セントレア(中部国際空港)にて、プライオリティパスを利用してお好み焼きを食べましたので、お伝えします。
ロケーション
場所はセントレア第1ターミナル 4階 スカイタウンにあります。真ん中の堂々としたエスカレーターから行くよりも、ちょうちん横丁の看板がある目立たないエスカレーターを上がったすぐの所にあります。
近くにはこれまたプライオリティパスで利用できる風の湯は目と鼻の先(10mもないくらい)のところにあります。
営業時間10:00~21:00(L.O.20:30)であり、セントレア国内線でプライオリティパスでタダで食べられる食事処としては風の湯と並び遅くまで営業しています。
プライオリティパスの他には、ラウンジキーとダイナースクラブでも利用できます。オーダーが入ると店員さんは「パス、テイクアウトでーす。」と合図をしていました。ダイナースだとナス、ラウンジキーだとキーとか呼ばれているのでしょうか。
普通ののお客さんは「一般、店内でーす。」でした。
プライオリティパスでタダで提供できるのは以下のとおりです。
最大2時間のご滞在およびレストランが指定する3,400円(JPY)相当のセットメニュー(ご提供している場合はアルコール飲料も含む)を1回無料でお楽しみいただけます。
メインのお好み焼きが何種類か選択でき、サイドメニューとして、"ぼてから"と言う名の唐揚げ、ドリンク1杯でした。
夕方の18時過ぎに成田から到着した飛行機から直行してみました。待ち時間が気になるところですが、店前の丸椅子に1人が座っていましたが、テイクアウト待ちであり、すぐに店員さんが搭乗券とプライオリティパスで受付をして、プライオリティパス専用セットの中から、注文をしてくれ、すぐに中に通されました。
実食
店内は関西空港のぼてじゅうとは違いかなり狭い店鋪でした。4人掛けのテーブル席(1-1分割も可能)が4席ぐらいでした。
利用した時間は18時過ぎでしたが、意外と空いていました。しかし、食べているうちに行列ができていました。おそらく、自分はプレミアムクラスで一番に外に出て一目散に来たので、空いていたのですが、トクたびマイル利用が多いと想定される普通席の人は後となったため、殺到したと言うことかもしれません。
そして、かなりのパスの人がテイクアウトであり、入り口前の丸椅子で待っている感じでした。一方で店内組は一般客が意外と多く、半々くらいでした。KIXとはかなり違う状況です。
途中で店員さんがテイクアウト用の手提げの紙袋を倉庫から大量に持ってきていたので、かなりのテイクアウト需要がありそうです。個人的には551豚まんみたくならないように地産地消としました。
ドリンクは1杯無料であり、アルコールは生ビール、ハイボール、レモンサワーから選択が可能でした。一般メニューもあまり選択肢は少ないようです。
ソフトドリンクではウーロン茶、オレンジジュース、コーラ、ジンジャエール、アイスコーヒー、ひやしあめからの選択でした。
機内食だとアミューズとも言える状況であります。何やらお菓子のようなものが皿の上にあります。
ぼてぢゅう 塩バターどら焼きであります。同社によると
「丹波の黒太郎」監修の丹波黒豆を使用した『ぼてぢゅう®︎ 塩バターどら焼』を関西国際空港、国内線飲食エリア「Japan Traveling Restaurant」にて、販売を開始いたしました。
しっとりふんわりとした特製生地の中には、ゴロッと大粒の本場丹波の黒豆が主張した、口どけの良い塩バタークリームと餡子をサンドした唯一無二の絶品の味。
日本の空の玄関口にて、関西の新土産を是非ご賞味ください。
KIXで販売されていると言うことですが、NGOでも味わえるとはと思いつつも、一回も食べたことはありませんでした。これからお酒とお好み焼きを味わうのにと思い、翌日の朝食用に持ち帰りました。
そして、こだわり酒場レモンサワーであります。このタンブラーの雰囲気で騙されてしまいます。薄いくらいがお好み焼きには良いくらいです。
食事が来るのを待っていると厨房から南アジア方面の言葉でのやり取りが聞こえてきました。実際に見てみると南アジアの国のいずれかのような感じの調理師さんでした。まあ、国際空港ということもあり、英語必須ということかもしれませんが。
そして、サイドメニューの唐揚げです。サイドという割には大きく、しかも4個もあります。今朝はランチパック1個のみで、しかもジョギングをして、昼も食べていなかったのですが、プレミアムクラスの食事が地味に効いてきます。
唐揚げの代わりにアルコールもう一杯として欲しいところでした。
そして、メインのお好み焼きであります。ミックスにしてみました。心なしか、KIXよりも大きく感じます。KIXはねぎ焼きだったので、そもそも違うのかもしれませんが。
お好み焼きが出てきたのが、受付をしてから約10分くらいでした。
プライオリティバスのオーダーは一気目が多いので、時短といえば時短も可能であり、ある意味、マイル修行においてPP単価やFOP単価を追い求める人種にとっては最適解なライフスタイルかもしれません。
ヘラで割ってみます。大量の麺が分厚く詰まっています。キャベツや豚もあるのですが、麺の存在感が強く、プレミアムクラスの食事も相乗して、食べ終わる頃にはお腹はパンパンでした。名古屋弁ではお腹ポンポンらしいですが。
受付をしてからお好み焼きが出てくるまでが10分、個人的にはかなりの早喰いであり、食べ終えるまでが10分のトータル20分くらいでした。混んでいると当然、待つのでトータル1時間ぐらいはかかるかもしれません。
当初の目論見では、ぼてじゅうが18時半過ぎに終えたら、FODに向かい、ワインとステーキでもと思っていたのですが、想定外のボリュームであり、お腹ぽんぽんであり、断念してホテルに直行しました。プレミアムクラスにしないと良かったとは思いつつも、プレミアムクラス出ないとぼてじゅう店内での実食は時間がかなりかかったと言えます。
最後に
日本国内線において、プライオリティパスで利用できるところはほぼ、利用しました。特にセントレアはタダ飯銀座であり、国内線利用だけでもアメリカン、お好み焼き、鍋焼きうどん、韓国料理と選択肢があります。選択肢と言いましたが、プライオリティパスの契約によっては実質、いずれも一度に利用できてしまいます。
休日はなかなか実現しませんが、JAL208便を利用すれば、朝は遅めの朝食をお好み焼きにして、セントレア島内を歩き回って汗をかいて、お腹が空いてきたら、風の湯で昼食をとり、サウナでさらに一汗をかいてすっきりします。
時間があるようであれば、クレジットカードラウンジでまったりして、場合によってはパソコンで作業をしても良いかもしれません。この辺りはマリオット上級会員であれば、レイト(モバイル)チェックアウトを絡めて、荷物の自由も実現できるかもしれません。
そして、最後はお酒と食べ物の選択肢が多いFODのアメリカンレストランに行って、ほろ酔いで帰京とか出来そうです。朝から晩までタダ飯、タダ飲み、タダ風呂三昧はなかなかありません。
まあ、こんなことを繰り返していたら、血糖値がどうなるかはわかりませんが。まあ、島内ウォーキングをきっちりしていれば、逆に健康的で文化的なクオリティライフが持続可能かもしれません。調味料かなりきつめではありますが。