羽田空港第2ターミナル国際線エリアにあるパワーラウンジ・プレミアムを利用しましたので、お伝えします。
ラウンジの場所
場所はパスポートコントロール通過後すぐのところの3階にあります。上下移動がなく、搭乗口までも近いので利用基準を満たしていればさくっと立ち寄れる雰囲気であります。
アクセス基準
ラウンジにアクセスできる基準は下記の通りです。
アメリカン・エクスプレス プラチナ・カード
アプラス LUXURY CARD PORSCHE Card MANCHESTER UNITED GOLD bitFlyer Platinum Card MIYABI CARD
ジャックス ジャックス発行のプラチナカード ワールドエリートカード
MIカード プラス プラチナ プラス ゴールド ゴールド
ドラゴンパス
かなりアクセスする人が制限されそうであります。反面、人が少なく静かにしていたい人にはベストかもしれません。
ただ、T2国際線がANA便のみで便数も制限されていることから2024年3月30日までは門戸を広げており、有償で誰でも利用できるようにしています。料金は以下の通りです。好評につき、第二弾と書いていたので、さらに続くかもしれません。
大人:3,500円税別 小人:1,750円税別
ということで上記カードは保有していないので、ANAカードで支払いをして入ってみました。
営業時間は6:30~12:30/19:00~24:30 となっています。
ラウンジ全景
ラウンジ全体として国内線パワーラウンジに通じるシンプルでインダストリアルなスタイリッシュな空間であります。
ソフア席が多く、食事などをするテーブル席は大テーブルで相席となるパターンであります。
ラウンジ奥に向けての全景です。ソファ一つ一つも大きく、カクテルテーブルもセッタされています。名前の通り、少しプレミアムであります。利用者もかなりプレミアムなので、静かであります。
深く座れるソファ席もあります。時差ボケの関係なのか寝そべっている人もいましたが、絶対的に利用者が少ないので、目ただない感じであります。
窓側はカウンター席となっており、飛行機を見ながら作業などができます。チェアは固定式であり、スエード調の素材が使用されています。
電源関連は日本タイプのコンセントとUSBタイプAのポートがほぼ全ての座席付近にあります。USB-C化している人にはコンセントのみであり、並行で充電ができないのはちょっと残念であります。
ラウンジ中央部には大きなディスプレイの出発案内があります。第2ターミナルの国際線ゲート自体は少なく、便数も少ないので翌日分まで表示されていました。第2ターミナルの国際線はコンパクトなので歩かなくて良いのが便利なところであり、国内線第2ターミナルが歩かされるのとは対照的でもあります。
利用できるカード会社が限定されているためか雑誌コーナーも少し寂しげな感じであります。旅行系の冊子が多く、海外特集が多いようです。メキシコもゆっくり回ってみたいですね。
ラウンジからの景色
同ラウンジは70番台のゲートに面しており、飛行機もみえます。夜であり、室内の反射がすごいため、ズームにして撮影しましたが、肉眼ではもっと広く飛行機が見えます。
その奥には沖留めの飛行機や遠いですが、D滑走路も見えます。
また、ANAラウンジの内部が見える景色でした。外からANAラウンジを見ることは滅多にないので不思議な光景であります。
伝統工芸だらけ
先述の通り、シンプルですっきりしたデザインのパワーラウンジであるためか、何もないと殺風景なのか和の伝統工芸がティスプレーされています。
漆器や木工の工芸品が多く飾られていました。漆塗りは海外では好評のようであり、外人利用者には良いのかもしれません。
フェアフィールドのルームにあるような書道アートであります。長州と竹内を想像してしまいました。
ドリンク・食事
ドリンクについては日本を意識させたいのか赤ワイン以外はすべて国産のものでした。全種類飲むとかなり酔いそうであります。
ソフトドリンクについてはジュースやコーヒー・お茶がありました。利用者が少ないためか、オペしている人が少ないためか量は少なめでありました。冷やす氷も少なめであります。
生ビールに関してはエビスのビアサーバーがありました。グラスはANAラウンジのようには冷やされてはいませんでした。
チルドのアルコールについては日本酒が1種類、ワインは2種類ありました。ワインについては輸入産が一種類と国産(余市ケルナー)がありました。成田空港のラウンジ虚空にもあったので、共通で調達しているのかもしれません。
スナックや甘いお菓子はセルフでありますが、ホットミールはセルフでなく、セットメニューでオーダーするタイプとなっていました。
焼き鮭御膳
クロワッサン・スープセット
パスタ・スープセット
スパイシーカレーセット
が選択できます。深夜便であったため、糖質の多いメニューでもあり、食べませんでしたが、エコノミーとかの時は利用しても良いかもしれません。
グラスはアルコール・ソフトドリンク共通であり、ステムレスのタイプであります。ホテルや航空会社ラウンジで見かけるタイプであります。
トイレ・シャワーなど
ラウンジ内にトイレがあります。トイレは複数あり、利用者数からするとかなり快適に利用できます。また、シャワールームは二つあります。施錠されていたので利用は受付に申告が必要です。
なぜかトイレに行く途中にデスク席が1席ありました。こじんまりとしてラウンジメインエリアのノイズは聞こえないと思いますが、トイレのハンドドライヤーの音が気になるのではないかと感じてしまいました。
最後に
ANA独占のターミナル2の国際線エリアにおいて、パワーラウンジを利用する人は自ずと少なくある意味静かで快適であります。ビジネスクラス以上利用の人はANAラウンジに行きますし、SFC会員も相当いることから考えると利用者は運航本数が回復しても絶対的に少ないといえます。
プライオリティパスで利用できるようになると増えるかと思いますが、SFCの会員数やビジネスクラスのシートの多さを考えるとANAラウンジの方が広くて食事も選択肢が多いので、どうしてもそちらを選択してしまいますが、あえて逆張りで利用するのも良いかもしれません。