2019年2月1日にリニューアルオープンした伊丹空港にあるANAスイートラウンジを2021年に再び訪れましたので、お伝えします。
アクセス情報
オープン時間 6:00~最終便出発まで
場所は南ターミナルの2階からアクセスできます。導線は位置的にはあまり変わっていませんが、ゴチャゴチャ感がなくなり、また、数段の階段を昇ることがなくなったため、すっきりしています。
伊丹空港ホームページより
伊丹空港の改良も終わり、プレミアムチェックインからの導線も新千歳、福岡、那覇と同じような導線となっています。
その後、エスカレーターでANAスイートラウンジとANAラウンジ専用の3階に上がります。
隈研吾氏の監修されたラウンジはおおよそ、エスカレーターで上がるとANAのロゴが構えています。
受付があり、左右にスイートラウンジとANAラウンジが分かれており、スイートラウンジは左側です。飛行機が見えるパノラミックな窓が特徴的でありますが、伊丹空港も同様であります。
スイートラウンジ(上記フロア図右)はANAラウンジ(同左)と比較すると小さめですが、羽田空港に次ぐ、広さと言えます。
ラウンジ全景
奥に長く、窓の面積が広いため、明るく開放的であります。窓側にはデスク席、手前には各スイートラウンジで見かけるテーブル席であります。
テーブルには高額そうな器と団扇が飾られています。奥にはソファ席があります。シートにはコンセントとUSBポートがそれぞれ設置されています。
窓からの景色は広々としており、滑走路と伊丹駅方面を見ることができます。
ちょうど沖縄に向けて離陸していくボーイング787-9型機が見えました。(2019年の撮影)
2021年は感染症対策のアクリル板(フロスト加工がされ、プライバシー確保)がいたるところに設置されていました。
ある意味デザイン的でもあります。
以前はこんな感じでした。
また、換気のためか、空調の音が以前よりは大きく感じます。耳障りではないので、問題はなく、逆に安心感さえあります。
ラウンジ内設備
ラウンジ内にはチェックインマシンやロッカー、通話ブースもあります。このほか複合機もあります。
ANA WEBでは下記の通り記載しています。
ファックス/コピー機/ブロードバンド無線LANサービス/プリントサービス/トイレ(多目的トイレあり)/手荷物ロッカー/喫煙スペース
ANAホームページより
食事とドリンク
夕方となるとおにぎりから、マネケン プレーンワッフルからおにぎりなど一日の中では一番品数が多いかもしれません。以前はみそ汁などの汁ものがありましたが、感染症対策のためかなくなっています。
そして、個別包装となっています。
ワインと日本酒はこんな感じです。
アルコールはワイン、日本酒、焼酎、ウィスキーなど一通りあります。甕の焼酎もあります。霧島でした。
碧ハイボールとマネケンのベルギーワッフルをいただきます。
羽田への最終便がそろそろという頃に肉食的な女子がおにぎり4個とパン3個をもって座席に戻り、これはカバン詰めかと思うとソファのひじ掛けに置いたまま、平らげていました。色々な人がいるものです。
最後に
以前のラウンジと比較すると窓が大きくなり、開放感が高くなり、断然新しい方がよく感じます。空港到着からラウンジまでの導線も完成し、心地よいリズムでラウンジまでアクセスできるようになりました。
オープンした2019年と箱は変わっていませんが、感染症対策のためか、ソフト面は大きく変化しています。何よりも利用者が依然と比較しても少なく、利用する側からすると静かで快適と言えます。
また、感染症対策もしっかりしているため、安心して利用することができそうです。