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ルフトハンザ搭乗記 フランクフルトで55分間乗継でベルゲンへ

ルフトハンザドイツ航空を利用して、ロンドン・ガトウィックからノルウェーのベルゲンまで行ってみましたので、お伝えします。

ロンドン・ガトウィック空港

ロンドンガトウィック空港へはロンドン中心部からガトウィックエクスプレスで行くことができます。ヴィクトリア駅からノンストップで30分と結構なスプリンターなのですが、運賃は片道で19.5ポンドであり、日本円では3,600円とかなり高額です。160km/h運転をするスカイライナーが2400円程なのでかなり高いと言えます。

土曜日という事も有って、カラフルなスーツケースを引きずっている人が多いのも特徴的であります。旅慣れていないのか混雑しているのか自分の進路を遮るかのように横切ってきたりします。

新交通システムで北ターミナルに到着です。手荷物検査はかなりの要員がいるので、時間がかからずに通過できました。ここで、長蛇の列だと二度とガトウィック空港は使わないとなりそうでした。

エアサイド中心部であります。こちらも人が多く、座る場所はない感じであります。という事で、プライオリティパスを活用してラウンジに行きます。

ルフトハンザの便は直前までなかなかゲートが確定せず、遠いゲートだと10分以上はかかるため、ソワソワしながらラウンジで待機でもありました。

ガトウィックからフランクフルトへ

出発20分くらい前にゲートが確定しました。ガトウィック名物の飛行機の上にある歩道橋を超えることなく、比較的近いゲートでした。

今回の機材は非常口座席の21Aでした。早々にオンラインチェックインをするとスターアライアンスゴールド会員パワーが出るのか良い座席が確保できるケースが多いようです。休日でスターアライアンスゴールド会員が少ないと言うことかもしれませんが。

機材は欧州ではよく乗るA320であります。就航当時はかなり斬新なシートであったりしましたが、今は随分へたってきており、次世代のシートが早く就航しないかと思ってしまいました。

近距離便でも国際線という事が機内誌やショップ誌は充実しています。リモワと決別してからはオリジナルのアルミのスーツケースを展開しています。個人的に所有しているルフトハンザマーク入りのリモワのスーツケースはしばらく買い替えはないですが、ハイソになったリモワよりもこちらの方が相変わらずの武骨さで良いかもしれません。

いよいよ出発であります。ガトウィック空港名物の飛行機の上を渡ることができる歩道橋が見えます。成田みたく地下にすれば良さそうなものの、敢えて橋にしたのはどんな意味があるのでしょうか。エスカレーターがついているので、動線は思いのほか上下移動はなさそうですが。そして、他の飛行機はLCCばかりというのもLGWの特徴かもしれません。

離陸であります。大きなガトウィック空港を眼下に眺めながらあっという間に雲の上であります。テムズ川が見えるヒースローとはまた違った景色であります。

ロンドン・ガトウィックからフランクフルトまでは392マイルであり、羽田から広島までの距離と同等であり、あっという間でした。ルフトハンザの機内Wi-Fiが利用できる機材ではインターネットは有料ですが、フライトマップは無料でブラウズ出来るので、どこを飛んでいるか把握できるので良いところでもあります。

ほぼ、時間どおりではありますが、押し気味でありました。フランクフルトの到着ゲートはAEUWは見慣れない表記ですが、沖止めを意味しています。機内アナウンスでもこの日はフランクフルト空港の利用者が多く、通常のゲートではなく、バスでの移動であることとAEUWの意味を説明していました。

フランクフルトでの怒涛の55分乗り継ぎ

沖止めでかろうじてターミナルが見えるスポットでした。小型機でも前後から降機できるようにしており、少しでも時間を稼ごうと言うことかもしれません。

飛行機を降りて、バスに乗車したのが20:40であり、ターミナル到着は20:50でした。次のベルゲン行きのゲートローズは21:05であり、なかなかであります。

ターミナル到着後はパスポートコントロールで3分くらいかかり、一度外に出てターミナル1Aを目指します。再び手荷物検査を受け、ターミナル1のAの60番台と罰ゲームかと思うくらいでした。

21:05を過ぎていましたが、ゲートは空いており、スマホの搭乗券を見せて、「perfect!」と言われて通過して、すぐに機内かと思うと階段を降りて再びバスに。今度はガトウィック空港から乗ってきた沖止めとは違い、かなり空港の端のスポットまでバス移動となりました。

当然、ラウンジに行く余裕もなく、外はヒンヤリしているのですが、ターミナル1内での猛烈な移動のため、汗が噴き出しており、ベルゲンに到着するまて汗だくでした。

ベルゲン到着

ベルゲン行きの機材はA319-100とエアバスの中ではかなり小さい機体であります。また、機材は結構古く、読書灯が壊れており、点灯しませんでした。

沖止めスポットは遠いのですが、滑走路は近くすぐに離陸となり、消灯が続きます。

カメラは優秀なので、真っ暗な機内も明るく映っていますが、読書灯がないとスマホ以外のものはなかなか見えないところでもあります。

とは言え、フランクフルトではラウンジを利用できず、喉がカラカラなので、何とかワインを頼みます。辛口のリースリングでした。こちらもカメラが優秀なので明るく見えますが、実際はかなり暗いです。

ノルウェーは遠い印象ですが、フランクフルトからは722マイルと羽田から稚内ぐらいであり、結構近い印象であります。機内は真っ暗であることに加えて、深夜であることも相まってフライト終盤はコックリする体でした。

到着後はかなり歩かさせられ、ようやく外に出来ます。ノルウェーの空港で利用したのはオスロとベルゲンだけですが、モダンな空港が多いノルウェーであります。やはり、石油で潤っているという事なのかもしれません。なぜか、車はテスラが多いわけでありますが。

また、到着フロアのベンチでは寝ている人が多く、おそらく、深夜に到着して、早朝便に乗り継ぐ人が野宿していると思われます。乗り継ぎ時間6時間ぐらいであれば、近隣の高いホテルよりもベンチと言うことかもしれません。

巨大なサイネージがありますが、左上はトラムの時刻表が掲載されています。もう23:30を過ぎていますが、トラムの最終は1:26まであり、間隔は15分おきと便利な交通であります。ただし、週末は酔った学生が多く、危険と言うよりはやかましい状態でありました。時折、警備員が乗り込んでくると静かになったりします。

最後に

ロンドンからベルゲンであれば、直行便を利用した方が遥かに便利ですが、週末となると運賃は跳ね上がり、NH*Gのメリットと少しでもプレミアムポイントを積算という事でフランクフルト経由としてみました。

フランクフルトでの55分の乗り継ぎ時間であり、過去にもこうした乗り換え時間はあり、楽勝だったこともあれば、ギリギリだったことも有ります。今回は後者であり、体力的な負担が多い感じでした。

かといって、余裕を持ち過ぎるとルフトハンザのフライトが1日に片手で数えられるフライトしかない都市の場合、長い乗り継ぎ時間、もしくはフランクフルト(FRA)付近に宿泊となるので、帯に短し、襷に長しなところはあります。

成功すれば短時間での乗り継ぎが合理的であり、そのハラハラさと達成感が続ける理由かもしれません。

 

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