弾丸なドバイ観光の後に、ドバイ国際空港にあるルフトハンザドイツ航空ラウンジ「ルフトハンザ ラウンジ」のセネターラウンジを利用しましたのでお伝えします。
基本情報
基本情報は以下の通りです。
オープン時間
毎日 13:30-2:00
サービス内容
禁煙、化粧室、シャワー、無線LAN、テレビ、新聞、雑誌(英語、ドイツ語他)
ラウンジ入室基準
当ラウンジの受付は同一ですが、受付右側が「セネター」左側が「ビジネス」の各ラウンジとなっています。トイレやシャワー、ロッカーは共通のようですが、各ラウンジの基準は以下の通りです。
場所設備において、各ラウンジはあまり変わらないようですが、非会員でもファーストクラス利用者は「セネター」ラウンジが利用できるため、「セネター」の方が敷居は高そうです。
ターミナル1のコンコースDの免税品店街の上階にあります。
ターミナル1はチェックインカウンターの後に手荷物検査があり、その後交通システムで移動したところにコンコースDがあります。手荷物検査が混雑していなくてもラウンジにたどり着くまでに20分くらいかかります。
この場所はラウンジ銀座とでもいえるくらいたくさんのラウンジが集まっています。ルフトハンザのラウンジは他のラウンジと比較すると小さめとなります。
毒吐レポート
ラウンジ全景
スターアライアンスゴールド会員であるため、セネター側のラウンジの利用となりました。セネターラウンジはビジネスラウンジと比較すると少し大きめのようで、混雑度はガラガラで快適です。テーブル席、ソファ席のほか、3席ほどリラックスチェアもあります。全体としてはテーブル席が多く、ドリンクや食事をお楽しみくださいという感じです。
デザイン・インテリア


スタイリッシュなデザインでここが中東・ドバイと言う感じはしません。窓もあり、階下のコンコースが見えます。また、壁面はライトアップされており、森をイメージしています。ドイツの「黒い森」なのでしょうか。
ファシリティ
個室ブース
仮眠をするための個室ブースはありません。パーティションで仕切られた、リラックスチェアは3席あります。
電源・コンセント
電源はソファ席やリラックスチェア席にはあります。タイプは漢字の「品」に似たタイプです。日本のプラグを利用するにはアダプタが必要です。また、USBポートがあるため、スマホなどの小型の機器であれば、USBケーブルを取り出せばすぐに充電できます。管理が徹底しているのか各電源ポートに管理番号のステッカーが貼られています。
トイレ・シャワールーム


トイレはラウンジ内にあります。男女別にあります。
今回、束の間のドバイ観光で汗をかいたため、シャワールームを利用してみました。シャワーは空いていれば何も言わなくても利用できそうですが、受付に声を掛けて利用した方が無難です。デザインはシンプルで清潔感があります。ドライヤーやティッシュケースはメタル調で統一され、オシャレです。シャワールーム内にもトイレがついており便利です。シャンプー、ボディソープはディスペンサーがついておりエコ重視のようです。シャワーはハンドタイプとレインタイプがついており、水圧も日本と変わりませんでした。
インターネット
インターネットはWiFiで利用することができます。回線速度は快適であり、写真のアップロードにも便利です。
ロッカー
ラウンジ入口を入った横にあり、施錠もできます。受付カウンターの目前にあるので、「有人監視つき」と言えます。
食事・ドリンク
フード



ラウンジは小規模ですが、食事・ドリンクは充実しています。業務用のホットジャーがたくさん並ぶような規模ではなく、ボリューミーな料理も少ないですが、厳選されている感じがします。野菜・スティックやチーズがあるほか、野菜のディップソースにはわさびマヨネーズもあります。ホットミールでは煮込み系の料理のほか、みそ汁やグヤーシュもあります。



ドリンク


ドリンクについてはソフトドリンクのほか、アルコールもあります。ドイツの航空会社だけあり、サーバーはありませんが、ビールの種類も豊富です(ドイツ以外の銘柄が多いですが)。ワインは赤白泡があります。
コーヒーはCARIMALIのエスプレッソマシンが設置されており、カップウォーマーでカップも温められています。


食レポ


ドバイ市内の弾丸観光の後、当ラウンジでシャワーを浴びてすっきりしたら、お腹がすいてきたので、食べてみました。野菜とスープ(グヤーシュ)とビールにしてみました。


ビールはパウラナーというミュンヘンのビールをドイツらしいグラスに注ぎます。次のフライトもあるため食事は少量にしましたが、ドリンクはもう一杯いただきました。
勝手に星評価
毎回、独断と偏見で恐縮ですが、勝手に星評価します。
設備の充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
清潔度 |
★★★★★★★★★★ |
広さ・寛ぎ度 |
★★★★★★★★☆☆ |
ラウンジ内の雰囲気 |
★★★★★★★★★★ |
係員の対応 |
★★★★★★★★★★ |
フードの充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
ドリンクの充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
独自性 |
★★★★★★★★★☆ |
規模の大きさと食事の充実度を追求するのであれば、他のラウンジが最適ですが、当ラウンジはスタイリッシュなデザインで束の間の時間を過ごすのに良いと思います。また、全体として設備は清潔できっちりしているところがドイツらしさを感じます。
食事については、ミネストローネやコーンスープではなく、みそ汁やグヤーシュであり、拘りが感じられるところがとても好感が持てました。100点満点では92点です。
最後に
今回の旅行において、ヨーロッパの訪問地は南欧(ギリシャとキプロス)だけで、乗り継ぎもカイロとドバイであり、旅行としてはヨーロッパの雰囲気は少なかったですが、旅行の最後に当ラウンジでヨーロッパらしいデザインとビールを味わえて、飛行機で離陸し、日本に戻るのが名残惜しくなってしまいました。当ラウンジ以外のラウンジも利用できましたが、今回の旅行では当ラウンジを利用して正解でした。