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ANAステータス修行 ライフソリューションサービス獲得の注意点

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ANA上級会員への近道としてANAマイル ライフソリューションサービス利用がありますが、注意点を整理してみました。

ライフソリューションサービスとは

ライフソリューションサービスに関するお問い合わせがあり、改めて整理してみました。ライフソリューションサービスの定義は以下の通りとなります。

ステイタス獲得条件の対象となるライフソリューションサービスは12サービスに分類され、下記条件を達成した場合に、翌年度のステイタス獲得に向けたライフソリューションサービス利用数としてカウントいたします。

マイル積算またはANA SKY コイン積算を伴うご利用であること(ANA Pocket・ANAマイレージクラブ モバイルプラスを除く)
サービスごとに定義する「ご利用日」が対象期間内であること

ANAホームページより

これまでは飛行機搭乗一本でしたが、コロナ禍を経て、経営リスクを避けるため、飛行機以外の日常サービスに関連する事業も成長させていく中の1つの環取り組みと言えます。

また、多様化するライフスタイルの中で1人でも多くの人々をANA経済圏に取り込もうとするものでもあり、こうした動きは航空業界に限らず、いろいろな業界で進んでいます。

3つの条件をクリアが必要条件

プレミアムポイント

ANAカード決済額

ライフソリューションサービス利用数

以上はどれ1つ欠けることなく、目標とするステータス獲得の基準を達成しないといけません。

ライフソリューションサービスはブロンズ狙いでは4つ、プラチナ以上狙いで7つであり、狙うステータスによっては飛行機に搭乗するよりも遥かに少ないコストで条件はクリアできます。

しかし、ANAカード決済額の条件は意外とハードルが高いと言えます。最初のステータスのブロンズでも300万円であり、月平均すると25万円となります。電気料金からスマホ利用料、スーパーでの買い物、航空券の購入などありとあらゆるものを決済すれば達成できると思いますが、JALマイレージバンクがメインでJALカードもメインでサブステータスとしてANAブロンズが欲しいとかなると、ライフソリューションサービスをミックスせずに素直にフライト1本でステータスを獲得した方が安上がりなようにも感じます。

いずれにしても、この3つの条件がクリアしないと各ステータスが得られないので色々と気を遣う必要があります。

ライフソリューションサービス利用数に金額の多寡はないが

ライフソリューションサービスは全部で12サービスあり、そのうちのいくつかを達成することで各ステイタスの基準の条件の1つであるライフソリューションサービス利用が達成されます。

各サービス利用については利用金額の多寡はなく、最小の利用でも達成となります。実際、ANA FESTAでペットボトルぐらいしか利用していなくても、クリアとなっていたりします。

ただし、重要な点として、ANAマイルが積算されるという点であります。

オンラインショップなどの場合はANAサイトからのリンクを経由しないと反映されません。例えば、ANAマイレージモールではAmazonなどのECサイトも加盟しており、Amazonページをブラウザにブックマークしているケースもありますが、それではライフソリューションサービスの1つを利用したことにはなりません。

きちんとANAサイトからの導線を利用する必要があります。マイル口座残高のページがかライフソリューションサービス達成状況へのリンクがあり、そこから各ライフソリューションサービスへのリンクがあるので、オンラインストアや旅行サービス、保険加入などする際は意識してリンクを経由する必要があります。

また、ANA FESTAなどのリアル店舗ではANAマイレージクラブ会員か聞かれるので意識的にANA会員番号を提示することを意識する必要があります。ただ、セブンイレブン利用とかの場合はANAカードで決済した場合は店舗のレジから自動的にマイレージ番号が反映されるタイプもあったりします。

そして、先述の通り、マイルが積算されることが条件であり、マイル等を利用して無償で購入した場合は逆に対象とならないのでこれも注意点であります。

サービス利用数カウントまでに時間がかかる

そして、個人的に1番ヒヤヒヤするのが、達成クリアがカウントされるまで時間がかかるということです。ライフソリューション各サービスは毎年12月15日までに利用したことが確定すれば各サービスクリアとなります。オンラインストア利用の場合は発送された日がカウント契機となるなど細かく注意する必要があります。

そして、各サービスによりカウントが反映されるまでの期間がまちまちと言うことも理解しておく必要があります。

例えば、ANAマイレージクラブモバイルプラス利用では、登録した日に即日にカウントされる一方で、ANAマイレージモールで最大6カ月後と言う場合もあります。基本的にライフソリューションサービスをミックスしてステータスを獲得する場合、そのステータスは翌年4月1日から享受できるため、3月末までにカウントが確認されれば、良いのですが、本当にステータス獲得ができたのか、ヒヤヒヤするところであります。

もし、ライフソリューションサービスを利用してステータス獲得をするのであれば、早いうちにサービス利用していた方が精神的に安心できます。

実際にANA公式サイトでは利用は余裕を持ってと記載されています。

www.ana.co.jp

最後に

ライフソリューションサービスは飛行機に乗る余裕がない時期が続いたりする場合に有効でありますが、大きく3つの違う要素の条件のクリアが必要であること、さらにその中の条件の1つであるライフソリューションサービスの何個達成については、各サービスのカウントに対する時間的な反映が不揃いであることもあり、多方面で気を遣う必要があります。

ダイヤモンド+moreはこのライフソリューションサービスを絶対に利用しないと達成できないステータスでありますが、それ以外は純粋に飛行機に搭乗した方が愚直で良いかも知れません。

とは言え、インフレが進む中でもANAカード決済額は固定しているようであり、航空運賃が上昇気味の昨今は、複雑でも神経を使うライフソリューションサービスの利用も考慮に入れて行く必要がありそうです。

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