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ANAビジネスクラス搭乗記 グリーンジェットでユーラシア大陸横断

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ANA Green Jetで国際線ビジネスクラスを利用しましたので、お伝えします。

ラスト1席でアップグレード

ベルゲン発券のMクラスにアップグレードをかけていたのですが、発券断面のビジネスクラスの残席数は具体的な数が出てこない程、空いていました。しかし、なかなか落ちてこないので、前々日にビジネスクラスの有償残席数はなんと1席となっており、かなりのヒヤヒヤでした。過去においても、空港カウンター、さらに搭乗口でのアップグレードがあり、いつもヒヤヒヤなフランクフルトであります。同じドイツのミュンヘンは前夜や発券2日後に落ちてくるので不思議であります。

ベルゲンからほぼ定刻どおり到着し、9時前には到着ゲートに。こう言う時は昔ながらの早い者勝ちを目指します。フランクフルトのカウンターは3時間前からため、15分ほど待機します。ドイツがキッチリしているのか、ANAがキッチリしているのか5分くらい前にスタッフが一斉に現れ、システムの起動を行い定時2分前からチェックインが開始されました。当然一番乗りでダイヤモンドカウンターに行くとアップグレードと聞かれずに搭乗券と同じサイズのレシート(マイルかアップグレードを消費した証憑)をまず渡されます。

これはと思い、座席番号を聞くとシートシートマップを見せてくれ、ビジネスクラスアップグレード確定でした。ちなみにビジネスカウンターに自分よりもちょっと遅れてチェックインをしていた人はアップグレードできないか確認していました。もうその対応が最後まで見られない頃にはカウンターを離れたのですが、ビジネスクラス機内はその人はいなかったので、おそらくは最後の一席だったのかもしれません。ハラハラなフランクフルトですが、一応は無敗で防衛となっています。

グリーンジェットの機内は

朝4時過ぎにホテルを出たのでラウンジでシャワーを浴びてから搭乗口に。前回は1時間近く遅れて、日本に到着してからハラハラでしたが、今回は定刻通りに機内に行きます。ゲートはB42なのでラウンジから機体がよく見える場所でした。

グリーンジェットの機体は特別なペイントがされていますが、機内はいつものB789のスタッガードシートであります。ダイヤモンドなのでいち早く機内に入れますが、満席でした。

座席はビジネスクラスでは最も後ろの真ん中の通路側と一番選ばれない席であり、やはり最後一席が濃厚であります。後ろはプレミアムエコノミーであります。

グリーンジェットの機内で一番目立つのヘッドレストカバーであります。植物由来比率が世界最高水準のヘッドレストカバーということであります。ヘッドカバーを無くせば、一番サステナブルなのかと思いますが、文明の質を上げつつ、持続可能ということかもしれません。新しいビジネスが創出される可能性もありますし。そのほかでは、CAさんエプロンが違うくらいでした。

内側にテーブルが付いており、通路側で眠る感じであり、落ち着きがない感じではありますが、エコノミーバルヘッド席とは雲泥の差なので甘んじます。寝具はTHE Roomとは違い、ビジネススタッガードシート供給開始以来からのものであります。

アメニティーはグローブ&トロッター(薄型)は変わりませんでした。グリーンジェットならグリーンかなと思うのですが、ニーズが少ないのでブルーとしているのかもしれません。ホノルル線ではエメラルドグリーンをもらったので、それでも良いかと思いますが、需給の関係かもしれません。

一応、グリーンジェットにもブルーはあるので有りかもしれません。トリトンブルーでもモヒカンブルーでも有りません。

ウェルカムドリンクについては、今日はスパークリングワインでした。最後列の自分の座席に到達するまでスパークリングワインが人気なのか、何度かギヤレーに戻っていました。

そして、離陸で有ります。通路側なので、景色はほとんど見えませんが、何となくフランクフルトを離陸しているのは窓から遠いですが、感じられます。

ビジネスクラスの昼食

さて、メインイベントの食事であります。本日のメニューは和食にしました。

アミューズ

フォアグラとマンゴーゼリー

マグロとキヌアのサラダ

洋 食

アペタイザー
スモークサーモンとアボカド 山葵クリーム
メインディッシュ
鱸のロースト 根セロリのピューレとトマトソース [406 kcal]
デザート
チーズ

ちなみに和食のアペタイザーは鮪の叩き 玉葱ドレッシング添えであり、メインディッシュは鰈西京焼き [203 kcal]でした。洋食のメインの肉牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース [404 kcal]でした。

毎回、肉もなぁとなり、魚で鰈(カレイ)と鱸(スズキ)だと骨が多いイメージの鰈よりもボリューミーなシーバスにしてみました。

シャンパンは銘柄は変えずのDUVAL LE ROYでした。機内で飲むからか分かりませんが、泡のシュワシュワが少しきつくて、あまり好みではないところで有ります。

とは言え、シャンパンから初めてしまいます。ゴマスティックではなく、賞味期限がすぐの調理物であったのはポジティブでした。

前菜はスモークサーモンと玉ねぎで有り、自分でもすぐ盛り付けられそうな感じでした。アボカド 山葵クリームは白ワインと共にすぐに胃に消えていきました。

そして、メインディッシュのシーバスで有ります。ANAのビジネスクラスではシーバスリーガル12年もありましたが、日本酒とウィスキー類は苦手で有り、チャンギ空港行きでもないのにマーライオンになることはできないので、白ワイン継続でした。見た目は150円缶のトマトと冷凍サバの様に見えますが、意外と食べ応えはあり、ワインは進みました。

締めはチーズと白ワインとしました。いつもだと、この後もワインをグタグタと飲んでしまいますが、早朝からのフライトの乗り継ぎであるため、この後は諦めて寝ることに。

虫歯になりそうですが、白チョコを就寝直前にいただき、最後としました。トイレに行き、マウスウォッシュでグチュグチュはしましたが。

今回はぐっすり睡眠

就寝前に水を1本いただき、チェイサー代わりにします。10時間後ぐらいには仕事なので徹夜はしないで寝ます。

在庫限りのパジャマも食事後でも在庫はありました。着替えて、締め付けのない薄着になると寒い機内では体温が下がるのか寝つきが良くなります。

寝る直前にフライトマップを見てみるとアンマンを過ぎて、カスピ海までもう少しのところでした。まだまだ、日本は遠いところであります。

機内も消灯され、ブルーが弱く点灯していました。グリーンジェットなので、グリーンにして欲しいところではありましたが。

それから、6時間ほど経過し、久々に機内で熟睡をしているとそこはもう、アジアでした。トンネルを抜けると雪国ならぬ、熟睡で目覚めるとアジアでした。ただ、朝食の時間まではもう少しあるので、寝覚めの喉の渇きを潤すためにワインをいただき、国内線でも配信されていた古畑任三郎を視聴して朝食を待ちます。

この間の時間は軽い食事(冷凍食品、フリーズドライ、カップ麺、アイスなど)は食べ放題ですが、これまで意外と食べないところでもあります。日本でも普通に食べられるというところもありますが、胃袋の選択肢はドリンクに注力といえます。まあ、セブンとかの冷凍食品の方が美味しいところであります。

アジア上空の朝食

カスピ海の真ん中を横切っていますが、シルクロードを想起させるフライトルートでありました。まあ、中国に入るまで熟睡ではありましたが。カザフスタンに年内には行きたいものの、来年の楽しみしたいところもあり、今年は断念かもしれません。

目覚め用の照明カラーとなります。朝焼けをイメージしているのでしょうか。ブラインドや遮光カーテンで生活している人はスマートフォンのアラームの方が余程、起床には効果がありそうです。良い寝覚かは別でありますが。自分は朝からワインで向かい酒のため、気分は良いのでありますが。最後まで旅の余韻を味わうという言い訳でもありますが。

エコノミーとプレミアムエコノミーを散策してみます。ビジネスクラスにアップグレードされるまではオンラインチェックインでエコノミー最前列の中央部の通路側を押さえていたのですが、その席は空いていました。他はほぼ満席に近いのですが。ただ、不運にも利用することになった隣席は座っており、やはり、雲泥の差だったと言えます。ダイヤモンド継続は意味があるかもしれません。

そして、朝食の時間となります。朝食は以下の通りです。

小 鉢
ひじき煮
主 菜
鮭柚香焼き[371 kcal]
白御飯
味噌汁、香の物

和民の朝食みたいでありますが、欧州滞在中にソーセージなどの肉加工食品はたくさん食べたので、魚としてみます。鮭とパフリカが一緒にいるのはなかなかでありますが、鮭自体は結構なボリュームでした。本日、飛んできたノルウェー産なのかもしれません。

最後は韓国経由であり、仁川や金浦からのフライトとオーバーラップしてしまいます。まさにアジアルートであります。CXやCIを利用するとこうしたルート(もう少し南でありますが)は当たり前ではありますが、ポストP朕では時代は再び変わるかもしれませんが。引き分けではなく、一本取れるかもしれません。

東京国際空港(HND)に到着であります。定時到着であり、政府DXで判断が分かれる税関QRコードを今回も利用し、入国であります。手書きと入力の差について、大差はないですが、個人情報から危険度判断の判定は早い様ですが、それはあまり効果がないということかもしれません。

今回は抜き打ち的な検査はなく、予定通り、モノレールで帰宅して、仕事となりました。旅の余韻がなく、やっぱり、休みした方が良かったとも反省です。弾丸トラベルの宿命ではありますが。20年前であれば、普通に仕事をしていたかもしれません。

最後に

今回は期せずして、結構レアな国際線のANA グリーンジェット(JA871A)搭乗しました。外装のペイントは特徴的でありますが、機内はヘッドレストカバーぐらいが違いであります。ビジネスクラスではサービス優先のため、カラトリ等も通常便と同一でした。まあ、こうした意識を醸成して、最終的にはサステナブルなフライトということかもしれません。

環境保護一直線の人からすると飛行機はけしからん乗り物で、シベリア超特急を利用しろと言われるかもしれませんが、どっちが良いのかわからなくなってきました。

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