フランクフルト空港にあるルフトハンザドイツ航空のセネターラウンジを利用しましたので、お伝えします。
ラウンジ・レビュー
ANAホームページより
ラウンジはB43番ゲートの隣にあり、ANA便がB43ゲートから出発の場合はとても近いラウンジとなります。(徒歩1分以下)
ちなみにこのエリアはパスポートコントロール通過後(非シェンゲン協定国行き)であるため、ラウンジから飛行機搭乗までの手続きは有りません。
ラウンジは2階にあり、B42からB43の真上に跨って設置されています。エスカレーターの他にエレベーターもあるので、荷物が多い場合やエスカレーターの利用が厳しい場合でも安心です。
ラウンジ入り口はルフトハンザらしい黄色とグレーを基調としているのは時代が経っても変わりません。
ラウンジを入ると受付横にキー付きのロッカーがあります。結構利用されており、リモワのスーツーケースが多いのはドイツらしいと言ったところでしょうか。
ラウンジはコンコースをの上に跨いで設置されているため、かなりの広さがあります。アルファベットのCそのままのモニュメントはビジネスクラスの"C"を表現しているのでしょうか。
フードエリアまではかなりの距離があり、広大なスペースが見ているだけでも実感出来ます。
しかし、結構利用者が多く、パスポートコントロールを通過してもこの利用であり、世界各国に飛び立つ人が多いのは驚きであります。
仮眠室も有ります。利用率は90%ぐらいでした。
滑走路が見えるウィンドーエリアはB42の真上方向のみにあり、こちらも人気なのか利用者はかなりおり、シートはかなり埋まっています。
窓からはエアカナダやルフトハンザの機体が見えます。B43側は見えないのでANA便は見ることはできませんでした。
喫煙室もあります。日本だと路上で煙草を吸う人はほとんど見かけることはなくなりましたが、ヨーロッパは結構歩きたばこをする人が多く、ポイ捨ても多いのが印象であり、たばこ箱のパッケージがグロな警告があっても結構吸う人が多いようです。
ワークスペースの利用も結構ありました。パソコンで仕事を利用する人が多く、ビジネス利用が多いようでも有ります。電源はここでもCタイプのみでした。
複合機はコニカミノルタ製でした。最近はめっきり、印刷することやコピーすることがなくなりました。スクショやPDFにすることの方が多く、ここ10年での大きな変化かも知れません。
フード・ドリンク
続いては、フードドリンクコーナーであります。ルフトハンザのラウンジと言うとシンプルと言うか豪華でないと言うかというイメージがある食事やドリンクですが、現在はどうでしょう。
昼の時間帯という事も有り、軽めではありますが、以前と比較するとちょっと良くなったようです。
海外に行くとフルーツはそのままで置かれているのをよく見ます。提供者からすると手間がかからず日持ちする、利用者からすると鮮度と変に手が加えられていない安心感の合意という事なのかもしれません。
甘そうなスイーツはガラス瓶に入れられていました。濃いめのコーヒーがぴったりな感じでした。
日持ちのするナッツやスナック類は種類は結構ありました。日本のラウンジでも日本産んのスナック(ポテトチップ、ポッキー、ハッピーターンなど)を設置した方が受けが良いかもしれません。ラウンジ内のにおい問題はありそうですが。
次はワインであります。白が2種類、ロゼが1種類、スパークリングが2種類、赤が2種類ありました。以前はロゼとかなかった記憶ですが、時代とともに進化しているのかもしれません。
また、バーカウンターでワインをオーダーした方が大きめのグラスで結構、注いでくれるので、敢えて非セルフにする方が良いかもしれません。
シャワールーム
そして、シャワールームであります。シャワールームは10室ほどありますが、受付が必要であります。受付にはスタッフがおり、そこで受付をします。
すぐに利用ができるかと思うと、かなり高齢な女史より、「Boy!」と言われて、フードコートにある呼び出しバイブを渡されました。時間を巻き戻せば、Boyでも良いのですが、棺桶な半分足を突っ込んでいる身としては若干違和感は有りましたが、二回りぐらい年上でしたので、納得でした。
シャワールーム内は結構広く、洗面エリアとトイレとシャワーブースに分かれており、スターアライアンス加盟の航空会社のラウンジとしては平均かそれ以上でした。
トイレは便器は小さめですが、スペースは広めでした。力士でも自力で行けそうであます。荷物おきのスペースはかなり広くありますが、機内持ち込みを考えるとこんなになくてもと言う感じであります。タオル関係はバスマットとバスタオルとフェイスタオルでした。
シャワーブースはハンドとレインフォールの二本立てであり、水流は問題ありませんでした。ドイツを代表する空港の水道の水圧が問題があるとかなり問題と言えるのでここはそうなのでしょう。
バスアメニティは基本的にはディスペンサータイプでありました。ドライヤーはちょっとモダンなステンレス仕様でありました。受付スタッフの方が清掃も兼ねており、かなり高齢ではありますが、丁寧に仕事をしている感じでありました。
最後に
今回はエアカナダのラウンジのみで搭乗しようと思い、ゲートに行くと出発が30分以上遅れるという事で、一番近いセネターラウンジを利用してみました。時間つぶしと思い利用したのですが、数年前よりもパワーアップしており、ちょっと驚きでした。
上級クラスやラウンジのサービスは進化しているようであり、フルサービスキャリアに乗るなら上級会員資格はやはりあった方が良さそうであります。