佐賀県・嬉野市にあるフェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉に滞在しましたので、お伝えします。
道の駅よりも新幹線の駅の方が近い
日本国内のフェアフィールドは札幌と難波を除いては、道の駅に隣接していますが、鉄道駅はいずれにしても遠いところであります。例外的には三重御浜や三重おおだいは近いですが、佐賀嬉野温泉はほぼ駅直結と言ってもいいくらいの近さであります。
しかも、新幹線駅であります。日本のマリオット系列でマリオットアソシア(名古屋駅)、コートヤード(新大阪駅)、シェラトン(広島駅)となりますが、アソシアは垂直移動を含めると結構移動が多いので、フェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉が日本では最も新幹線駅に近いマリオット系となるでしょう。
フェアフィールド・バイ・マリオット=道の駅のルールは破られているのかと思うと新幹線駅前にうれしの まるくという道の駅があり、ルールは破られていませんでした。
ただ、この道の駅はレストランや売店はなく、本当にトイレ休憩だけのようです。とは言っても、土日はマルシェ的な露店があるようであります。駅前には嬉野温泉の日帰り施設がないためもあってか、足湯があったりします。
フェアフィールド・バイと言うか嬉野温泉駅付近は静かな場所でありますが、最も近いところに九州では有名なドラッグストアであるコスモスがあり、500mくらい歩くと福岡本社でDXが進んでいるディスカウントストアであるTRIALがあります。ただ、少額決済の場合はクレカが使えないと言うパラドックスも有り、カットスイカが食べたくて、財布が小銭でパンパンとなってしまいました。
駅前にはほぼ国立な病院があったりします。新青森も駅前に病院があったりとドクターは新幹線で通勤している人が多いのかもしれません。同病院内にあるローソンはホテルから最も近いですが、24時間営業ではなく、病院からさらに300m近く歩いたところに24時間営業のローソンがあります。このローソンはアルパカ主体ですが、スパークリングと白ワインは冷やして販売しています。TRIALではワインは冷やしていませんでした。
また、このローソン近くには業務用スーパーがあり、大人数でアイスクリームとかは良いと言えます。
しかし、日本国内のフェアフィールド・バイ・マリオット(札幌、難波を除く)と同じく、夜は真っ暗で、静かであるのは共通していました。
正式なエントランスは建物を駅からは回り込んでいかないといけませんが、サブエントランスは新幹線の嬉野温泉駅に近い側に用意されており、バス乗り場などはかなり便利であります。チェックイン時は回り込まないといけませんが。
ホテルは4階建てであり、嬉野温泉駅と同じく和風な三角屋根であります。最上階の4階の客室はロフトチックになっていることはなく、積水らしい普通の紋切り型でした。
近くに温泉はあるものの、日本国内のフェアフィールド・バイ・マリオットと同じであり、大浴場はなく、客室にはバスタブもなくここも紋切り型と言えます。
ただ、温泉地だけあり、早朝から深夜まで日帰り入浴できる施設は多く、そうした案内はチェックイン時に教えてくれます。シーボルトの湯に朝風呂に行きたかったのですが、間に合わず、嬉野温泉ロスとなってしまいました。温泉街までは2lmほどあり、6時台からバスがあるので意外とアクセスは良さそうです。
ラウンジのようなパブリックスペースはどこも変わりません。まあ、ディスプレイしているものは地のものとは思いますが。
ハナマルキの味噌汁もどこに行っても有ります。朝起きて、2カップ用意して部屋で飲まないと目が覚めない体質となってしまいました。
コインんランドリーは2基とちょっと少ないですが、待ちはありませんでした。両替器は1,000円のみ対応であり、コインランドリーを使う場合には先述のローソンやTRIALで崩しておいた方が良いと言えます。ドリンク自販機はキャッシュレス対応なのですが。
エレベーターホールから客室に繋がる動線はいつもFFであります。アパらーや東横ラーとかはこんな感じなんですかね。
今回は最上階のエレベータから最も近い部屋でした。若干、エレベータ音は気になるものの上下移動は楽々な場所でした。
いつものキングルーム
フェアフィールド・バイ・マリオットではレイトチェックアウト以外の特典はないものの、気遣いで最上階や隣室が使用していないところを押さえてくれるのはありがたいところであります。カードキー2枚をフル活用できないのは弾丸旅の性であります。
ルーム全景
いつものキングルームであります。全国各地、建設会社はそれぞれでありますが、北海道から鹿児島まで全く同じ品質で作れるのは積水のなせる業と感じてしまいます。東武で後付けの札幌はちょっと違いますが。
恵庭とかはテレビ近くにベンチがありますが、メジャーな窓側ベンチであります。コンセント位置がいつも微妙であります。
ふすまのような扉をすべて閉じれば水回りとエントランスが隔壁できる仕様も同じであります。よっぽど歯ぎしりや発狂しない限りは需要は少ないと言えます。
室内着はワンピースタイプであり、ひざ下までカバーできます。
セーフティボックスと電源関係であります。USBはタイプAでした。
テレビはパナソニック製であり、リモコンの反応はリニアでした。HDMIポートは有りますが、ケーブルは有りませんでした。写真に写っている映像がなかなか、シュールです。
水回りもフェアフィールド・バイ・マリオットであります。海外のホテルと比較すると逆に充実していると言えます。
スリッパ修行もあり、いまだにアルコールシートも有ります。夏場ですが、エリスやヘルパンギーナやアデノなど流行っているので、こうしたシートを意識的に使うのは有効かもしれません。
水回り
トイレは他のFFと同じく、リモコン式であります。トイレットペーパーの品質も均一でした。まあ、綺麗です。
シャワーブースもレインとハンドタイプがあるのは変わりません。(札幌除く)本当に同じです。
シャンプーとボディソープも変わりません。逆に調達コストがかかりそうですが、盲目的にマニュアルに従うと言うことかもしれません。ドライヤーはテスコムではなく、コイズミでした。
部屋からの景色
部屋は何と嬉野温泉駅ビューでした。和風な駅舎の先には山並みが見え、のどかな景色が広がります。
夜はこんな感じです。ライトアップが効いていますが、人はいません。FFの有るところは本当に静かであり、面白いように日本の静かな場所に行きたいなら、FFであります。
こんなに近いので、部屋から新幹線が見えるかと思うと防音壁が徹底していて、通過する新幹線のパンタグラフとパンタグラフカバーぐらいしか見えませんでした。
通過音は結構、遮られており、厚狭駅近くにあるホテルに滞在したよりも全然気にならないです。運転本数がそもそも少ないのが大きいですが。
最後に
フェアフィールド・バイ・マリオットと言えば、紋切りのフェアフィールド・バイ・マリオットですが、違いは新幹線駅が目の前にあるという事です。そ
まあ、嬉野温泉に来て、温泉付き旅館に泊まりたくなるのは、佐賀らしく性ですが、こういう選択肢もあり得るかもしれません。温泉とマリオットをどっぷりしたいならば琵琶湖や修善寺の方が良いですが。