中部国際空港にくつろぎ処にあるプライオリティパスセットメニューでは2つの中から選べるセットメニューがあり、いずれもタダで比較してみましたので、お伝えします。
くつろぎ処のプライオリティパスでの選択肢
プライオリティパスが利用できるラウンジやレストラン以外にスパ施設の利用ができます。風の湯で知られる『くつろぎ処』であります。プライオリティパスでタダで利用できる選択肢は下記のとおりです。
- SPAメニュー請求額を3,400円の割引(税込)
- 入浴+韓国料理メニュー+アルコール1杯
- 入浴+名古屋めしメニュー+アルコール1杯
SPAメニュー以外はドリンクがアルコールでない場合はソフトドリンク1杯とアイスクリームの提供となります。マッサージ派の人にSPAメニュー一択となりますが、お風呂と食事派の人には気になる二択でもあります。
ちなみにマッサージはもみほぐしが30分で3,900円(税込)となるため、若干足が出るようです。
まあ、日本で唯一、プライオリティパスでタダで整えられるのは画期的なことかもしれません。ある意味、時代に乗っているのかもしれません。
ちなみにタオルはデフォルトでハンドタオルとバスタオルがついているので、余計な課金は必要ありませんし、マイタオルを持つ必要もないのもメリットであります。プライオリティパスでなく、普通の場合は+200円なのでお得なのかもしれません。織り込み済みとは思いますが。
お店の推しは韓国料理か?
お店の入り口横に目立つように設置されているメニューポスターにはお店内で食べられるメニューが9マスに区画されてレイアウトされています。そのうちの4マスを使いアピールされているのが石焼ビビンバとハーフ&ハーフ(石焼ビビンバ+韓国冷麺)であります。そして、もう一つの選択肢である名古屋めしは1マスで下段に位置しています。
この推し方だとお店としては韓国料理の方が良いと言うことかもしれません。ただ、逆に言うとサービス品質の維持や利益率を考えるとお店にとっての推しという事にもなるかもしれません。
カレーや定食、丼、お子様メニュー、そばやうどん(味噌煮込みではないもの、冷と温)と昭和のデパートの上にあったレストランというかバス旅での蛭子さんが選ぶメニューとなっています。
名古屋めしメニュー
中部国際空港に到着した日は晩こばんの時間であり、プレミアムクラスでも食事をしていたので、ご飯ものか麺類かというと麺であります。
営業時間は10:00~21:00であり、夜の時間は行列と言うほどまでではありませんが、結構、混んでいました。
名古屋めしセット全体であります。メインは当然ですが、赤味噌を使った味噌煮込みうどんであり、牡蠣など入ったものではなく、プレーンタイプであります。サニーレタスのちょっと盛り盛りでないサラダやエビフライが1本ついています。
加えて、白米もちょっとばかりついています。何か海老と味噌の原価が気になります。味噌は愛知県産でないと名古屋めしと言えないとか、エビフライは出来立てマストとかこだわりがあるのか不明ですが、個人的には、大人もかなりの年月をやっているとこれぐらいのボリュームでないと消化が大変ですが。
ちなみにドリンクはレモンサワーでした。周りを見渡すと味噌煮込みうどんかビビンバでしたので、大半はプライオリティパス利用と言うのが想像つきます。
煮込みうどんはどうしても煮込むため、食材がユルユルとなるため、映えがと言うところでありますが、味はしっかりと濃いめでした。エビフライは揚げたてであり、うどんと相まって舌のやけどが気になってしまいます。
揚げ物を食べた後なので、サウナ長めでトータル2時間ぐらい滞在して、退散しました。
お腹は一杯であり、サウナが気持ち良く、すっきりしたため、夜空を見上げながらホテルまで歩いて就寝となりました。
韓国料理メニュー
ホテルの朝食はポイントに換えて、朝食を抜いて、午前中早めにチェックアウトします。清々しい天気の日でした。午前11時前に行くとスムースにアクセスできました。子連れが多い、FOD側とは対照的であります。
プライオリティパスと搭乗券を見せてアクセスします。セットメニュー以外の選択肢はないかと言うと、セットメニュープラスに有料でオーダーすれば可能であるので、エビフライをもっと食べたい、湯上りなので最後はアイスクリームで〆たいと言う場合にも選択肢があります。
チヂミなど3種はプレミアムクラスの方がもう少し大きいぞと言いたくなるくらいでありますが、サラダ自体は前回の名古屋めしメニューよりは量が多い気がします。昼は多め、夜は在庫ロスがあるのか少ないという事で少なめなのかもしれません。
なかなか、生野菜サラダ(野菜スティックは別として)と晩酌と言う人は少ないので現実なのかもしれません。ちなみにドリンクはグレープフルーツサワーでした。
そして、肝心な石焼ビビンバと冷麺であります。味噌煮込みうどんと比較すると写真映えもボリュームもこちらの方が大きいと感じであります。ビビンバに卵が1個、ハーフ冷麺に半玉とかなり卵を食べた日でもありました。
ビビンバはおこげができるくらい熱々ですが、冷麺は当然、ヒンヤリしているので、羹に懲りて膾を吹くと言うフォーメーションが取れました。
全体に韓国料理メニューの方が食べ応えがあった感じはありますが、原価などを考えると名古屋めしセットは一つ一つの品にコストがかかっているのかもしれません。米も冷麺も保存が効く、ナムルやキムチも有る程度日持ちするという事で、天候に影響される空港での経営としては推したいのかもしれません。
夜に行った際は湯上りの人が沢山座っていた休憩スペースは午前中という事でガラガラでした。このあとサウナは30分ぐらいで整えて退散して、保安検査場を通過しました。
最後に
冷静に考えると韓国料理も名古屋めしもセット的には1,400円~1,500円程度であり、タオルセットの入浴料が1,500円なのでトータル3,000円と同じセントレアにあるハンバーガー店が3,400円までメニュー選択が自由となると少ない感じがしますが、食事メニューは炭水化物多めではありますが、結構食べられました。
お腹が空いていて、サウナに入りたい時には味噌煮込みうどんでもビビンバでも満足できるかもしれません。
こうしたシステムを利用すること自体が旅の一つとなるのもプラス要因かも知れません。