態で座ることが可能でしたので、混雑した時でも着席は可能だと思います。
デザインについては、黒と白を基調としたインダストリアルインテリアであり、シンプルでありながら、スタイリッシュでどこかレトロなイメージもあり、アクセスの敷居が低いラウンジとしてはなかなかの空間です。印象としては、ラウンジと言うよりはカフェに近い感じであります。
設備
新聞雑誌
新聞については全国紙のほか、スポーツ新聞があり、雑誌については、カード会社発行の雑誌などに限られます。昨今のデジタル化の流れからすると紙媒体はこの程度で十分だと思います。
電源・Wi-Fi
電源はテーブルやソファ付近に設置され、コンセントUSBポートが設置されています。USBポートの充電力は良く、スマホの充電には良好です。Wi-Fiについては、空港の無料Wi-Fiを利用するので十分です。カイロやジャカルタなどのWi-Fiと比較すると圧倒的に品質は良く、あらためて日本は便利な国と認識できます。
トイレ
トイレはラウンジ内にあります。一旦、ラウンジの外に出なくても利用できます。シャワールームの設備はありません。
喫煙ルーム
喫煙ルームが南側の端にあり、二重ドア構造でラウンジ内にたばこの煙が漏れてくることはありません。
ドリンク
ソフトドリンクが無料で利用できます。種類としては、冷たいドリンクとしては、アイスコーヒー、オレンジジュース、トマトジュース、黒酢ジュース、ミルク、青汁、ウォーターがあり、ホットドリンクとしてとしては、カプチーノも作れるコーヒーメーカーがあります。このほか、特製の瓶ビールが有料で飲むことができます。
ラウンジデザインと協調し、ミニマルな感じがいい雰囲気を醸し出しています。
勝手に星評価
毎度ですが、勝手に評価してみました。
国内線のラウンジであり、設備やフードの面では点数が低いですが、独自性や清潔度では日本品質であり、100点満点では79点です。
最後に
羽田空港国内線第一ターミナルはJALが中心であり、JALの上級会員の方はJALのラウンジに直行すると思いますが、それ以外の方(マイレージ加算にあまり関心のない方やスカイマーク利用の方)には時間を有効に活用できるスペースと思います。特に、ワークスペースとしてはテーブルもあり、パソコンでの作業が捗り、利用する価値はあると思います。また、空間の作りやサービス提供からすると「ラウンジ」というよりも「カフェ」の方がピッタリであり、カフェとしては、オシャレで空港随一の広さでゆったりと寛げます。なかなか面白い空間であると思います。ゲートの場所によっては距離もありますが、サウスにも同様なラウンジがあるので、航空会社ラウンジよりも便利もしれません。