シンガポール航空の北京とシドニー往復、行きはプレミアムエコノミー、帰りはビジネスクラスで豪華に戻れて、しかもA380のプレミアムエコノミーとビジネスクラスのシートも比較できてしまう旅程をまとめてみました。
シンガポール航空のA380-800
新スイート
エアバスA380-800は総二階建ての旅客機であり、空飛ぶホテルとも言われており、導入する航空会社では、ファーストクラスからビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスと多くのクラスが設定されており、選択肢が多い旅客機でもあります。
新ビジネスクラス
そうした中で、サービスに定評のあるシンガポール航空の一番上級クラスはスイートクラスと呼ばれ、第一世代ではほぼ個室、第二世代では完全な個室であり、ベッドとソファがあるような空間です。ここまで必要かと思ってしまいますが、一度は座ってみたいものであります。ビジネスクラスは第一世代の導入から時間も経過し、レザーもへたっていたりするので、外れくじを引かされた気分になるかもしれません。一方で、最新のビジネスクラスは座ると感動できるでしょう。どちらの世代もシートピッチは55インチ、シート幅30インチとなります。
北京=シドニー プレミアムエコノミー/ビジネスクラス往復
旅程
往路のプレミアムエコノミー
今回は2019年のゴールデンウィークで想定してみました。
往路は北京を4月29日の16:35に出発し、シンガポールには23時に到着します。105分のトランジットで4月30日の00:45にチャンギ空港を出発し、シドニーには朝10:25に到着します。機材は両方ともA380-800です。夜行便中心の移動であり、行きにプレミアムエコノミーにした方が寝ている間に時間が過ぎるので良いとも言えます。
復路は5月4日15:00にシドニーを出発し、チャンギ空港には21:20に到着します。トランジット時間は長いですが、ビジネスクラスの利用者が利用できるシルバークリスラウンジを利用できるため、長い方がむしろいいかもしれません。そして、日付の変わった1:10に出発し、北京には5月5日の朝7:15到着します。この旅程であれば、同日日本に戻れそうです。機材はシドニーからはA380であり、夕方から夜の移動のため、フルコースの食事を楽しめると言えます。そして、チャンギ空港からボーイング777-300ERのビジネスクラスであり、外れのない広々としたシートであり、寝返りができるくらい眠れると言えます。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約214,356円であり、予約クラスは往路がPクラス(100%加算400ポイントも付与)、復路はUクラス(125%加算400ポイントも付与)となります。
積算マイル・プレミアムポイント
以下のとおりです。
フライト | 機材 | 区間マイル | 積算マイル | PP | ||
---|---|---|---|---|---|---|
4月29日 | PEK | SIN | A388 | 2,780 | 2,780 | 3,180 |
4月30日 | SIN | SYD | A388 | 3,907 | 3,907 | 4,307 |
5月4日 | SYD | SIN | A388 | 3,907 | 4,884 | 5,284 |
5月5日 | SIN | PEK | B77W | 2,780 | 3,475 | 3,875 |
合計 | 13,374 | 15,046 | 16,646 |
積算マイルは15,046マイルであり、プレミアムポイントは16,646PPとなります。PP単価は12.88円と同時期の日本発のシドニー行きのプレミアムエコノミーと同等とも言えます。
最後に
行きと帰りでクラスを混在させることで、コスパ良く、旅行ができるほか、プレミアムエコノミーとビジネスクラスを乗り比べもできるため、移動自体が楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。