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ブダペスト発券ビジネスクラス健在、ウクライナ影響はないのか

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久々に海外発券を記事にしてみましたので、お伝えします。

ブダペスト発券とは

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ブダペストはハンガリーの首都であり、そのブダペストにある空港から出発の航空券であります。ブダペストにある空港はリスト・フェレンツ国際空港であり、ハンガリー出身の作曲家のリスト・フェレンツに因んで名づけられている空港であります。

東欧時代はソ連的な空港でしたが、現在はEU的な明るい空港となっています。

ハンガリーにはデブレツェンやペーチ他にも空港はありますが、国際線はほぼリスト・フェレンツ国際空港に集中しています。

ブタペストは欧州ではオスロやザグレブと並んでここからの発券の往復運賃、とりわけビジネスクラスの運賃が安いことで有名であります。

ブダペスト自体は観光名所が多く、フランスやイタリア、イギリスと比較するとのどかなところであり、旧ソ連のイメージは21世紀の今でも引きずっていますが、ロシアのような怖いところではなく、スリのような犯罪も少ないところであります。

敢えて色気を出すとボッタくられるようなところは歌舞伎町みたくあるのはどこでも同じではありますが。

ハンガリー料理は特産のパプリカを利用したものが多く、味が濃く、場合によっては辛いものが多いと言えます。

日本のお隣の韓国もパプリカは特産であり、唐辛子を利用した料理が多いのも類似しています。また、ドイツなどもそうですが、温泉が多く、サウナも多いので、この点でも韓国に似ているかもしれません。

日本人は老若男女関わらず、温泉は大好きですが、欧州では温泉は年金生活者の保養施設的なところがあり、若くてピンピンしている人がそうした施設にいると、結構違和感があるかもしれません。

そうは言っても、ブタペスト市内の温泉は温泉と言うよりは温水プールのような感じであり、娯楽的要素が高い場所なので老若男女がいます。

スターアライアンスの二社が東京までビジネスで20万円切り

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ハンガリー料理や温泉の話で脱線してしまいましたが、ブダペスト発券でANAマイレージクラブのプレミアムポイントに資するスターアライアンス加盟のキャリアのビジネスクラス運賃をチェックしてみました。

ターキッシュエアラインズ

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まずはターキッシュエアラインズであります。ブダペスト発時間は夜であり、レイトチェックアウトして、ラウンジでトカイワインでも嗜んで搭乗的な時間であります。

イスタンブールでの乗り継ぎ時間がアフターコロナでも大丈夫かと気になるくらいですが、東京では都民の人以外はこのご時世ではどうなるかといった時間であります。

復路は夜便であり、ブタペストには朝8時に到着してしまいます。入国まで時間がかかれば朝風呂というか昼風呂となりそうですが、温泉は行けそうであります。

運賃は日本円で約193,156円であり、予約クラスはJJのJクラス(ANAプレミアムポイント100%+区間ごとに400PP)となります。

プレミアムポイントは往復で  14,080PPとなります。1円でどれだけプレミアムポイントが貯められるかのPP単価は13.72円/PPと往年のスターアライアンスのビジネスクラスのPP単価とまで行かないものの、キャッシュアウトは少なく、国内線でちまちま貯めるのに比較するとSA便でしかライフタイムマイルは積算されないとは言え、効率的かもしれません。

LOTポーランド航空

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続いては、東欧の名手とも言えるポーランドのフラッグシップキャリアのLOTポーランド航空であります。LOTポーランド航空は欧州のスターアライアンス加盟キャリアであり、ルフトハンザやルフトハンザ傘下のスイス・インターナショナル・エアラインズやオーストリア航空ほど日本では認知度は低いです。

しかし、東欧の航空再編では、アグレッシブであり、ワンワールド加盟であったマレブハンガリー航空が破綻した後、ブタペストからの以遠権を獲得して、米国に就航するなど侮れない存在であります。

今回の旅程は5月内の旅程でありますが、ターキッシュエアラインズよりはフレキシブルで5月日本帰国、8月日本出国と言った旅程でもほぼ同一と言う安定感もあります。

あとは、昨今の情勢でどのようにフライトするか、需要が低くて運休とするのかというのがポイントとなりそうです。

ウクライナから日本に疎開してくる人を乗せてくるのは同フライトと考えると結構飛ばすかもしれませんし、テクニカルストップとハブ空港乗換の時間が変わらないと、ワルシャワ経由で安ければ需要の喚起もできそうであります。

今回は日本円で約193,513円となります。予約クラスはFクラスとなり、プレミアムポイントはこちらも(ANAプレミアムポイント100%+区間ごとに400PP)となります。

プレミアムポイント合計は13,330PPとなります。PP単価は14.52円/PPとなります。

ウクライナ情勢があるにもかかわらずハンガリー発券が安値なのは

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ハンガリーは1956年のハンガリー動乱でソ連に飲み込まれてしまいましたが、歴史的な1989年からは西ヨーロッパ化しており、地理的に西欧が近く、ロシアが進行してくるのは少ないでしょう。

今回の軍事侵攻による影響とは別にアライアンス間のせめぎあいが強く、ワンワールドのオーナーとも言えるアメリカン航空がマレブ破綻後にUSからの直行便を飛ばす一方で、スターアライアンスはLOTが以遠権を獲得するなど本国不在の中でアライアンス間の競争が激化していることなのかもしれません。

もともとはハンガリー通貨のハンガリーフォリントの騰落が大きくのその差損をねらった海外発券というところもありますが、21世紀が20年経っても潮の目が変わらないミラクルなのかもしれません。

ブタペストは年々、都市としては西欧的な成熟化あり、食べ物がおいしい、ホテルが快適とで割安となっているので、海外発券目途以外でも、滞在の価値があるかもしれません。

最後に

ブダペスト発券は健在であり、ウクライナ危機では逆に威力を発揮しそうな感じもします。各キャリアがシベリアルートを避け、南アジアルートがメインとなるとブダペストに以遠権が持つキャリアの強くなる可能性もあり、今後どうなるか注視したいところです。

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